気合い
2010-02-06 | 読書
げほげほげほっと咳をする度に体力を消耗するんですよ(笑)
ベッドで漫画を読むのがこれほど幸せな時はない。カーディガンを羽織ってどっかのセレブみたいな格好で優雅に(?)読み耽っています。ゴハンはちゃんと食べてます。
『花とゆめ』2010年5号。
安静にしていたいので詳細は省きますが、蝶々にこんな可愛い弱点があったなんて嬉しすぎる。
今回の奈々生はとてもとても「女の子」だった。
「お前は簡単なことをすぐ難しくする」と春香に一喝され、ここに居たいと答えるいちこ。転校までさせちゃう古白の執着!
ビビをあんなふうにずっと見ていたローゼマリーが切ない。すきだ。
右腕とぬくもりの両方を切り捨ててまで王になったスウォン。悲しすぎる。
大満足です。だるいの押して気合いで買ってきて良かった。
なんと言われようと、漫画というのは私にとって「日本の豊かさ」の象徴です(くどい)。
私は2歳の時にギリシャに渡り、小学1年生までパプア・ニューギニアで過ごし、1980年に第二次オイルショックを乗り越えた直後の日本に帰国しました。
今は亡き祖母が連れて行ってくれたデパート(百貨店)に感動したのをすごく鮮明に覚えています。昨日までテレビはおろか水洗トイレすらなかった、船が寄港しない日は腐ったジャガイモしか食べる物がなかったような国で暮らしていたのに、デパートでオモチャを買ってもらえば店員が二重にも三重にも色紙でくるむ過剰包装をしてくれ、店内のレストランでは季節に関係なく美味しい物が食べられ、屋上では子供を楽しませる贅沢なアトラクションをしていた。1980年代の話です。「これが南北格差か!」、という。あの衝撃は今でも忘れられない。
メディアはちょっと景気が悪いくらいで不安を煽りすぎです。「ハイチよりはましだ」と思えば大抵のことは我慢できます。
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風邪 |
ハイチよりまし、確かにそうなんですよね。
みんな贅沢です。
「何もせずにマンガだけ読んでいる自分」を正当化できるのである意味では天国です(笑)
『Variante』と『カラクリオデット』を読破しました。今夜は何を読もう…?