今日の収穫

無線・写真・登山のブログ

新宿から仰角30°の空へ(3日目)

2022年09月12日 18時55分05秒 | 災害

タイトルの意味、特にありません。 

陽性というのはこっそりと(笑) 

画像を撮ると、ちょうど30°位?なので(大笑い)

扁桃炎の症状は治まりつつありますが、ニューキノロン系抗菌剤「クラビット」を手に入れるのに、いろいろと面倒が起きるので断念。 耳下のリンパの腫れ+右内耳の痛みが引けば。

咳・鼻水が有ったとしても、状態の確認のみで終了するので、もう健康管理システムへの入力は省きました。 面倒で状態入力を省いている人が多いのかも。 知識がない人にはリスクですが。

あくまで扁桃炎の症状であることを把握していることと、時系列で症状の変化を理解できているので、省略しているだけです。 これをお読みの方、同じことはしないでいただければ。もう一方のフロアのほうがにぎやかだったかもww 無線的にはこのフロアのほうが・・・

 

My HER-SYSで健康状態入力しても、保健所はなにも接触してきません。 たぶんできる能力(組織としての)がないんですよ。 宿泊療養は東京都のホテル療養事務局と初回の段階で協議しているにもかかわらず、きのうは陽性者向けの食事の配送が家に向かっていたようで。 家にいないので丁重にお断りしました。

 

今日は12:00の食事の放送がこのフロアだけ漏れていたようです。 このフロアで、ほかの方とお会いしていませんので、もしかするとわたし1人かも・・・ 同日に入所された方いるはずなのですが。

からだを動かすのが少ないので省エネです。 提供されている弁当と、あわせてもらってきているカップ焼きそば1個でおおむね足りています。 つぎの日曜日に体重が減少しているかは微妙でしょう。

 

パソコンがなかったら、スマホで何かをしようとは思えません。 

健康管理システムへの入力も面倒になってしまいます(笑) 

ノートパソコンの性能が低すぎて、エミュレータさえ動かせません。 

なのでゲームもできません。 スマホでログインするのが面倒です(大笑)


忘れていたブログです(笑)

2022年09月10日 19時57分59秒 | 災害

カテゴリーを災害にしていますが、まさに災害です。

としまえん閉園花火以降、ブログの存在は忘れ気味となり、ほとんどInstagramとFacebookに傾き(笑)

としまえん花火最後の部分です。

 

12人のクラスターには打ち勝てませんでした。 2~3人であったら、たぶん大丈夫だったのでしょう。 それにしても人数が多すぎました。 感染防御対策の手前の段階が甘かったですね、医療の部分でも。 週明けまでの様子見は、本当に最悪です。 こういう考えしか持たない医師は本当に迷惑です。 感染拡大を防止すべき立場側が広げるんですから。

 

ということで、最後まで粘りましたが、残念ながら昨日(9月9日)に抗原検査で陽性反応。 その場で診断となり本日より宿泊療養。

タバコ吸いたい気分もありますが、扁桃炎のあおりで吸う気は半分しかないので、ちょうどいい機会?

 

療養先の夜景です。 中央奥の細いマンションは四谷三丁目駅辺り?

 

感染対応中に、副鼻腔炎が暴れ始め、口蓋垂が荒れ始め、早く抗菌剤(クラビット500mg)を手に入れないとと思いながらクリニックに行けず、扁桃炎が爆発し38.7℃まで。 9日の抗原検査で陽性の診断。

前日8:05の自前抗原検査は陽性反応なし。 火曜日の検体でのPCRでも陰性。 う~~ん残念でした。

 

医師はいい加減ですね。 このコロナ渦だからと、ろくな診察もせず、発熱があったから、抗原検査で陽性だから。 と、発熱があたかもコロナウイルスによるものであるとひとくくりにしている模様。 そもそもこの医師はわたしのことはお気に召さないのが、毎度態度に出ていますので。 特段、コロナウイルスによる症状はないんですけど。 熱の起爆剤は扁桃炎なんですけど。 そんなのだから、モデルナワクチン接種による倦怠感への対処もできないんだよな。 いつもの先生が長期入院で、行きたくはない今回のクリニックへ行かざるをえず。

 

残念ではありますが、本日より宿泊療養です。 これに伴い、家族の待機期間が劇的に短縮できますので。

療養施設にパソコンを持ち込んでいます。 病院でなくてよかったです。 東京都知事に感謝しないと。


高潮の潮位データ(平成30年台風21号)

