アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

週漫スペシャル編集部御中

2007-02-09 | 読書
こんばんは、「漫画を読むので有休下さい」と言えないWrlzです(笑)

芳文社さん宛に読書感想文(笑)書いてました。


拝啓

(時候の挨拶・「届きました」報告部分)

発売された順番に読んでゆきまして、宮内かずみ&万平先生の作品、現在もお二方が「週漫スペシャル」に様々な業界の裏話的な物語を連載しておりますが、「リサイクルショップ」まで見事に料理できてしまうのですから当分ネタに行き詰まることはありませんね。

私は『ゴルゴ13』が大好きなのですが(さすがに全巻は持っておりませんが)、さいとう・たかをのインタビューを産経のフリーペーパーで読んだところ、「ビッグコミック」創刊当初、十本くらいで終了の予定だったそうです。
それが人気を得て最終回を先延ばしにしながらいくつものネタで描き続けているわけですから、現在連載中の「イケナイ営業日誌」も題材に困らずに続けていくことが可能に思えます。『お仕事のオイシイ話』の三冊も誌面の六~八割が業界裏話もので占められて膨大なエピソードがありましたし…。
来月号の「引っ越し業者編」も楽しみです。
『お仕事のオイシイ話』では各作品の最後に「ウマ味」と「泣き所」が添えられていて更に楽しく拝読しました。添えられた大葉康雄先生の可愛いカット&ミニ漫画がまた嬉しいです。
待遇や年収の具体的な数字も記載されていますしリストラされた時の参考になりますね(笑)
「官能(秘)プラン」での
「……それじゃしようがないですね
 そうか性の不一致か…」と云う台詞には爆笑してしまいました(笑)

「ファーストフード店」(「絶好調不倫マニュアル」)や電力会社(「感電注意 危ない人妻」)までお色気沙汰の作品の題材になってしまうのも意外でした。
要するに素材は何でも良いのですね。それを「どう料理するか」でどんな素材も傑作物語になってしまう、これが「プロ」の実力なんだなぁと感服致しました。

フライトアテンダントが見かけとは裏腹に金銭的に苦しいと云うのも意外でした(「飛んだプライド」)。
私は大学時代の1993年からオーディオヴィジュアル兼電器店の会社でアルバイトをしていたのですが、携帯電話がようやく普及し始めた頃でして、携帯を購入してくれたタクシードライバーのお客様に携帯番号入りの名刺をサービスしておりました。当時「スチュワーデス」と呼ばれていた彼女達が空港から帰宅する際によくタクシーを利用すると説明されまして、そのような顧客を手に入れればタクシードライバーもオイシイということでした。
「ウマ味」と「泣き所」」を見ると正社員と契約社員では年収にかなりの差がありますね…。
私が知っているのは15年前の世界なので今はかなり変わっているんだなぁと思いました。
15年前の話なので参考にはならないかもしれませんが、当時タクシードライバーには借金を重ねてブラックリストに載りクレジットカードの効かないお客様が少なからずおりました。
私がアルバイトしていた会社ではそのようなお客様に対してオーディオ製品などをお買いあげ頂いた際にカードではなく、営業所と話をつけて「お給料から毎月○万円引き落とし」なんて方法で支払いを可能にして頂いておりました。

「ヒミツの余得編」掲載の「世直し快感工事」、原作付きでない美和剛先生のオリジナル作品を初めて読みましたが「田舎者」ものがかなりお得意のようにお見受けしました。
美和剛先生は原作なしでもコメディ行けますね。
でも「農業ノススメ」が単行本化されて『農業ノススメ』になるのが待ち遠しいです。
馬鹿にした言い方で「田舎者」と云う言葉を遣っているわけではありませんが、東京の人間にはない田舎者の「たくましさ」のようなものが感じられます。
絶倫の辰兄に
「あっ
 ケイタイちゃんネ!」と挿入したままジャンプされたら痛いですよね~。
女が泡吹いて気絶してしまうのも当然です(笑)
「こっちゃ大地を相手に
 彫ったり削ったり
 してん
 だ!」
「セクシー
 下着なんだ
 べ?」
悪女を相手にあーしろこーしろと無理難題を吹きかけたりコメディ感も満載です。「ベタコ」と云う言い回しは初めて知りました。女性器の俗称だと友人に「おべっちょ」なんて言葉を教えてもらったことがあります。

