同僚から教えてもらい、中国乾物の
金針菜の料理を作った。
鉄分がホウレンソウの10倍ということで、
妊娠中の今まさにうってつけの食べ物かもと、
中華食材屋で乾物を買ってきた。
一袋170グラム、420円。
これを半分くらい、つまり80グラムほど、
朝、出勤前にたっぷりの水につけておく。
作り方は簡単。夜、帰宅時、水を切って他の好きな
材料と炒めるだけ。
先に肉に下味つけて、材料を切っておけば、
スグにできるので帰宅後15~30分以内に
夕飯にしたい私としてはうれしいメニューだ。
コストパフォーマンスもいい。
シャキシャキして、軽く金針菜ならではの匂いが
あって、これはいくらでも食べられそう。
(いかん、最近体重が増えて食べる量を控えようと
思ってるのに (-_-;) )
ちなみに、使った材料は金針菜のほかに、
・豚のこま切れ300グラム
(酒、しょうゆ、しょうがの
みじん切りを加えてよく混ぜておく)
・にんじん 2分の1本(適当に千切り)
・にんにくの芽 1把(4~5本)
・塩コショウで味をととのえる。
なんでも、金針菜を戻した水にも
たっぷりエキスが入ってるというので、
コップ1杯分を残しておいて、
材料を炒めたあと戻し水を加え、
ひと煮立ちさせた。
その汁ごとご飯にかけて
金針菜丼にするのも一興。汁もおいしい。
これは、私なりの分析なのだが、
料理は適度なコントラストが大事だと思っている。
甘い、辛い、すっぱいなど味のほかに、
やわらかい or かたい
あつい(あたたかい)or つめたい(あたたかくない)
のかけ合わせでおいしいと感じるかとうかが
決まる気がする。
たとえば、やわらかで熱い煮込みうどんには
冷たい漬物とか歯ごたえのあるサラダとかと
合わせるとおいしい、みたいな。
あと、色味。茶色の豚肉と金針菜に
緑のニンニクの芽と
赤のニンジンを入れると目が喜ぶ。
ゆうべは、金針菜の炒め物(やわらかい、温かい)と
貝柱入り中華スープ(水を火にかけて、乾物の小さい貝柱数個、
あらかじめ刻んでおいて冷凍しておいたネギ少し、
乾物の桜海老、大根の5ミリいちょう切り、
粉末中華スープの素を入れるだけ。これまた
手もかからず、火にかけとくだけですぐにできる。
貝柱とさくらえびから
いいダシがでるので味も深い)だったので、
「つめたい&かたい」メニューは
つけものでOKとした(
ナチュラルハウスの
ラッキョウとキュウリのキューちゃんみたいな漬物)。
ご飯は五穀米(白米に雑穀を1割ほど入れる)。
ああ、うますぎ。
これで、体重さえ増えなければ・・・
余談だが、金針菜には精神安定効果もあって、
よい睡眠がとれるらしい。不眠の人は試してみるといいかも。
そのことをまったく知らずにゆうべ食べたところ
(ってことはつまりプラシボ効果の可能性薄し)、
確かにストンと寝てしまった。
ま、入稿が終わった日だから
ムリないってのもあるかな