40歳からの子育て~テキトウ編~

縁あってスピード結婚&スピード出産×2。
仕事も子育てもマイペースでゆるく暮らしてます。

私の話は通じない?

2009-04-24 09:13:20 | その他の本
こないだ、人を思いやることの大切さと難しさを実感したと
書いたが、今の心境にぴったりの本を見つけたので読んでみた。

かなり今の状況に近い「上司を怒らせた」類の場合のことが
著者の失敗談を交えて解説してあり、ナットクするところも多かった。

本にもあったが、今弁解したり逆におもねったりヘタに誤っても
こちらもいたずらに消耗するし、
先方が感情的になったのを自ら認めさせることになるので、
ほかのやり方を考えてみようと思う。

そんなこんなで今週はへこんだが、
唯一の救いは、これまで「シーシー」と言っては
トイレに行きたがり、結局なにもしない娘が、
きのうやっとホントにおしっこしてくれたこと。
こんなことでもすごくうれしかった。

図らずも相手を傷つけてしまったことは
すごく反省しているが、
以後もずっと相手がなお私を許さないとか、
うらみに思うとしても、
あとはこちらではどうにもできないところがある。
ただ、毎日の仕事を誠実にこなすのみである。

最悪の場合でも、いづらくなって会社を辞めるだけ。
世界の終わりじゃない。

本の中で、著者は、これまで自分の仕事は「モノ作り」と認識して
周囲にもそう言ってきたが、自分が社会にどう
かかわった仕事をしているか、どういう人をサポートして
いるかを説明するようにしたら、より伝わりやすく
なったし、自分の意識も変わったというくだりがあったが、
私自身もモノ作りの仕事なだけに、胸に響くものがあった。



あなたの話はなぜ「通じない」のか
山田 ズーニー
筑摩書房

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ことのは拾い16●時間の使い方

2009-04-23 09:11:53 | ことのは拾い
「ロビンソン・クルーソーでさえ、

毎日のスケジュールを1時間刻みで作ったではないか。」


D.カーネギー、「道は開ける」より


日々の仕事の段取りでは、それぞれの項目で
おおよその所要時間を予定して進めているが、
(なにせ時間が限られてるんで)
気の進まない交渉事やめんどくさい雑用などは、
時間をとりあえず決めれば少しは気持ちが軽くなる。

今日もそういうのがひとつ。
なんとかなるさと。






相手の立場で考えるということ

2009-04-21 16:24:58 | DIARY
今日は2つの貴重なことを学んだ。

ひとつは、不妊関係の問題について、男性でも過去に当事者だった場合、
想像以上に深くネガティブな思い出として残っているということ。
いくらビジネスの面での話でも、結局は人間である。
感情に大きく左右されて生きているのだ。

こちらはこちらなりに精一杯誠意をもって対処した問題だっただけに、
意表をつかれるほどの相手の不愉快さをあらわにした反応に驚いた。
その後、いかに相手とあらゆることや状況が「違う」か改めて感じた。

もうひとつは、人は年を取ると、
いかに気丈夫に生きていても、体はいうことをきかなくなるし、
その実ものすごくさびしがりやで誰かに頼りたい、
安心したいという気持ちが若い世代よりはるかに強いということ。
自分の気持ちに素直に(がんこに)なる。
時に、相手の人生より自分のエゴを優先しがちな言動もしてしまう。

どちらのケースでも言葉は選んだつもりだが、
実際はどちらの相手に対しても誤解を生む結果になってしまった。

が、ここで終わりにすると今までと変わらない。

2つめのケースに対しては、言葉をさらに補ったところ、
ほっとした様子だった。

1つめのケースについても、
はからずも傷つけてしまったことはまず謝って、
それからこちらの本当に言いたかった気持ちを伝えてみようと思う。

違う人間だもの、誤解があるのは当たり前。

そこをなんとかするのが、今の私には試されてるんだろうな。

「この道は母へとつづく」

2009-04-15 16:13:34 | 映画サプリ
★★★★★

これまた地味なタイトルなので、独身時代だったらまず選ばないと
思うが、DVDの予告で実話というんで見てみた。

母を訪ねて三千里の実話版というか実写版というか。
おおまかに言うと、孤児院にいる6歳の少年が、
リッチなイタリア人夫婦のとこの養子話を蹴って
実母を探す旅に出るという話。

決してお涙頂戴じゃないんだけど、
印象深く丁寧に描かれていた。
最後のシーンで、少年がうなずくところが特に。

この少年のその後の生活がぜひ知りたい。
女の一念岩をも通すというが、
この少年の一途さも相当なもの。

母を求める気持ちは本能かもしれないが、
本能さえごまかしてしまう人が多い現代、
少年のとった行動は胸打たれるものがある。






この道は母へとつづく [DVD]

角川エンタテインメント

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子どもの食べ物の好き嫌い対策

2009-04-15 16:03:28 | 食べ物関係の本
あっというまに娘もはや1歳9ヵ月。

まだ小さい頃は割りとなんでも食べていたのだが
(ぜんぶ細かく柔らかく、の調理法だったからか)、
最近は我が出てか、好き嫌いが出るようになった。

代表的なものは葉もの、固めにゆでた野菜。
大人用に歯ごたえを残した野菜はまず食べない。
(同じレタスでも、いためたもの、たとえば
レタス入りチャーハンとかはペロリと食べてくれるが)。

困ってしまって、助けを求めたのがこの本。
簡単で大人も好きそうなメニューが並ぶ。

楽しい食卓は生活の基本なので、
多少だまくらかしてでも、
ぼちぼちいろんな調理法の野菜も
食べさせるようにしたいものだわ。




奥薗壽子の超簡単 子どもレシピ
奥薗 壽子
PHP研究所

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「潜水服は蝶の夢を見る」

2009-04-10 11:17:49 | 映画サプリ
★★★★☆

一風変わったふわっとしたタイトルだが、中身は壮絶。
元ELLE編集長で、家族とも幸せに暮らしている男性が、
ある日突然脳溢血で倒れ、目くばせでしか人と
コミュニケーションができなくなってしまったという
実話にもとづく物語。

その状態で本を書いたのがすごい。

人の運命について、深く考えさせられた。

それにしても、意識はあるのに手足が動かせないという
極限の状態で希望をもつことができるなんて。
モデルとなったジャン=ドミニク・ボビーという人の
とてつもない人間的強さを感じる。

ちなみに、主人公がまだ元気だったころ、
子供に会いに行くシーンが、「大人は判ってくれない」に
使われていた音楽と同じだったのは、個人的に感動した。
トリュフォー映画の少年が向かった先は海だったが。




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「マイ・ブルベリー・ナイツ」

2009-04-10 11:11:31 | ことのは拾い
★★★☆☆

ウォン・カーウァイ監督×ジュード・ロウ×ノラ・ジョーンズ
ということで興味を引かれ、見てみた。

相変わらずファッショナブルですこし物憂げなストーリーと
映像がカーウァイ的。
ノラの存在があいまってますますしっとり感が強まっていた。

ノラの魅惑的な唇。

ただ、私の好みが変わったのか、以前ほど深く感動せず。
ジュード・ロウはまあまあ。



マイ・ブルーベリー・ナイツ スペシャル・エディション [DVD]

角川エンタテインメント

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