私が思う女の子らしさって……
どんなに外見がキレイでも、だらしがない人は女らしくない。
それの逆で、いざという時に、とてもキレイな字が書けたら、
それは女として、とてもステキだと思う。
第四巻は表紙が加茂ちゃんだ♪
制服のまま犬のピースと戯れてしまう望月さんは可愛いと思うけど。
普通に入試を受けて柔道部に入部したのも自分の意志の望月さん、落款を作りたいのに顧問の先生からの拘束が面白くありません。
「望月は推薦入学」と嘘をつく島田先生がケシカランよ(笑)
久我は相変わらず望月さんの柔道の才能を「もったいない」と言う…。
アクションあり、エロあり。
「書の甲子園」で望月さんは日野ちゃんに「大字書」を書いてくれと言われる。
「あの、私、キレイな字を書けるようになりたくて、書道部に入部したんですよ。
だから……
読めないぐらいに崩した字を書くのは、なんか、抵抗があるってゆうか……」
影山先生の「読める字なんてタレ幕と同じ」という解説を聞いても納得できず、一度は書の甲子園参加を辞退します。
時は夏休み。皆が働いているから自分もアルバイトをしてみたいと言うユカリが父から紹介された蕎麦屋「宮田庵」は、奇遇にも合宿の寸評会で最下位だった鵠沼の宮田麻衣ちゃん(望月さんのライバル)の家。
言葉遣いが丁寧で英語もペラペラなユカリは宮田さんのお父さんにも、麻衣ちゃんにも気に入られてしまいます。
そして宮田さんには書道部に入って「やりたいこと」があります。
街中に溢れている筆文字はほとんどが「筆耕」と呼ばれる業者に金を払って書いてもらった物。
宮田さんを値踏み(?)に押し掛けてしまう加茂ちゃんと三輪ちゃんが笑えます。
三輪ちゃん加茂ちゃんは「ユカリの保護者」状態ですね。
蕎麦屋の休憩時間中にバッタリ鉢合わせしてしまう「宮田さんとユカリ」と望月さん→三角関係突入。
しかしユカリは携帯を持ってません。
部活が忙しいから宮田さんの手伝いはできないと言うユカリ、実はユカリも(入部のきっかけは「ノゾキ」だけど)「書きたいもの」が出来たんですね。恋愛が面倒なわけではありません(笑)
方や、裏表のない望月さんもユカリの祖母に気に入られます。
崩した字の良さが分からないと本音を漏らす望月さん。
「普通の整った楷書では、"風"はただの"風"だけど…この字は"風"がそよ風だったことを、あなたに伝えた。」
そして再び「書の甲子園」への出品を決意する望月さん。
影山先生も張り切ってます。
ユカリは「雁塔聖教序」821字の全臨で大忙し。
「曹全碑」なら指導してやれると言う影山先生を
「結構ですから。」
「ほら、あっちいけ。」
と拒否する三輪ちゃんと加茂ちゃん(笑)
インターハイで優勝しておきながら「この夏、一番感動したこと」を思い付かない望月さんが笑えます。
時は文化祭前。掛け持ち部員が一人いるなら5人じゃなくて4.5人だという横槍。
だが体育祭で「クラブ対抗リレー」があり、書道部にはスポーツ万能の望月さんがいる！
新キャラ、加茂ちゃんの知り合い・村田(遺跡発掘部)がうけます(笑)
「をく」と書いてあるTシャツ。その意味はアンカーの望月さんが5人抜きして書道部が一位をとった時に分かります。
高校の文化部は「展示を見に来てもらう」段階から大変ですよ。
「メガネの子」に萌えてしまう男の入部希望者は要りませんか。入部希望じゃなくて見学希望だしね。
なんて失礼な連中だっ(笑)
望月さんが気になるユカリ、おばあちゃんはお見通し。
「量が結構多いから、大江くんちに持ってくよ。おばあちゃんにも会いたいし。」
他意はないんだろうね。
それで、忘れっぽいんでしょう(笑)、望月さんは。
「ちょっと崩した読める字」が書けないユカリと、珍しく掃除をしている望月さん。
第五巻はいつかなぁ？
2009年初夏ですね。
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