ワタシにはわからないけれど
第1巻・第2巻に関しては(★)
第3巻・第4巻に関しては(★)
第5巻に関しては(★)
ACT6後半は第5巻からの続きです。
車で田沢湖=遠足で禄と死んだ希実が行くはずだった場所=へ向かう途中足止めを喰らった愛実と禄はラブホテルに一晩「避難」します。あくまでも「避難」です。
電池が切れているはずの禄の携帯に着信。それは三千花からの物なのか、それとも…いずれにせよバスタオル一枚で無防備な姿を晒すような「愛実」は禄にとって「決してSEXの対象」とはなり得ない、してはいけない女性だと思うのです。
夢の中で希実と対峙する禄。
「いっしょにとんだじゃない禄ちゃん！」「やっと話すことができた」
一晩中帰らなかった禄を心配していた三千花の処女を奪い(第5巻)、
処女って 大事かな
と彼女に「甘えた」事を後悔する禄ですが、友人の「あいつ病院かよってた」という何気ない一言で禄が「三千花の処女を奪った事」と「(処女かどうかは不明ですが)愛実を抱く事」ではその「重み」が違ってくると私は思います。
少し生々しい話になってしまうのですが、私は男なので「女性が処女を奪われる事」の重みは当然本当の意味では理解できません。初めて自分が抱かれる相手にも因るだろうし、自分の処女を重く大切に思う女性もいるだろうしそれほど重要視しない人もいると思います。ただ、女性が処女を奪われる事と男が童貞を捨てる事とではその重みはやはり違うという事は理解しているつもりです。
「オレたちの事はおまえには関係ない」と言われ、
梶間の事が好きながらも「おまえは…あたしのことがすきなんじゃないのかよ…」と泣きそうになる三千花ですが、後日
「おれはさ……おまえのこと 利用しました ごめんなさい」
との(イヤホンで音楽聴いているので本人には聞こえないながらも)謝罪の言葉があればこちらは「壊れない関係」なのでしょう。
ただし、もし禄がホテルで愛実を抱いたら、愛実とSEXをしていたら、修復不可能なほど深い傷を双方負っていたと思います。
愛実の場合、妹の死で家族から過保護な程の扱いを受けている部分も関係してくると思います。
犬のロクが死に、希実の導きで禄がロクを埋めた場所を愛実に教えられる前に知った事、「ばーちゃんのおやつ」で二人でロクの死を弔った事で禄の「償い」は済んだと思います。
ただ、私はそもそも禄には希実の死を「償う」必要は最初からなかったと思います。焼香(第5巻)するだけで本来充分なのですが、愛実が禄に「不必要な」プレッシャーをかけていたのだと思います。言い換えれば禄は愛実の、言い方は悪いのですが「被害者意識」に振り回され、それに決着を付けるため奮闘せざるをえなかったのでしょう。
「禄ちゃんは 禄ちゃんの道を行って」の言葉でようやく禄は過去から「解放」されたと言えますね。
三千花もまた最後(高校卒業時)に「梶間は『王子様』で…赤沢は『男』だった」と自分の想いに「結論」を出しています。
第5巻から1巻半に渡るACT6は「過去に決着を付ける」という意味でかなり完成度が高いです。
第6巻後半からACT7になります。
あたしの好きな人は決してあたしを好きにならない
あたしがその人をとても好きでその人もあたしを大切に思ってて
キスをする
そんなキスはしたことがない
あたしは愛を交わしたことがない
あたしの中に愛はいっぱいあるはずなのにおかしいななんでだろ？
ACT7には久々にカンナが出てきます。
この大学に入って良かった、千家百加(せんけももか)と友達で良かった、と言う中西の物語は二年前の高校時代に遡ります。
男を好きになったものの「チーン」の一音で終了を告げる、次の男と出会いファンファーレが鳴る、この気持ちは分かります(笑)
私の場合高校が男子校だったので大学時代からですが、自分が異性に対して執着が弱かったのもあるんだろうけど、女の子を「なんとなく」好きになって、きちんと付き合いもしない内に些末な事でいつの間にか「もういいや」と好きでなくなっているという(笑)
そして男子達が騒いでいた東高のマドンナがカンナ。
だが百加はそんな偶像より生身のリアルがほしー。
吉永に「どっかあそびいく？」と誘われると夜遊び高校生の中の「別の男」を与えられた。吉永に言わせると「モノ欲しそ～な顔」をしていたらしい。
「チーン」と終了音が鳴る。
百加はいつも肉まん買ってるコンビニの店員に顔を覚えられ、その大学生と付き合う事になる。
だが百加は彼の事を好きではない、ファンファーレどころではなく
あたしは「彼氏」が欲しいんじゃなくて 好きな人に好きになってもらいたかっただけなのに
ある日突然、郵便受けの広告に「尻軽女」と書かれていた。
そして慎重になった百加は同じクラス、同じ大学志望の中西相手にファンファーレが鳴る。
大学で仲良くなった「瀬戸カンナ」こそ高校時代に男子が騒いでいたマドンナ。
カンナ あんた邪魔なのよ
↑この感情が、想像は出来ても実体験として男はあまりないんじゃないかと思います。
中西が「女の闘いかぁ？ 男 絡むと女はコワイよね」と言ってますが、私自身、学生時代に一人の女性を巡って男友達と争った事は皆無なんですよ。
作中でも「経験あんの？」と訊く百加に中西は
「ないけど なんとなく」と答えてます。
やはり女性の恋の闘いの壮絶さ(?)と云うのは小説や映画で読んだり観たりした範囲でしか男は知らなくて、本当の意味で理解はできないのかもしれません。
実際経験がないですからね。私も友達の恋を応援してやった事はあるけど邪魔しようとした事はないです。もし友人が自分と同じ女性を好きだったら?という点に関してはそういう事例がなかったので未知数ですが。
カンナが中西の芝居への誘いを断ったのは「用事があるから」、ところがその「用事」とは「近所ウロウロ散歩してあとはDVD三枚」、その程度の物。
このACT7は第7巻に続きます。
中西の無防備な笑顔を見て
あたしはとても知りたくなった
とてもとても知りたくなった
現在「クッキー」に連載されてるのが最終章のようです[訂正]*現在連載中の章はまだ最終章ではありませんでした。
ここんとこ毎日漫画読んでますね。
明日「週漫スペシャル」発売日です。
「別冊 花とゆめ」9月号もコンビニで受け取ってきます。
【マクロミル】アンケート会員募集中！謝礼ポイント有
本日の箱庭諸島
順位：25
経済力：1796
人口：178,900人
資金：1741億円
食料：2,057,100トン
面積：4900万坪
農場：122,000人
職場：150,000人
採掘場：10,000人
発電力：2085万kw
失業率：-57.63%
軍事技術：Lv.1
見てない間に9:5の遊園地が老朽化で取り壊されてました。
先に5:8の氷河にスケートリンク設置します。
本日煙になったたばこ
Cigarette
Peace:
5本CHERRY:
1本hi-lite RUM MENTHOL:
5本Pipe
MacBaren latakia blend:
1ボウルRUM ROYAL:
1ボウルB.G.M.
Jean-Michel Jarre/RENDEZ VOUS
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