アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

『別冊 花とゆめ』2010年7月号

2010-06-07 | 少女漫画
 
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表紙のりっちゃんが美しい。


『執事様のお気に入り』第35話/伊沢玲・津山冬
巻頭カラーで華やかに登場。
過保護な伯王、携帯を持たされた良ちゃんは本当に大事にされてると微笑む薫子さん。薫子さんに案内されて付いた場所は、急に人手不足になった保育園。子供にせがまれておままごと、伯王が駆け付けてくれる。二人がお父さん役とお母さん役をやるという定番。いいんです。この漫画はそういう「お約束」を全部消化してくれることに意義があるんです。


『いつでもお天気気分』#9/羅川真里茂
新連載初回の前回は良かったけど、今回は今ひとつピンと来ませんでした。赤馬の彼女である、回想シーンに出てくる猪又さんを私が知らないからでしょう。これは既刊の第3巻までを読んでから今の連載を読んだほうが良さそうです。


『オレンジ チョコレート』第18回/山田南平
ハルとの間にあったことを、必死で律には内緒にしようとするちろ。もともとHALSYONのボーカルだったハルだが、今までPVでは律にだけ舞わせていたのに、今回は自分も出ると言い出す。アリスを気に入ったと言うハル、ナーバスになる律をきちんと理解しているちろだが、ハルのライブにゲスト出演する律は「これは対決だから」と敵意むき出し。


『お嫁にいけない!』Step 12/藤原規代
契約社員の佐伯さんを理解していくまどかがいいです。悠貴目線で読むと、なんで未だにまどかが好きなのか理解に苦しむ部分もありますが。高橋さんにがんばってほしい。


『オトメン(乙男)』第44話/菅野文
飛鳥の父の、「母への裏切り」という伏線が今でも生きていた。危機感が増せば面白くなるのでしょうか。


『ジョシの制服』/サカモトミク
待ってましたの新連載。やはり「貧乏な女子といじわるな美形」の絡みが楽しいです。
「殿」の食事代を稼ぐために、デザインの仕事をしていたと嘘をついて面接を受ける砂原翼(さはらつばさ)。制服なら大好きだとさらに嘘を重ね、ようやく採用された会社は整った顔をした天童という男が代表の制服製作会社。張り切って出勤すると美男美女が集うキラキラした職場。
ところがろくに仕事が出来ず罵られる翼がやっていたデザインの仕事は「ウェブデザイン」だった。

冷たく「クビ」と言い放つ天童、かばってくれる周囲。そして会社のHP作りで一応は実力が認められ、かろうじて解雇は免れる。
制服の世界に魅せられていく翼の今後が楽しみです。というか今月号でこれが一番おもしろかった。



『1+1』と『らせつの花』が完結しました。最初のほうを読んでいないんですが、『1+1』は単行本を揃えようと思う程ではありませんでした。らせつのその後はとても良かった。『ジョシの制服』が期待以上に面白かったのが嬉しい誤算でした。『愛のもとに集え』より面白くなりそうです。


本誌にもありましたが、後ろのほうのページに(社)日本雑誌協会の意見広告が載っていました。
条例改正反対派も推進派も双方に言い分があるのでしょうが、「私が読んでいる漫画はエロ漫画じゃないから関係ない」という無関心さはこわい。


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【検索用】別冊花とゆめ 白泉社 201007
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