2018年09月05日 21時29分04秒 | 災害

ブログを1ヵ月半以上放置してしまいました。

その間に、いろいろと災害が起きました。 東京で災害が起きないのは、運が良いだけのことなのでしょう。

関西国際空港での、タンカー衝突による連絡橋損壊はただならぬこと、というよりは連絡橋があんなにももろかったというのはなんとも・・・

空港島停泊とはいえ、沖合停泊とさほど変わりがないのではと思い。

あの連絡橋を渡ったのは、2000年2月9日(JMBの搭乗履歴でJL116便←伊丹が減便されていた頃)の南海本線+空港線の空港急行での1度だけ。 ですので、道路橋ではありません。 まあ、とにもかくにも空港急行といえども、羽衣から泉佐野まで長く感じまして、二度と関西(KIX)から乗るものか! と思ったあの当時。 新幹線で帰ることに嫌気がさして関空経由で。 多分B777-200に初めて搭乗したのだと思います。

飛行機嫌いの私が飛行機を使うようになったのが、1998年の3月30日あたりの伊丹→羽田から。 このあとにJMBに入会したようですので、入会して20年ですね。 鉄道好きの私でも、新幹線の東京⇔大阪は敬遠します。

 

さて本題。

台風21号渦中の大阪の潮位観測。 第2室戸台風の潮位を超えていますね。 私は江東区生まれですが、昭和33年の江東区の水害は存じ上げません。 0メートル地帯ですので、いつ水害が起きてもという感覚ではいました。

こちらは神戸。 大阪に比べ潮位が低いとはいえ、やはり第2室戸台風を超えています。

これまでにないことが起きているのは異常なのでしょう。

消防団員ですので、水防態勢発令から解除までメールが来ますが、若干ではありますがピリピリになります。 今年は水防態勢発令の頻度が高いのでしょうか。 何事もなく終えていますので良いのですが、日頃からの準備は重要ですね。 

 

関空連絡橋のことで、古い記憶がよみがえりました。 とはいえ20年ですが。 でも、そんなにたつのだなあと・・・

乗るのであれば伊丹で十分です。 でも、JMBダイヤモンドとJGCプレミアの皆様を、伊丹では搭乗順番でぶっちぎることが出来ません(笑)

 

2000年02月09日JL 0116 関西-羽田 エコノミークラス 278

1998年06月09日JL 0108 伊丹-羽田 国内線クラスJ 278

(クラスJ=当時はスーパーシート +4,600円)

1998年05月28日JL 0107 羽田-伊丹 エコノミークラス 278

1998年05月26日JL 0108 伊丹-羽田 国内線クラスJ 278

1998年04月30日JL 0108 伊丹-羽田 エコノミークラス 278

 

 

 

災害時の装備

2015年10月03日 21時21分17秒 | 災害

 東京都では防災ブック「東京防災」が配布されています。 これとともに東京消防庁管内各消防署では防災セミナーも行なわれています。

 宝永登山とこれ以降の金時登山は必ずヘルメット等の装備を携行していますが、この装備が災害発生時の装備とイコールにもなります。

 実に、作業用ヘルメットです。 一般の登山の方でファッション重視であれば、作業用ヘルメットは「ちょっと・・・」となるはずですが、私自身は西友・LIVINの2,980円のカーゴパンツとユニクロのメッシュTシャツで足りますので装備としては十分です。 画像のヘルメットは飛来・絶縁のヘルメットですが、飛来・墜落・絶縁のヘルメットが良いでしょう。 夏場は通気孔のあるヘルメットも良いかもしれません。 しかし電気(絶縁)では禁止されています。

ヘルメットは飛来・落下の国家検定品で1,000円前後。(※飛来・墜落・絶縁はもう少し高いと思います。 墜落用はヘルメットの内側にクッションが入っています。)

 ゴグルは山本光学のYG-5100Dで2,200円前後。(※曇り止めダブルレンズで交換可能。 眼鏡をかけたままでも装着可能です。 通気孔付きですので完全防御のゴグルは別のものを。)

 ヘッドライトは1,000~2,000円前後で。(※単三電池・単四電池の備蓄もお忘れなく。 私は200本ほど備蓄し、使いながら40本単位で補充を繰り返しています。)

 ゴグルとヘッドライトは、クリップで脱落防止を行うと良いでしょう。 クリップは3個使用したほうが良いかもしれません。 ヘルメットの型により使用できるクリップが変わります。 ヘルメットと同時に購入することをお勧めします。 ワークマンなどの作業用品のお店でご相談された方がよいでしょう。

 このヘルメットには顎当てをつけていますが、ヘルメットには標準装備されていません。 通常の作業で顎当てを使用することはないでしょう。 消防職員は顎当てを装備していますが、目的は顎の保護と衝撃を受けた時の他の部位への影響防止のようですね。 いずれかの消防本部の制服規定に記載があるかもしれませんね。

