アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

『別冊 花とゆめ』2010年5月号

2010-04-04 | 少女漫画
 
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本誌と比較してしまうと別花の盛り上がらなさがはがゆい。

『オレンジ チョコレート』第16回/山田南平
すっかり馴染んでしまった2匹の狐。右近はちろ担当で、左近は律担当。とうぶん極秘のちろの芸能界デビューを控え、左近から右近に呼び出しの電話がかかってくる。移動先で有無を言わさずアリスに着替えさせられるちろ。アリスとハッターの撮影がいきなり始まってしまう。
メイクと緊張のせいでヒフ呼吸もまばたきもできないちろの表情を、言葉一つでやわらげてしまう律。シャッターチャンスを逃さない社長。
ふたりの空気を壊したくないと、上から黙って見守っていた「彼」は、自由気ままに現場から立ち去ってしまう。



『執事様のお気に入り』第34話/伊沢玲・津山冬
パーティーで勝負することになるキースワーズと双星館、良ちゃんとのデート権を賭ける九条弟と伯王。勝負を受けないということは自分の執事が負けると思っていることだと言われ、困り果ててしまう良ちゃん。「受けます」と答えても「受けません」と答えても自分の気持ちは伝わらず、伯王にも頼れない。当然のように「絶対勝つからな」と言う伯王。バカ正直に自分の気持ちを九条弟にぶつけ、必死に謝る良ちゃんが微笑ましい。
妨害工作があったパーティーも、結局「みんな本当はいい人でした」で丸く収まるのがこの漫画に限っては「正しい展開」です。
お姫様だっこ!



『オトメン(乙男)』第42話/菅野文
そうか。飛鳥が父親と再会できるまでこの連載は終わらないんだ(笑)


『お嫁にいけない!』Step11/藤原規代
「頑張らなくていいんだよ」と言ってくれる久賀さんの言葉より、「がんばろうよ一緒に」と言ってくれる悠貴の言葉のほうが嬉しいですね。

弱さから目をそらし逃げていたまどかが前を見られるようになる。


『群青シネマ』第8話/都戸利津
撮影が終わり、寝食を忘れて編集作業に取りかかる三人。
返却してくれなくていいと言われていた汐さんの写真を、返してこいと弥方に手渡すたまき。代わりに行こうかと言う月ちゃんに、弥方は自分の婚約者に安心したと答える。月ちゃんや朝日やたまきと一緒に過ごす時間の価値を分かってくれる人だったと。
『夏日の堰』の、「私のいない幸せが貴方に訪れますように」という軍人の伝言の意味が分かったと言う月子。次は自分で幸せにする話を書くと答えるたまき。
タイムリミットが訪れる。夏休み最後の日、編集を終えてカーテンを開けると雲ひとつない群青の空。
来月号で完結です。



別冊は本当に読みたい連載が3本しかないというのが問題だ。これに520円出せと!?(笑)
「ガラかめとボク月を載せておけば売れる」と思っていてはいけません。新作をもっと載せてくれ!
『人形宮廷楽団』が終わってくれるのでホッとしています。『1+1』の愛情が虐待に変わる過程はそれなりに読み応えはあった。
来月号からの『いつでもお天気気分』に期待しています。


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【検索用】別冊花とゆめ 白泉社 201005

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