長田百合子と谷川栄子の健康ブログ

カラダとココロを守る健康術満載! 主婦も必見!

似た者同士の大切さ(長田百合子)

2012-09-25 21:13:23 | 人間関係
毎朝、定時刻に人が進んで何かをする姿は、
見ていて清々しいですね。
(この人は信用していいなぁ)と思うのは、私だけでしょうか。

二年ほど前
すぐ近所に引っ越してきたA社。

毎朝定時に社員全員が道路に出てきて
会社の周りを綺麗に掃除。
そこを通りかかった人たちに、大きな声で挨拶をしていました。

最初のうちは堅苦しく
「おはようございます」だけの一方的な挨拶だけだったのですが
そのうち
道行く人から「ごくろうさま」といった
思いやりの言葉がかけられるようになりました・・

すると、気を良くした社員から
「気を付けていってらっしゃい」といった思いやりの言葉が返るようになり
毎朝の掃除を通して
和気藹々とした人間関係が地域の中で広がっていったのです。

愛知県の各所に、補習学習塾の展開を精力的に行っていた頃・・
生徒募集は一切新聞広告に頼らないと決め込んでいました。
その理由は2つありました。

ひとつは、
教室を開いた地域の人たちと親しくなり
意見を直に聞いて
少しでも地域が求める指導に心がけたいと思ったから・・

もうひとつは、
相手が自分に適った教室を選ぶように
こちらも長年無理なく付き合っていただくために、最初から同じ感性の親子を選んでかかりたかったのです。

土日、祭日、春、夏、冬休みの長期休暇になると
毎日スニーカーに履き替えて
一軒一軒の家を直に挨拶回りをしながら
現場から多くのことを学び
気の合う親子にたくさん会うことができました。

なんせ280軒以上の教室の周りを
長年コツコツ歩いたのですから、
私がガラッと開けた玄関の数なんて
2万や3万などといった少ない数では決してありません。

ところで
生徒募集の現場には、実に面白い共通点がありました。
玄関が汚いと、それなりのだらしない母親が出てきて
その後から、そっくりそのまんまだらしない子どもが出てきたのです。

ですから
私の生徒募集には「玄関が汚い家の親子は関わらない」といった
動かぬ密かなポリシーがありました。

そうすると
私が経営者として選び抜いた父兄と指導者の間に
《似た者同士で平和な関係》ができ上がり
やがて経営状態も実に安定して
愛知県下の各所に280軒以上もの教室を展開することができたのでした。

現代なら
「人生わずか80年」といったところでしょうか。

どうせ付き合うなら
毎日の掃除がきちんと行き届き
玄関に季節の花一輪そっと飾ってあるような・・・
そんな会社や人を選びたいですよね。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (真理)
2012-09-27 06:10:23
ほんとうにそうですね。
一緒にいて疲れないない人
いい人なんだけれど、なんか疲れてしまう人
やっぱり、いろいろ感じます。
人間なんだから、それでいいのですね。
だから、いろんなグループができるんですものね。

環境と人って感化されあうと思います。
選べるなら、いい環境、素敵な人と繋がっていきたいです。
返信する

コメントを投稿