 建物倒壊・外壁破損などの理由でほこりが多くなるのは、災害現場の共通事項ではないでしょうか。 ゴグルはホームセンターなどで安価なものは300円程度で購入できますが、やはり「安物買いの銭失い」なんてことが考えられます。 このゴグルですが、レンズにグレードがありますので、1,300円前後の普通グレードのものもあります。 冬場ですとレンズ内側が曇ることも考えられますので、地域・状況に応じたものをお選びいただくのがベストです。

 

 上の画像は災害時支援ボランティア活動時の装備ですが、災害発生時に個人の装備としても使えます。 ボランティア活動時に無線を使うことは少ないです。 というか、無線を使える人があまりいないのと、アマチュア無線を開局されている方はいらっしゃいますが、特定小電力とデジタル簡易無線をお持ちの方はいらっしゃいません。

 画像の装備は左からグローブ・ポーチ・CPR用ポケットマスク・デジタル簡易無線です。 この装備は災害時に個人としても十分役立つものです。 無線はぜひお持ちになられた方がよいでしょう。 

~~このような想定ができます。~~

 1.自宅から避難所へ避難をしました。 

 2.避難所に掲示板が用意されました。

 3.家族の誰かが情報の確認に向かいます。

 4.新しい情報が出ていました。

 5.しかし、携帯電話回線は基地局の破損・

  電源喪失・輻輳などで機能していま

  せん。

 6.そのため情報の伝達に家族のいる場所に

  戻ります。

 7.その情報は何らかの配布の情報ですでに

  順番待ちが多く、情報伝達と家族への確認

  のため複数回の往来が発生し列に並ぶまで

  までに時間を要した。

 上記のようなケースでもし無線機を家族間で装備していれば、短時間で情報が伝わりますしあえて戻る必要もなくなります。 たびたび言われますが、無線をお使いになられたことがない方は「そんなもの。」という考え方です。 上記のケースなら特定小電力無線でよいでしょう。 狭い範囲の中に家族全員がいますので!! 重要なのは短時間に情報を正確に伝えることです。

 1.自宅は木造2階建て 2.避難所まで1km 3.住宅密集地で中層マンションも複数ある という、ケースを想定してみましょう。 特定小電力の0.01Wですと密集地では100~200mですので、当然通信成立しません。 1Wのデジタル簡易無線ですと外部同士の郊外の密集地で1,700m程度は可能でした。 このケースでは使い慣れないと自宅内でかつ1階から送信することが見込まれますので、1Wでも届かないのではないでしょうか。 自宅2階の見通しの良い位置なら1WでもOKかも。 と考えますと無線を使い慣れない方ですとデジタル簡易無線の5Wが必要でしょう。

 「携帯電話があるからいいや」なんて安易な考え方をされますが、携帯電話・インターネットは機能しないでしょう。 電話局内の交換機等の耐震強度と非常電源容量が増えたとしても、通信量増大による非常電源の機能停止と、東京電力送電鉄塔倒壊での送電停止での電源喪失という隠れた要因で、結局はガラクタになるのではと思っていますので、基地局依存型の通信インフラと切り離せる通信手段の確保を。

 避難所と言えば川崎市中原区の分譲マンションで、マンション防災対策構築で川崎市から避難所受け入れ拒否を受けたケースがありました。 そこまでの人数を受け入れるのは困難なので!ということでした。 発災後、避難所へ皆さんが集まってくるのは想定できることです。 東京の人口からして、これだけの人数を避難所が受け入れられるわけもないですね。 平成23年東北地方太平洋沖地震(いわゆる東日本大震災)では、年齢層が高いほど自宅避難が多く(2~3日分の食料備蓄あり)、年齢層が下がるほど(20~30代・備蓄なし)避難所に駆け込んだとのことです。 避難者の実に1/4は避難の必要がないのに避難した。 これでは避難所も受け入れできないですね。 避難するための訓練はやめましょう。 防災のための訓練をしましょうというのがこれからの流れです。  

 しかし、情報が集まりやすいのはやはり避難所でしょう。 いくら自宅避難だとしてもごく一部は頼らざるを得ないのではないでしょうか。 ですので情報収集のために自宅避難者は自宅と避難所を往復するケースが多発するのではないでしょうか。 情報のやり取りのために無駄に時間と労力を費やすことは、二次災害ともなるでしょう。

 ”情報を制する者は世界を制する”ではないですが、家族3人なら3台、4人なら4台。 全員が同時に情報を受け取れることが災害時には必要でしょう。 ちなみに私の住まいは分譲マンションの6階で、避難所まで直線で600m程度ですので、特定小電力では力不足ですがデジタル簡易無線の1Wで十分機能するでしょう。 特定小電力・デジタル簡易無線ともにあと1台ずつ欲しいですね。 アマチュア無線という最大の武器がありますが、無線従事者免許・無線局免許を要しますので家族には進めるのは好ましくないです。 運用も慣れるまでは難しいですし。

