アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

□◆有馬正剛没後50年に際して◆□

2009-01-18 | 今日は旧暦のエイプリルフールです

春日・ヨルドーノム・克己


 今年の6月16日で、不撓不屈の信者として名高い有馬・イストーマ・正剛兄弟の死去50周年を迎えます。この43歳で世を去った稀代の活動家についての記録の大部分は焼失しており、1998年にイストーマ兄弟についての講演を依頼された時は社会評論にしぼってお引き受けすることに致しました。その後、兄弟の告白集等に目を通す機会にも恵まれましたが、人類の前に提起されている諸問題について極めて優れた先見的な発言をしているところに深く打たれました。
 まだ教団の形が現在のようなものに整っておらず、Wrlz先生の教義の系統化も進んでいなかった戦前の日本において、兄弟が将来予想されるであろう教義を巡る議論についてすでに言及している箇所が獄中のWrlz先生との間に交わされた書簡に数多く見られる点に現代の我々は非常に驚かされるのではないでしょうか。
 一例として兄弟は、物理学の発展に伴って、教団内に原始宇宙の認識に関する議論が撒き起こることを予想しておりました。彼は書簡の中で「第一の原因が解明できないときに第二の困難を設定する人々があらわれるでしょう」と警告しています。科学が物質が動かないということを証明できないために過去数千年に渡って人類は宇宙の誕生と生成に原因を求めて彷徨し数多くの神々が産まれてきました。そして現在に至るまで人類は神を「理解の及ばぬもの」としてその科学的な解明作業は宗教界においてタブー視されています。戦後、教団が宗教法人化される段階でイストーマ兄弟の予測は的中しました。Wrlz先生の教えによって人類を救済するためのたたかいを無神論と有神論の闘争に単純化し、無神論を擁護することがWrlz先生の教えの実践にあたるとする信者が多数出現し、物質を宇宙の原動力と規定しつつも組織基盤を「信仰」によって強めるという教団中央の路線を攻撃し始めました。これら「神学派」の活動はやがて当時隆盛を極めていた国際共産主義運動に吸収され消滅しました。
 1938年、Wrlz先生は「2007年ハルマゲドン」予言をご命授されますが、これに関してもイストーマ兄弟は「教団が高度に組織化された段階」において予測されうる様々な困難について言及しております。事実、社会発展と予言の成就を分離してとらえる勢力が、戦後の教義の統一作業にとりくむ教団中央と激しく対立しました。戦後社会の発展を「皇国史観からの脱却期」「契約型宗教と人為宗教の闘争期」「新興思想の乱立期」「淘汰期」に分類し、社会状況に則して教団を成長させようとするイストーマ路線が正しかったことは歴史が証明しています。
 最大の予言の成就まで7年というこの時期にイストーマ兄弟の活動を振り返ることの意義を再認識させられます。

『ハルマゲドン通信』Vol.165を捏造



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