初めてたばこを吸った時

ダイエット効果を期待して喫煙を始めようって女性が私の掲示板に来ました。
ダイエット効果を期待するには釣り合わないよって答えました。
心筋梗塞や脳卒中のリスクを考えるとダイエット効果は想像しているよりないし、やっぱり釣り合わないでしょう。

"Salem Pianissimo"を吸い始めたと言いました。


自分が生まれて初めてたばこを吸った時のことは覚えていますね。
アイルランドに住んでいた頃、スライゴーの方まで旅行をしたことがありまして、パブでギネスを飲みながらパイプをくゆらしている大人達がすごく素敵に見えました。
その光景を見てすごくたばこに憧れたんです。大学の美術研究会の飲み会で、シガレットを勧められましたが、やはり生まれて初めての1本には緊張しましたね。そしたら困惑していた私に女性の先輩が「サムタイムライト」を1本くれたんです。
「火を着けないで吸い込んでごらん」と言われたら着火する前から何かが感じられて「これなら大丈夫かな」という感触がありました。
実際に着火して吸ってみると確かに平気、それどころか清涼感が心地よく、初めての1本から美味しく愉しめた幸せな人間の一人になりました。



数週間後、"Dublin" と書かれたパイプたばこのパウチを銀座で見かけました。アイルランドに住んでいた私は同国の首都の名前が冠されているこの銘柄がすっごく気になり、思い切って「あの『スウィートダブリン』っていうのを吸ってみたいんですけどどうすればいいんです>」と店員さんに尋ねてみました。
そしたら店員さんが親切に最初のパイプを選んで下さいました。この「スウィートダブリン」は今でも愛煙しています。



それと、国によってブレンド思想って違うでしょう。
色んな国のシガレットを体験したいと思ってメル友に送ってもらったりしました。
My cigarette collection.

すっごい気に入ったのはロシアの「プリマ・ノスタルジー」ですね。



中華民国と南朝鮮は日本に近い味ですね。
チャーコールの採用とヴァージニアとオリエントベースが多い感じ。
中華人民共和国のはたくさんすったけど「中南海」以外不味かった(笑)


一度、「中南海」の偽物が出回ったことがあるんですね。バーコード部分で本物と偽物が識別できます。

本物


偽物


生まれて初めてプレミアムシガーを愉しんだ時のことも覚えてますよ。
お店だったらle Connaisseurがかなり好き。
生まれて初めて行ったシガーバーだしね。
サイトにあった地図を見ながらお店を探していたんですが、道が分からなくて迷子になって電話したら「私が店の前に立ってお待ちしてますから」ってすっごい親切でした。
無事入店して、席に案内されてメニューを渡されました。
でもプレミアムシガーなんて吸ったことないから文字だけだと分からなかったんですよ。
それで、ヒュミドールまで案内してもらって、湿度管理された膨大なシガーに圧倒されました。
「初めてなんですけど、こんな葉巻ってありますか?」って訊いたら何本か候補をピックアップして下さいました。
頂いた名刺には「シガーアドバイザー」と書かれていました。
選んだシガーをバーテンダーの人に見せると、そのシガーに合った飲み物のアドバイスももらえました。

シガーカッターを貸し与えられ、とても丁寧に愉しみ方を教わりました。
感動。シガーってなんて贅沢なんだ(≧▽≦)
翌日にさっそく家庭用ヒュミドールを購入。


自分専用のシガーカッターも買いました。


まあプレミアムシガーは最低でも1本1,000Yen はしますから毎日吸うってのはちょっと無理ですね。
ケチな私はパイプたばこを吸っています(笑)
5グラム吸うのに30分かかるからねー、経済的(笑)
280Yenのシガレットを1日1箱吸うと一週間のタバコ代が 1,960Yen になるけどパイプたばこって50グラム=1,000円以内で6日くらい保ちますから。
呼吸器へのダメージもなく、まあ健康的じゃないっすかね。

11種類のパイプたばこを吸っていますが、湿度管理大切!