 1.無線機を買いました。 

 2.災害まで物置に置いておきました。

 3.災害時に使用したら混信で使えません

  でした。

 ここでの問題です。 結局「無線は使えないじゃないか!」となりそうですが。 実に災害時に落ち着いて取扱説明書を読む時間なんてありません。 設定していたチャンネル(周波数)が混信していただけで、他のチャンネルは空いていた。 ということも考えられます。(実際の災害時は本当に全チャンネルが混信するかもしれませんし、特定小電力の出力の低さが奏功し混信しないかもしれません。) ですので、日常のレジャーの中で。 地域の防災訓練時に。 使用してみてください。

 防災訓練時に←「なにそれ、そんなの必要ないじゃん。」という言葉が返ってくると思います。 その時には「こんな考えのブログもあるんです。」と言ってみてください。 特定小電力無線局は免許不要です。 ですので災害対策に各戸で装備している地域もあるようです。 購入するときは、価格重視はしないでください。 アンテナの長さ(長いもの)・防水性・電池1本で運用できるもの・国内の無線機メーカー製(ICOM等)、の順で無線機を選んでください。

 特定小電力と称して「電波が飛びます」は電波法違反(1年以下の懲役または100万円以下の罰金)になります。 無免許で非常通信のためにアマチュア無線を装備しますと、やはり電波法違反になります。 非常通信という言葉に騙されるかもしれません。 電波法の目的外通信での非常通信で、免許を付与されている無線局に対する認められた事項です。 免許がない=目的外通信(非常通信)も認められません。

*****無線のところだけ異様に長くなりました。*****

 

 ポーチ内の備品です。 左からN95防塵マスク(排気弁付き)・スーパーにある薄い袋・ウエットティッシュ・ボールペン・メモ。 下は手袋。 手袋はゴム・シリコンなどいろいろあります。 アレルギーの方は素材にご注意ください。 ご用意されるときは、できれば医療従事者(医療現場)向けの使い捨て手袋が良いですが、1箱100枚等と量が多いので、躊躇されるならスーパーの薄い袋をお勧めします。 1箱150枚等と平常時の自宅のキッチンでも使えますので。

 情報収集にはメモも必要でしょう。 私なんて5歩歩いたら忘れちゃいますので(酉年ですが、なにか!)というわけではありませんが、情報の歪曲(不正確な情報)も危険です。 トラブルの原因です。 メモに残すことも重要です。 

 グローブは登山用の革製・作業用の革製・救助活動用のケブラ繊維などが良いでしょう。 画像のグローブは作業用の単なる滑り止めグローブにすぎません。 隣の木造住宅が倒壊しました。 倒壊建物の中に居住者(所有者)が逃げ遅れで、救助を求めています。 この時点で公助は到達できませんので、共助での救助となるでしょう。 そこまで?と思われますが、隣人から救助されるケースは複数にのぼるはずです。 木造住宅では折れた木材・釘などで負傷することが想定できます。 素手では救助するにも限度があります。 

 

 個人の災害用装備とボランティアの装備はほぼ共通です。 が、使用するヘルメットを変えるごとに装備し直すのは手間がかかりますので、二重の装備となっています。 個人の装備=登山でも使用可能です。 登山用品のモンベルさんも防災を手掛け始めています。 登山と防災は実に装備を共通で使用できます。 御嶽山のあの状況を考えると、装備引き上げは必然でしょう。 さすがに噴石が体に直撃すれば、生存できない可能性は高くなるとは思いますが、「最悪の想定」と「最善策」に対する対策は重要です。 あえて二重装備にしているのはJR東日本E233系の考えと同じです。 過剰装備とも思えますが、一方の装備がダメージを受けても他方でリカバリー。 ですので保管場所も変えています。(どちらもダメージを受けたらあきらめるしかありませんが。)

皆さま、日ごろからの備えを。

 

 アマチュア無線からの災害対応という考えから、レピーターの電源喪失を考慮すると、都内レピーターの電源喪失による停波の可能性は想定しておかないとなりませんね。 停電対策の取られているレピーターでも、外部電源の復旧がないと2~3日が限界でしょうか。 東京都内の災害を想定すると埼玉県下のレピーターであれば電源喪失の可能性は低くなりますので、仮にゲートウエイ喪失でも有効性はかなり高いでしょう。 しかし災害はどの程度の規模で発生するかはわかりません。 臨時レピーターを設置するのであれば、被災エリアとエリア外を1局でカバーできるのがベストなのでしょう。

