アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

英語が公用語

2010-09-05 | 今日は旧暦のエイプリルフールです
 
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インターネットショップの楽天が社内の公用語を英語にするらしいが、同社が所有している野球球団の練習中の言語が、既に英語になっていることはあまり知られていない。
我々取材班は、楽天の練習試合を極秘裏に取材した。そこでは確かに、英語が日常的に使われていた。
我々が取材を開始して間もなく、チームの紅白試合が始まった。
「プレイボール!」。
試合の開始を告げる言葉からして英語であった。
投手が打者に向かって一球目を投げた。
「ストライク!」。
審判も英語を話していた。
「ストライク! ボール! ストライク! スリーストライク! バッターアウト!」。
三振を奪った投手を味方の選手が褒めたが、その言葉も英語であった。
「ナイスピッチング!」。
出塁できなかった打者もまた、英語で慰められていた。
「ドンマイ」。

そして監督が指示を出した。
「今度は一球目は大きく外に逃げるカーブ、二球目は打者の手前で沈めて、三球目を外角低めの速球で糸を引くような感じで綺麗に決めてみなさい」
と英語で言ったら、誰も聞き取れなかった。
記事を書こうとしたオレも、そんな難しい英語は分からないので記者をクビになってしまった。

数か月後、外資系に再就職したオレが個人的に楽天のキャンプ地を訪れてみると、行き過ぎた言語教育の反動で英語はものすごく嫌われていた。
ストライクは「よし」、ボールは「だめ」に置き換えられていた。
それはともかく、ポイント2倍になるので試合にはなるべく勝ってほしい。

「聞くだけで英語がペラペラになるCD、絶賛発売中でございます」。そんなパンフレットが知らない内にカバンの中に突っ込まれていた。

ところで世の中には当然のことながら、たばこの煙や臭いが嫌いな人がいる。従って喫煙者にはそのような人々に配慮する義務があるし、条例で禁じられている歩行喫煙や禁煙の場所での喫煙は絶対にするべきではない。もちろんオレも、昔はともかく今では他人に受動喫煙をさせないように吸っている。
しかし世の中がこれだけ「分煙」を徹底させているのとは対照的に、「外国語の音や響きが嫌いな人」への配慮は全く為されていない。歩きながら外国語で会話している者や、飲食店の中で外国語を話す者達は野放しも同然である。
政府は今後「分語」を押し進め、店内は「日本語席」と「外国語席」に分け遮音壁で区切り、決められた場所以外での外国語の使用を全面的に禁じるべきである。日本で暮らしている日本人に向かって英語で話しかけるなど、非喫煙者の顔にたばこの煙を吹きかけるに等しい行為であり、言語道断である。ちなみに言語道断の「言語」とは「蘭語」のことであり、江戸時代には「蘭語道断(らんごだうだん)」と云われていた。


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2 コメント

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Hello! (Wrlz)
2010-09-05 20:10:40
>Shinya Fuesuta, Mr.

Hello.
How are you?
I'm fine thank you.
I likes manga the very much!
Today I buyed Coppelion vol.8 and readed it but didn't becomed a Hentai!
返信する
Hi! (笛巣田 真夜)
2010-09-05 15:57:47
MANGAもHENTAIも世界共用語です(キリッ
返信する

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