女優の吉永小百合(70)が、2月20日に仕事で訪れた地方で転倒し、左手首を骨折していたことが4日、わかった。この日、都内で行われた『第39回日本アカデミー賞』の授賞式にギプスをつけて登場した。関係者によると、雪国の坂道で転倒して左手首の橈骨(とうこつ)を骨折。2月22日に手術を行い、数日後に退院してからは授賞式に備えて静養しており、「頑張って治します」と話しているという。
司会の西田敏行(68)も自宅でベッドから転落して頸椎を亜脱臼しており、吉永は「西田さんが痛んでいるので、私も痛みを分かち合いたいと思って。滑って転んで手首を骨折してしまいまして、ごめんなさい」とジョークを交えて説明。全治の日数などは明かされなかったが、関係者によると「油断したから、気合入れて体づくり頑張ります」と前向きにコメントをしている。
吉永は『母と暮せば』(山田洋次監督)で優秀主演女優を受賞。役作りのために息子を演じた嵐・二宮和也(32)の幼少期の写真を借りたといい、「本当にかわいいんですよ。いつも机に並べて、私はこの子を育てたんだって思っていました」と振り返っていた。※引用しました!
第39回日本アカデミー賞授賞式が4日、都内で開かれ、「母と暮せば」に出演した女優の黒木華(25)が、第32、33回の余貴美子(59)以来史上2人目となる、2年連続での最優秀助演女優賞に輝いた。
紺のノースリーブで、胸元がシースルーになったシック&セクシーなワンピースで登場。司会の西田敏行(68)には「黒木さんの演技は木綿の肌触りのような感じがする。柔らかくて優しくて、典型的な日本の風土が生み出した役者さんだなって感じで、大好きです」と絶賛され、「うれしいです」と照れ笑いした。
原爆を投下された戦後の長崎を舞台に、愛する婚約者を失う役どころ。黒木は「時代背景を詳しく知らないので、吉永(小百合)さんと山田監督がお話をたくさんして下さって…。自分では体験できない、したくないことなので、お芝居する上で助けになりました」と撮影を振り返った。
撮影中には主演の嵐・二宮和也(32)とけん玉で遊ぶなど、リラックスできる部分もあったというが、前年の受賞作「小さいおうち」に続く山田洋次監督作品の出演に「毎回すごい緊張するんですけど…、今回は自分にできることはないかという気持ちを持ちながら臨んだんですけど、やっぱり緊張しましたね」と穏やかな表情で話した。
昨年の栄冠から1年、再び同じ冠を手にした黒木は「2回もこの場に同じもので立てるとは思っていなかったので…」と感無量の表情。「本当に…」と続けると、一瞬言葉を詰まらせ、「山田監督には感謝してもしきれないと思いますし、この映画を映画館に見に来て下さったお客さんのおかげだと本当に思います。これからも地道に精進していきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします」とあいさつした。※引用しました!
昨年、芥川賞を受賞したお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんが、日本テレビ系のニュース番組「NEWS ZERO」でキャスターを務めることが4日、明らかになった。4月28日から月に1回のペースで出演する予定。また、歌手の宇多田ヒカルさんが書き下ろした番組テーマ曲が4月4日から使用されることも明らかになった。
又吉さんは驚きの「職場」や一流の「職人」、最高の「技術」など、さまざまな形で「働く現場」を取材し、「働く」ことについて伝えていくといい、「今、日本や世界で起きていることに敏感でありたいです。あらゆる問題に対して簡単に答えを決めず、迷い、悩み、考え抜きたいと思います」と意気込んでいる。
又吉さんは「東日本大震災5年」のテーマで3月にも出演する予定。「NEWS ZERO」は毎週月~木曜午後11時、金曜午後11時半から放送。※引用しました!
◇プロボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦 王者・山中慎介―同級3位リボリオ・ソリス(2016年3月4日 島津アリーナ京都)
プロボクシングのダブル世界戦は4日、島津アリーナ京都で行われ、世界ボクシング評議会(WBC)世界バンタム級タイトルマッチは王者の山中慎介(33=帝拳)が挑戦者で同級3位のリボリオ・ソリス(33=ベネズエラ)をダウンの応酬の末、3―0の12回判定で下し、同王座の10連続防衛に成功。大台到達は国内のジム所属選手では歴代3位タイとなった。
山中は初回に挑戦者ソリスからカウンターの右フックで先制のダウンを奪った。しかし3回にいずれも右ストレートをもらい2度のダウン。何とかも持ちこたえると、9回に「神の左」と呼ばれる左ストレートでダウンを奪い返し、逃げ切った。
挑戦者はこれまで河野公平(ワタナベ)、そして亀田大毅(亀田)と二人の世界王者をいずれも判定(亀田大戦は体重超過で王座移動なし)で破っている“日本人キラー”。その相手を退け、実力を証明した。採点は3人のジャッジともに117―107だった。
国内のジム所属選手の世界王座の連続防衛記録は具志堅用高(協栄)の13回が最多。次いで内山高志(ワタナベ)の11回、長谷川穂積(真正)の10回で、山中は長谷川に並んだ。山中の通算戦績は27戦25勝17KO2分け。※引用しました!
<女子リオデジャネイロ五輪アジア最終予選:日本1-2中国>◇4日◇金鳥スタ
なでしこジャパンが中国に敗れ、リオ五輪出場が絶望的となった。
序盤、なかなかチャンスを作れない日本に対し中国は果敢に隙を伺う。そして14分、日本MF川村のバックパスがつながらず、ミスになったところをペナルティーエリア内に走りこんだ中国MF張叡が奪って直接シュート。あっけなく先制を許した。
後半に入っても流れを止められず、13分に中国FW古雅沙のミドルシュートが決まり点差を広げられた。同20分にFW横山のゴールで1点を返したが後が続かなかった。
ここまで2戦で1敗1引き分けと厳しい状況に立たされており、引き分け以下ならリオ五輪出場が厳しくなる1戦だった。日本は残り2試合に勝っても勝ち点を7までしか伸ばせず、他力でも出場の可能性がほとんどなくなった。
今大会には日本、オーストラリア、韓国、中国、ベトナム、北朝鮮の計6カ国が参加。総当たりで、上位2カ国がリオ五輪出場権を獲得する。順位決定は勝ち点、得失点差、総得点の順。日本の次戦は7日で、ベトナムと対戦する。※引用しました!