椎名軽穂『君に届け』第1巻

　

真っ黒な長い髪
真夏でも青白い肌
黒沼爽子15歳
座右の銘は一日一善
小学生以来のあだ名は貞子
最近では本名を知る者はほぼいなく怖れられる毎日

今日は7冊もコミックス届いてどれから読もうか悩んで、初めてのこれから行きました。
+ちょも+さんに教えてもらった少女漫画の大革命。
うわっ、面白すぎる!!
第7巻まで出てるからもっと先まで買えば良かった。
来月は買う新刊少ないからその時買おう!

+ちょも+さんが勧めてくれた少女漫画は全部面白い。これから「少女漫画の先輩」と呼ばせてもらいます(笑)

「貞子」ってのはそういう映画(?)があるんですね。

ほんとは爽子なのに皆に貞子貞子と呼ばれ、貞子と日に3回3秒以上目が合うと不幸が訪れると、落とし物を拾ってあげても「ごめんなさいっ」と謝られて逃げられて友達もいない。そんな中、爽やかどころか「爽やかで出来ている」ような風早翔太君は自分にも「おはよー黒沼」と普通に話しかけてくれる。
そうだよ、ちゃんと正直に喋れば誤解なんて溶けるんだよ。友達だってできるさ。それを教えてくれたのは風早だけど。
爽子は黒い沼じゃなくて「爽」やかな「子」、矢野あやねと吉田千鶴、野球部の真田龍って友達もできた。

関係ないけど日本人て他人に親切にされた時よく「ありがとうございます」って言わずに「すみません」て言うんだよね。道譲ってくれたりエレベータのドア押さえてくれてたりの時。
私は"Thank you."って言うのが子供の頃から普通だったので日本人にも「ありがとうございます」って言うんですよ。

肝試しの罰ゲームは貞子と付き合える権利と言われ
「それが罰ゲームなんて失礼すぎる　黒沼女の子なのに」
もう誤解の溶き方を知ってる爽子は公開失恋して風早君の名誉を守る。嘘は一つもなかった。
「…おれ期待しちゃってもいいんだよね？」と言う風早?
それは尊敬? それとも恋愛感情?

episode1.「席替え」から連載です。
風早が「大丈夫だよ」と言うと本当に大丈夫な気がしてきて不思議。みんなと仲良くなりたい。
席替えがあるからまずは隣の子と仲良くなろう。今度こそ。19番は爽子の隣、くじを取り替えて
「やったあ　黒沼の隣だ！」と座ってくれたのは風早君。

…憧れも　尊敬も とびこえて　生まれてしまった　もっともっと大きな　大すきの気持ちは

放課後残っての出席簿作りがきっかけで平野・遠藤の2人の女子も自分に話しかけてくれた。
きっかけは風早君。
でも風早は貞子の頑張りだと。

矢野さんと吉田さんの無責任な噂の出所はどこだと訊かれて「…貞子－－…」と陰で言われる処でepisode4へつづく、です。

ペドロ・マルチネスと名付けられた拾った犬はこの後物語に関わるのかな。
拾った時の記憶を風早は独り占めすると言うから絡みそうですね。
今はまだ「<貞子>をぞんざいに扱うと男子の中心的存在である風早が激怒する」&女子の「風早はみんなのもの協定」からというのが大きいので今後の展開が楽しみです。
なんかもう色々と楽しみで楽しみで仕方ないですよ。

個人的な話を書くと、私が「友達ができない」と悩んだのは小6の時にアイルランドに引っ越した時でした。アイルランドの子達はとても親日的で、黄色人種の自分にも自然に接してくれたけど英語が出来ないという「壁」のような物は最初の1年くらいはやはり感じてました。ジョークやスラングが自然に口から出るようになり、皆と先生の悪口や猥談(笑)とかに混ざることができるようになった頃「本当に友達になれた」と感じましたね。猥談ですが(笑)


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