 レピーターに依存しない通信手段の確保と訓練も良いかもしれません。 須走五合目・吉田五合目・渋峠・八溝山など関東をカバーできる高所で、自動車で直接行ける高所にキー局を設置。 情報を被災エリア外に伝達することも、情報伝達の手段としては良いのでしょう。

 


深発地震

2015年05月31日 12時32分02秒 | 災害

ブログ記事の原稿を紙に出力していじっている時に、「地震!」「8.0!」と言われましたので、パソコンを覗いてみると・・・

初めてみました。M6.9以上。 緊急地震速報が出なかったので、明らかに深発地震であることは判断が付きました。 てっきり鳥島近海かと思いましたが。 M8.5のP波はとてつもないということでしょう。(気象庁はM8.1:震源は682kmへ訂正。であってもやはりM8クラスはすさまじいですね。この速報のM値はほぼ合っていたということです。)

鳥島近海地震(深発)ですと、2012年1月1日M 7.0:震源の深さ約397 km。 この地震は震度4でしたが、震源が深いため緊急地震速報は発表されず。 小笠原西方沖地震ですと、2010年11月30日M7.1:震源の深さ約490km。 今回の小笠原西方沖地震では、速報では画像の通り震度2。 実際は23区内は震度4。 大きな揺れの間は、無線・PCラックの横から動きません。 あえてソファーからラック横に移動しました。 どうしてもテレビより無線とパソコンの優先順位が高いです(笑)

揺れの治まらない時点でお呼びしましてすみません。


応急手当と命の重み

2014年02月15日 23時43分02秒 | 災害

 家族の命と、第三者の命。 どちらが重い?

 

 

 

 というのを時々考えます。 答えは、どちらも同じなのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、第三者が目の前で突然倒れた時、咄嗟に何か行動を起こせるか? となった時、家族に対してできたとしても、第三者に対しては体が反応しない・できないのが現実のようで、私自身が当たり前のごとく反応することが、表現が不適切ではありますが”異常”なのかも。
 

 

 数日前の仕事帰りの駅ホーム上での出来事。 単独で降車された目の見えない方のエスカレーター逆行を寸前で制止。 この方とすれ違った人が1名いましたが、なにも言わず通り過ぎたため、「降りますか?」と大声を出し、約0.7m手前での事故防止。 そのまま進んで前に転倒していれば、重傷であったことは容易に推測。 本来、腕を掴み誘導する行為はやってはならないのでしょうが、このときばかりは緊急避難でいたしかたなく、軽くホールドする状態で誘導することに。 せっかくなので、このケースではどうすればよいのか、この方に聞けばよかったのですが・・・

 

 

 

 

 

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(新規講習から3年経過を迎えるため再講習で技能認定3年延長)

 動機は、単に何か免許・資格がないか。 ということで講習会へ。

 

 AEDはあくまで医療器具。 一般市民が街中で使ったとしても、反復継続性がないと認められ、医師法第17条違反で問われることはない。 しかし、常設事業所では、”反復継続性が期待される、または見込まれる”となるので、厚生労働省医政局長通知の4条件のうちの一つとなるもの。 局長レベルの通知なので、グレーゾーンと考えてもよいのでしょう。

 

 東京消防庁管内では、この上級救命講習の多さが、他の消防本部と異なるところ。

 

 

 

 

 

 

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(次に何かないかと探した結果・・・)

 

 CPRの技能維持のために、良い方法がないか模索した結果は、講習会費用の12,000円はもちろん自己負担。 技能認定には3日を要しますので、会社からの命令ではない限り、認定を受けること自体に抵抗が出そうなところですが。 日赤救急法講習(3日)は、今の忙しい局面では遠い存在です。
 「一次救命処置」という言葉でくくると、何か資格(医師・看護師・救急救命士)がないと、行ってはならない、という考えに至ってしまいますが、それは「二次救命処置」。 しかし、訓練を受けていないと、なにをしてよいのかわからない。 そのため、手も足も出ない。
 25年10月の上級救命再講習で、見えた現実。 それは、再講習にいらしたほとんどの方は、それまでの間に何らかの訓練も受けず、再講習に至ったのではないかと思われますので、指導員さんからの手厳しいダメ出しを受け続けることに。 JRC(日本蘇生協議会)のガイドライン他いろいろと調べ、判明したこと。 それは、半年程度で技能維持が出来なくなる。 やはり、訓練での技能維持が大切であること。

 

 
 普及員の技能維持のために・・・

 

 

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 たいへん単純ではありますが、普通救命講習へ。 指導方法もさることながら、CPRの質の維持。
 応急手当普及員は、全国で普通救命講習が行え、技能認定証も発行(消防本部発行のものがほとんどのようです。)できるのですが、技能認定にこだわることなく、日常での指導(普及)に主眼を置くべきなのでしょう。 とは言うものの、そのような場面がない限りは、なかなか役立てられないのが大半なのかもしれませんが、あとは認定を受けた本人次第。