原作付きですが、「覗き窓」ラストの、男を交互に指さして
「愛人A」
(スッ)
「愛人B」
も笑っちゃいますね(笑)

大葉康雄先生の絵のタッチが、2000年8月号掲載の「白衣のおつとめ」→2002年11月号掲載の「快楽の扉」→2003年4月号掲載の「欲望課外授業」と少しずつ変わってゆくその変遷を見ることができて楽しかったです。
昔も可愛かったけど今現在の絵がすごく好きです。

お送り頂いた『お仕事のオイシイ話』(1)(2)(3)以外に楽天から購入した『特報 黒の事件簿』の(3)と(6)ですが、「紅の源泉」が印象的でした。
佐々木久&三田武詩先生の作品も面白く、現在連載中の武守仁先生原作の「風俗記者・どぶねずみ」以前の佐々木久先生の作品を読むことができてラッキーでした。
原作付きですが、大葉康雄先生の作品にサスペンスものがあったのも意外でした。「愛憎コール」と「女の証明」、後者を特に気に入っています。
過去の「週漫スペシャル」にも随分たくさんの名作が掲載されていたんだなと思いました。
私の分として取り置きして頂いている『誘惑白書』の(1)(2)はご好意に甘えて近所の書店から買わせて頂くとして(その節は販売部の方にお世話になりました)、『特報 黒の事件簿』の今回購入しなかった(1)(2)(4)(5)も是非楽天さんから購入したいと思います(というか昨日注文してしまいました(笑))

あと第33巻まで発行されている『蔵の宿』がちょっと面白そうで気になります。

勝手に、昨年新設した自分のアフィリエイトブログで紹介させて頂いております(不都合がございましたら削除致しますのでご一報下さい)
http://plaza.rakuten.co.jp/wrlztzdr/
(↑一部環境やOSによってはきちんと表示されないようです…)
まだ持っていない号までリンクを張っているのは「自分で自分のブログから購入して自分にポイントを与えるぞ」と云う不純な動機からです(笑)
「イケナイ営業日誌」に喩えたら「アフィリエイト編」になってしまいますね(笑)

封筒に貼った切手は現在郵政公社が実施している「フレーム切手」と云う、自作の画像で切手を作成することのできるサービスで私が昔描いた絵でつくってみたものです。
クイズアンケートの賞品にオリジナルテレカがありますが、連載中の作家さんの絵で作成したフレーム切手を加えてみると面白いかと思います(封筒に貼ったのは漫画カットではなく油彩ですが。ink & screentoneの未使用も1枚同封しておきましたのでご笑納下さい)。

もちろん「週漫スペシャル」本誌も継続して毎月購入してゆく予定(「決定」とも言う(笑))です。

最後に、これは編集部でなく販売部にお願いすべき事柄かもしれませんが、現在私が「週漫スペシャル」を毎月講読しているのはセブンイレブン○○店です。
店員さんにお聞きしたところ、貴社の『特報 黒の事件簿』のような雑誌と単行本の中間のような本は入荷せず、取り寄せも受け付けないとのことでした。
同封したレシートに○○店の所在地と電話番号他が掲載されておりますので、一冊で構わないので同店に出荷して頂けるよう担当の方にご伝言頂けると幸いです。
「『Wrlz』という客が確実に毎回一冊購入する」と添えて頂ければセブンイレブンの方も仕入れやすいかと思います(無理かな(笑)?)

一点しか残っていない『誘惑白書』(1)を私のために取り置きして頂いたり、この度は色々とお骨折りありがとうございます。
毎月29日を楽しみにしております。

敬具

週漫スペシャル編集部御中

Wrlz


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