アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

『別冊 マーガレット』12月号

2009-11-13 | 少女漫画
 
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風邪です。でも別マ読む。


『虎と狼』/神尾葉子。巻頭カラー60P。
『まつりスペシャル』の作者。『まつりスペシャル』は今ひとつピンと来なかったんですが、これはなんだかとても良かった。
創業50年の定食屋「ひまわり」の義理の娘、鳥沢美以(とりさわみい)。ある雪の晩、互いを「トラ」「オオカミ」と呼び合う美少年二人が店にやってくる。「おいしい」「すごいうまい」と料理を食べるトラ=千石虎次(せんごくとらじ)に対し、腹の虫が鳴っているのに何も口にしようとしないオオカミ=大上謙(おおかみけん)。
大手食品会社が建設しようとしている大型フードコートのせいで立ち退きを迫られる商店街。店を守りきれない非力さを痛感する美以は、オオカミがその会社の社長の息子だと知る。

幼い頃に両親が離婚し母親の料理を食べたことがなく、「気持ち悪い」と手料理が食べられないオオカミ。食事はサプリメントだけで「おいしい」を知らないオオカミに心から同情する美以。
最後までトラとオオカミが恋人同士だと勘違いしていた美以も面白い(笑)


『ストロボ・エッジ』#27/咲坂伊緒
後輩として転入してきた、安堂の元カノ、真央。仁菜子に話しかけようとする彼女を制止する安堂。「今のコに何かしたら許さないよ」。
自分は何がしたいのか、どうしたいのか、揺れる仁菜子。「私もうムリかも」。今のこの距離を無くすのはいやだけど、それ以上の気持ちで…

「話がある。」と安堂を呼び出す連。
「安堂 俺 木下さんが好きだから」。とっくに分かりきってると言う安堂に、おまえだけには自分の口からちゃんと言わないといけないと思ったんだと答える連。
翌日、いつものように挨拶してくれる安堂、救われたような笑みを浮かべる連(嬉しい時の顔)。


『君に届け』episode41/椎名軽穂
想いが届いて、その届いた想いを確かめ合う二人。再現ドラマでちゃかされてVサインする風早。なんと微笑ましいことか!
「……わかってる……よね?」、無言でうなずく爽子。
皆に祝福され、自分は迷惑じゃないんだ、いいんだ…!と喜びを噛みしめる。
肝心なことを言ってないとピンに詰め寄られ、背後から「結婚して下さい!!」とアテレコされてしまう(笑)
「わかってるよね」じゃない、こんな大事なこと、黒沼に直接言うのすっとばして、……前になんか進めないんだった。

幸せに浸る爽子と風早、はしゃぐ周囲、あやねが振り向くと、そこには顔を背け立ち去ろうとするくるみ。


『キミを中心に世界はまわる』Vol.1先生/八田鮎子
新連載。連載というかシリーズ物です。
ゲームが趣味の藤川佳代(ふじかわかよ)と、彼女が目の敵にしているエラソーな灰原(はいばら)先生。没収されたPSPを取り返しに佳代が職員室を訪れると、先生の第一声は「頼む!! 俺と一緒に狩りに出てくれないか!?」。
八田鮎子さんのセンスが好きです。
「先生とはもうしません …もう 私たちの関係も終わりっ したくない!」てのはウケました←通信プレイのこと(笑)


『夢みる太陽』26TH DOOR/高野苺
地方検察庁で仕事してる大家さん。男がいいと言っておいたのに女性の担当事務官。理由を問われて「だって 好きになったら困るじゃないですか」。
会えなくなってからずっと大家さんのことを考えているしま奈。「一生好きだ」「手 つなごう」。善が言ってくれるこんな言葉を、大家さんは絶対に言ってくれないだろう。
何故か学校に来ていた大家さん、善の手を振りほどいてしまうしま奈。先生のこと本当はどう思っているのか訊くしま奈。「憧れ」と「好き」は違うと答える大家さん。聞けば聞くほど大家さんの気持ちが分からなくなってしまうしま奈。誕生日に会えなかったお詫びにその場で「なんでもゆうこときいてあげます券」3枚セットを手渡すしま奈、その場で一枚使う大家さん!
自分を抱きしめてから取り乱す大家さんを見て、どうして大家さんの気持ちがずっと読めなかったのか納得するしま奈。「前に進まなきゃ」。目に涙を溜めて、最大級の告白をする。


『ベリー ダイナマイト』STAGE 7/中原アヤ
響玲にキスシーンの代役に指名され、震え上がるくるみ。「ママのお家は先祖代々 厳しくて お嫁に行く相手とだけしかキスしちゃいけないの」というくるみの話はいちごの国のおとぎばなしではなく、ほんとの話。響玲のワガママに振り回され、過労でバタバタ倒れていくスタッフの姿を見て麻衣の堪忍袋の緒は切れる! 怒鳴りかかる麻衣に、あり得ないのはこのドラマのほうだとふてぶてしく言い返す響。

そのアイドル生命を見せてみろと迫られ、売り言葉に買い言葉でくるみの代役を引き受けてしまう麻衣。報告するほどのことでもないかと、自分にとっての最大のファン、水無月がバイトしているコンビニ前をうろうろしてしまう麻衣。水無月から返ってきた言葉は応援の言葉ではなく、「いやです」。

撮影で響玲の「本気の演技」を見せつけられた麻衣は、悔しいけどほんとのことだ、応援してくれなくても、「やるよ」と腹をくくる。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (yuyu)
2009-11-14 15:07:51
「君に届け」ニヤけました(^-^)
カッコイイです。風早くん!
次回のくるみの話が、どうまとまるのか、楽しみです(^o^)
返信する
告白早実っ太くん…(笑)-byピン (Wrlz)
2009-11-14 16:12:21
>yuyu様

思わず顔がほころんでしまう嬉しい展開でしたね! 『君に届け』。ニヤニヤしながら読みました(笑)
来月は絶対くるみちゃんの話ですね!

『シーイズマイン』がすごくあっけなく終わってしまってなんだか残念でした。
『キミを中心に世界はまわる』は少し楽しみです。
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