今日はお盆。
朝の電車の中で、突然ジジジ…セミの鳴き声がした。
車内は、座席の足元ですでに飛べなくなっているセミを遠巻きに一瞬でスペースができた。
私の隣にいて熱心にケータイを繰ってた大柄男性もすぐさま飛び退いた一人。何をするでもなく私のそばで暑苦しくケータイを続け、もう一度ジジジ…を聞きつつ、微妙にスペースは広がり、車内はしばらくそのままの状態が続く。
と、次の駅で、ドアがあくと同時に、一人の男性が(一応)ティッシュをもってセミを捕まえ、降りて行った。
超、かっこよかった。
でも、もし息子がこの場にいたら、迷いもなく素手でむんずと嬉しそうに捕まえただろうなと思うと可笑しかった。
百田尚樹の「風の中のマリア」を読んで以来、虫についひたむきさを感じてしまう今日この頃。
朝の電車の中で、突然ジジジ…セミの鳴き声がした。
車内は、座席の足元ですでに飛べなくなっているセミを遠巻きに一瞬でスペースができた。
私の隣にいて熱心にケータイを繰ってた大柄男性もすぐさま飛び退いた一人。何をするでもなく私のそばで暑苦しくケータイを続け、もう一度ジジジ…を聞きつつ、微妙にスペースは広がり、車内はしばらくそのままの状態が続く。
と、次の駅で、ドアがあくと同時に、一人の男性が(一応)ティッシュをもってセミを捕まえ、降りて行った。
超、かっこよかった。
でも、もし息子がこの場にいたら、迷いもなく素手でむんずと嬉しそうに捕まえただろうなと思うと可笑しかった。
百田尚樹の「風の中のマリア」を読んで以来、虫についひたむきさを感じてしまう今日この頃。