 

  ということで、考えた結果・・・

 

 

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(貸与されたベストの背中には”東京消防”(東京消防庁))

 

 

 

 ボランティア=被災地へ赴き、社会貢献。 というのが最もメジャーではないでしょうか。
 被災地ボランティアは時間と費用が問題点となり、わたしは行動を起こすことはできませんでしたが、身近にあったボランティアへ登録。

 

 

 

 -東京消防庁災害時支援ボランティア-

 

 「東京消防庁災害時支援ボランティアは、登録制の専門ボランティアです。」

 

 「災害現場での実動ボランティアであるため、活動には一定の知識、技術が必要です。 登録時(後)に3時間程度の「ボランティア講習」を受けていただくほか、各種訓練や講習会に参加していただき、知識・技術の向上を目指します。」

 

 「東京消防庁管轄下に震度6弱以上の地震が発生した際、参集できる方は自発的に東京消防庁管内の消防署に参集し、チームを編成後、消防活動の支援にあたります。」

 

 「その他、震災以外の大規模な自然災害や事故が発生した場合の消防署の後方支援活動をお願いしています。」

 

 では、平時には何をするのか? という疑問が沸きましたが、そこには”応急手当普及員認定”が役立つ場面の存在。 防災訓練・震災総合訓練等での「応急救護訓練」。 または、学校での「命の尊さ講座」での支援等。

 

 

 消防組織=わたしにとって比較的近い存在でしたので、これといった抵抗感もなく。 というところでしたが、人の命に直面する、実に重いボランティアです。
 ようやく普及員認定が役立つ場面に巡り合えましたが・・・

 

 

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(自身の身の危険より重い、一次救命処置でした。)

 

 上級救命→応急手当普及員→普通救命→上級救命再講習と、自宅での人形による訓練と、訓練を積んできたはずですが、これまでの積み重ねを否定(訓練通りには出来なかった)する結果となり、非常に重い、命との直面となることに。
 胸骨圧迫に入った後、電車の音でAEDのメッセージは聞こえない→「離れてください」の掛け声はかけられない→死戦期呼吸で人口呼吸に着手できず→AEDから聞こえてきた胸骨圧迫サイクルのテンポに惑わされ自分のテンポを乱し→胸骨圧迫交代時に掛け声をかけ忘れて・・・
 この失敗に悩まされ、心理状態を戻すのに2週間ほど要することも、どうなのでしょう。 久々の挫折となり、また目の前で起きたら・・・ なんてこともよぎってしまうとは。 その思いがあっても、再び
向かうのだろうな、と思いながら。

 

 PTSDになる方もいらっしゃるようでありますし、「もう三度目はごめんなさい。」という声も聞きました。 新人さんが打ちのめされた時の気持ちがよく解りました。

 

 

 

 

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(アメリカ合衆国労働安全衛生局公認とのことです)

 

 

 

 訓練は大事です。 それとしゃべって吐き出すことも大事です。

 

 横浜まで行って吐き出してきたら、すっきり、挫折感からの解放。

 


備えあれば、無線あり!!

2013年10月22日 22時59分10秒 | 災害

 備えあれば、チャンスあり。 (機動警察パトレイバーの1コマだったと思いますが。) ではなく、備えあればなんとか。
 と、いうことで、非常にまずい台風27・28号。 予報円が重なるとは、やはり異常気象そのものです。

Photo
(気象庁:台風情報ページより)

 25日の台風の行方が非常に興味深いところ。 双方の台風が最接近した時、東京はどうなるのでしょう。
 ここはやはり、無線機は鞄に4台。 災害対策は情報収集から。


 出かけるときは、忘れずに。 忘れたときは、出かけずに。 と、ローカル局が申しております。 情報収集ツールはお忘れなく。

 東京23区での災害想定を・・・


ホーム下転落の対応の難しさ-2

2013年10月06日 23時33分50秒 | 災害

 10月1日の横浜線踏切事故では、さまざまな意見が出ているようですが。
 批判という論点ではなく、自身のその行為が正しいものであるのかを、考えさせらる一つの出来事となりました。



 7月27日のブログで救助介入について書きました。 私自身は「そこは鉄道会社の領域であること。 私自身はこの領域を侵さないことを前提としている。」と記載しています。 あの日の車掌さんの「まだ、入らないでください。」の言葉が、いまだに頭から離れていません。

 通過電車接近まで時間がないことを解っていましたが、非常通報装置の動作に安心してしまったこと、応急手当の基本動作である”周囲の安全確認”さえも行わなかった。 救助活動を行うには、基本動作である2次災害防止から入らなくてはならないことが、横浜線の事故からも学ぶこととなりました。

