「向田邦子の手料理」を見ていたら、「竹の子焼き飯」を作りたくなった。本での材料はゆでたけのこと冷やご飯、バター、塩コショウ、しょうゆだが、うちの冷蔵庫の中身とも相談し、ゆでたけのこは買うとして、しょうゆにんにくとネギ、ナンプラーも加えてみたところ、ついつい食べ過ぎてしまうほどのおいしいたけのこチャーハンができあがった。
まず、たけのこを1センチ角の角切りにする。たけのこを角切りにするってこれまでやったことなかったなー。最近、料理でボケ防止、みたいな本がちょっと話題だが、ふしぎと切り方ひとつで素材の新しい面に遭遇するような気分になるもので、そのコンセプトちょっと分かる気がする。
みじんぎりにしたネギとしょうゆにんにく何かけかをオリーブ油で炒める。
うちんちのしょうゆにんにくは、いつつけたかわからないくらい(多分半年~1年前?)で、よーっくしょうゆがしみこんでおり、風味最高。にんにくがたくさん手に入ったときに、皮をむいて、広口のガラス瓶に入れ、ひたひたのしょうゆでつけこんでおくだけ。ずっともつ。どれだけもつかわからない(?)くらい。だって、にんにくって殺菌力抜群だもんね。チャーハン、いためものなんかに気軽に使えてとても便利。
そこに、冷やご飯、ていうか、レンジで温め直したご飯を加え、しばらく炒め、最後はたけのこを加えて炒めて塩コショウで味をととのえる。最後にナンプラーを軽くふりかけてざっくりまぜると瞬時にベトナム風。ナンプラーがなかったらふつうのしょうゆでもOK!
あと、味に複雑さを出したかったら、ご飯を加えるときバターを少し油分として足してから炒めるのもまたよろし。
作ってみる価値ありです♪