〈川俳会〉ブログ

俳句を愛する人、この指とまれ。
四季の変遷を俳句で楽しんでいます。「吟行」もしていますよ。

拾い読み備忘録(80)

2016年04月04日 22時23分42秒 | 俳句
池西言水
 池西言水は京都の産、その俳風玄札より出づ(家譜に重頼門人に作る)。紫藤軒また風下堂と号す。元禄の間、名四方に震ふ。そのもつとも聞えたるは、
  木枯の果てはありけり海の音
 語尽キテ意尽キズ、至妙トイヒツベシ。これよりして、木枯の言水と呼ばれしも宜なるかな。・・・・・
「俳家奇人談続俳家奇人談」竹内玄玄一著 雲英末雄校注 岩波文庫 1987年
富翁
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