 神奈川新聞の「JR横浜線踏切事故:学ぶべきものは」の記事で、鉄道会社としてはまず非常ボタンを押してほしい。 線路内には入らないでほしい。 と、掲載されていましたが、車掌さんのあの言葉はまさにこれを語っているのですね。


 状況は異なりますが、2012年5月24日富士山富士宮登山道での山岳救助(1名は救助:1名はすでに滑落・翌月遺体確認)をされた方が、
助ける側の安全が確保されねばなりません。
と、2次災害の危険について書かれていました。


 

 今の私ならどのように対処するか。

 ●電車が現場から見えたら完全停止を待つ。
 ●線路に侵入するのは周囲に鉄道会社の社員がいない、かつ電車の停止が確認でき、自身の安全が確保出来てから(どうしても進入するなら非常ボタンがあれば押す→押してから30秒~1分程度は待つ)。
 ●非常停止しきれない状況(曲線で見えない・電車が接近しすぎている等)であれば、諦めるしかない。
 


 というのが結論です。

 非常に残念なことですが、場合によっては要救助者の尊い命をあきらめざるを得ないのという現実を突き付けられました。 そしてこの度の事故は、今後三度転落事故に遭遇した時のことを考え直す契機となりました。
  助け合うことは重要なことです。 しかし、自身の安全を確保できない状況で、救助に介入することは非常に危険なことです。 私は約150m手前で完全停止していない通過電車を確認でき、かつ線路へ進入しませんでしたので、横浜線踏切事故に比べ、状況が良かったのは間違えありません。

 だからといって、何もせずただ見ているだけの傍観者になるつもりはありません。 何か出来るはずですし、何かすべきことがあるから、そこへ必ず向かって行きます。


 

 

 


ホーム下転落の対応の難しさ

2013年07月27日 19時39分41秒 | 災害

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 近頃は、スマホ・携帯に夢中になって、泥酔して、物を落として誤って、などでホームから線路へ転落することが、増えてきたのはないでしょうか。 先日、南浦和駅で電車とホームの隙間に転落し、多くの方が車体を傾け救助されたというのがあったようですが。

 このカードは23区内のある駅で起きた転落事故の場に居合わせ、その時にいただきましたものです。

 転落現認前から運転再開までの時系列は次の通り。<o:p></o:p>

 

6○○分、各駅停車が到着。 2分後、急行電車が到着。 一番後ろの車両、乗務員室前に乗車。 約30秒後、各駅停車が発車。<o:p></o:p>

 

車掌さんの動きから、ホーム端を歩く人を見ている気配を察知し、視線を向け歩いている方を確認。 次の瞬間、転落を現認。<o:p></o:p>

 

転落箇所まで距離(30m前後)があるため一瞬躊躇するも、転落箇所まで駆け込み、転落された方と出血を確認。<o:p></o:p>

 

急行電車の車掌さんから、「まだ、入らないでください。」。<o:p></o:p>

 

車掌さんが駅非常通報装置へ急行し、ボタン押下。 ブザー鳴動を確認。 再度「まだ、入らないでください。」私に声をかけ、乗務員室へ戻り列車無線へ。<o:p></o:p>

 

 多分駆けつけたのは車掌さんと私の2人と思われる。<o:p></o:p>

 

ホーム上から「大丈夫ですか?」と声をかけ、横を向いた時に、自分の位置から約150m手前に通過予定の電車の存在を確認。 ただし、完全には停止していない。<o:p></o:p>

 

⑦記憶が不鮮明

 (駅員さん到着前か後かわからない。) 車掌さんに「119番しますよ!」と伝えたはず。<o:p></o:p>

 

⑧119番通報(通報時の(話した)内容は「」内)。 駅員・車掌が軌道内進入。<o:p></o:p>

 

 A.火事ですか救急ですか? ~「けが人です。」<o:p></o:p>

 

 B.場所はどこですか? ~(住所がわからないため)「○○区、住所、番地以下不明ですが、(鉄道会社名)・(駅名)・上り番ホーム。」<o:p></o:p>

 

 C.なにがありましたか? ~「ホーム下転落。」<o:p></o:p>

 

 D.どのような状況ですか? ~「(けがの部位・出血を伝えた)」<o:p></o:p>

 

 E.その方はどこにいますか? ~「駅員・車掌2名により間もなく救助完了予定。」<o:p></o:p>

 

 F.鉄道会社の方ですか? ~「応急手当普及員です。」<o:p></o:p>

 

ホーム上へ救出。 安全確認完了。 運転再開。<o:p></o:p>

 

 この間、3分程度。<o:p></o:p>

 

 こののち、駅員により負傷部の保護駅構内無線で救急隊の到着の連絡(実際にはPA連携のポンプ隊の到着)により場所を移動するため、車いすへ乗っていただくための若干の介助と、通報者であるため、消防へ引き継ぐため同行することの申出移動開始救急隊から状況確認のための連絡を受けるポンプ隊との合流。 以後、消防への引き継ぎ、現場検証(事件性有無の確認のため)まで、発生から25分ほどで終了となりました。<o:p></o:p>

 

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 このページの趣旨は転落された方に対するものではなく、自分の対処の反省についてのものです。<o:p></o:p>

 

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 失敗から学ぶこと!!<o:p></o:p>

 

距離があったため一瞬躊躇してしまったこと。

 躊躇せずすぐ向かうべきであった。 決して出しゃばりではない。 行ける人が行く。  自分が同じ状況に陥った場合、助けてもらえないかもしれない。 何事にも助け合いが必要。<o:p></o:p>

 

転落現認時に駅非常通報へ駆け込む選択肢もあった。

 ※車掌さんの動きから、自分の当初の位置から5メートル以内のホーム端にあったことがわかったが、他の駅で同じ位置あるわけでもなかったので、これはどれを選択するか答えが出ていない。 自分の位置関係にもよる。 非常通報・停止ボタンの近くにいる人に助けを求める選択肢もある。  この時の車掌さんの動きにキレがあり、印象深く感銘を受けました。 私も駆け付けたことにより車掌さんが非常通報へ向かったのか、私が押さなかったことにより車掌さんが向かったのかはわかりません。 言えることは一人ですべては出来ない。 結果として押さずに駆け付けたこと(だれかが観察すること)も、一つの正解かもしれません。 これはケースにもよるのかも。

 

 

「まだ、入らないでください。」の声掛けに対し返答できなかった。<o:p></o:p>

  鉄道社員さんに過度の負担をかけないため、言葉でのやりとり(意志疎通)を忘れずに。 悲劇の英雄にならないためにも、むやみに軌道内へは進入しない。 (そこは鉄道会社の領域であること。 私自身はこの領域を侵さないことを前提としている。) 車掌さん、意志疎通が図れなく、申し訳ございませんでした。<o:p></o:p>

 

 

通過電車はすぐ来ることを知っていたのに、自分自身の安全確認を怠った。<o:p></o:p>

  2次災害防止のため、確認は忘れずに。 むやみやたらにホーム端ギリギリまで接近しない。 駅非常通報が揚がったことで、安心してしまい、接近する電車の確認を怠っってしまったので何事にも目視確認を。 もし駅非常通報が扱われなかったら、2次災害で私も事故死していた可能性が、かなり高い状況にあったことを気付いたのはしばらくしてからです。 完全停止していない電車を認識しながら、意識できなかったことは自分のミス。 (約150mあるではないか。 と思わないでください。 各駅停車に遅れがなければ90km/hで通過しますので、一歩誤れば。 となったでしょう。)

 

 身の回りで転落事故に遭遇したのはこれで2回目(前回は平成9年ころの千葉県某所)。 この時、そのホームにはあと5分入線しないことを周りの方も、駅員さんもわかっていたので、安全確認も大してなく、5人で救出(軌道内進入は駅員さん1人のみ)。<o:p></o:p>

 

 このような事故が0であるのが理想ですが、起きてしまうのはしようがないことです。

 経験がないと何もできないですし、たとえ見たとしても対応が出来ないのが現実です。 その場に居合わせてしまった時に何もできなくても、「何か出来ることはありますか?」でもよいので、声をかけてください。 してほしいことがあるかもしれません。 これは応急手当を必要とする場面でも同じです。 救命講習では、この現場に技能認定者が居合わせた場合、周りの方は何もできないことを想定して、確実に指示を出すことについて指導を受けていますが、何もわからなくても出来ることはあるはずです。 どうか助け合いの心を!!

 転落された方のその後は不明ですが、この時点では重いけがでなかったことは幸いでした。

 この事故で私が行えたこととは・・・

①現場に駆け付けたこと。

 (※周囲の安全確認は絶対!)

②119番通報したこと。

 (※通報を優先するか、救護を優先するかは、状況・年齢などによりけり。)

③「大丈夫ですか?」と声をかけたこと。

 (※声かけは、「大丈夫ですか?」を3回。 反応があれば手当。 反応がなければ、呼吸の確認。 呼吸がなければ通報とAEDの搬送を依頼。→心肺蘇生へ。 軌道内なので観察だけでも十分であると思う。)

④車いすに乗る際に若干介助したこと

 (※1人で介助するのではなく、多くの人で。 負傷者への負担軽減、更なるけがの防止を行いながら。)

 だけでした。