長田百合子と谷川栄子の健康ブログ

カラダとココロを守る健康術満載! 主婦も必見!

霜葉は二月の花よりも紅い…

2012-11-28 12:50:08 | ライフスタイル
    


山行  杜牧

遠上寒山石径斜
白雲生処有人家
停車坐愛楓林晩
霜葉紅於二月花


山行(さんこう)  杜牧(とぼく)

遠く寒山に上れば 石径斜めなり
白雲生ずる処 人家有り
車を停めて 坐(そぞろ)に愛す 楓林の晩(くれ)
霜葉は二月の花よりも紅なり


遠く、もの寂しい山に登っていくと、石の多い小道が斜めに続いている。
そして、はるか上の白い雲が生じるあたりに、人家がある。
車を止めて、気のむくままに夕暮れの楓の景色を愛でてながめた。
霜のために紅葉した楓の葉は、春二月に咲く花よりも、なおいっそう赤かった。
(石川 忠久訳)


有名な晩唐の詩人、杜牧(803-852)の五言絶句の詩です。
特に最後の「霜葉は二月の花よりも紅なり」は、
よく引用される一節です。

それは夕映えの紅葉の鮮やかさを詠みながら、
人生の晩秋、老年の若者には負けないぞという
気概のようなものを感じさせることから、
現代ではそうした形容として用いられることも
しばしばあるようです。

今朝の真っ赤に染まった木々の葉っぱを観ながら、
ふと、きみまろさんじゃないけれど、
中高年、もっと頑張って若者の前を行こうよ、
って思いました。

足湯と足裏マッサージで温かく

2012-11-19 14:52:14 | 健康
先週の雨で、また一段と冷えて、街路樹の紅葉も進んだようですね。
さて、冷え症の方には、お風呂で温まるのはもちろんですが、
足湯も結構、効果的です。

例えば、足湯10-15分くらいした後、
リフレクソロジー、足裏マッサージをするのです。
ご存じのように、足の裏には全身の反射区があって、
そこを刺激すると、効果的です。

でも、一つ一つの反射区の部位を覚えるのはなかなか大変なので、
とりあえず自分の一番辛いところ(例えば、目の疲れが気になる方は
第二指と第三指の裏を、胃の疲れは土踏まずの辺りを…等々)を
覚えておいて、あとはひと通り足の裏全体を押したり揉んだりして
刺激するのです。(方向は、上から下、内から外へ)
ゴルフボールなんかでグルグルしてもOKです。

足の裏をやる時は、クリームやオイルを使ってやると、
滑りがいいし、皮膚のマッサージにもなるし、便利です。
お休み前の10分くらいやってみると、
その後カラダの中からポカポカしてきて、
きっとよく眠れますよ。
どうぞ一回、ぜひ試してみてください。

空を見上げて一石二鳥

2012-11-14 12:13:02 | 健康
この頃、電車に乗ると、ほとんどの人がケータイやスマホを見ていて、下を向いています。
この方たちはおそらく職場でも帰宅しても、PCやケータイなどの画面を見ている、つまり下を向いていることが多いのではないでしょうか。

「ストレートネック」という言葉を聞いたことがありますか? 頸の湾曲が無くまっすぐになっているため、重い頭が頸の前に出て、それを支えるために筋肉が過度に緊張疲労し肩コリや頭痛の原因となっているということです。原因はそれだけではありませんが、やはりあれだけ多くの方々がずっと画面に釘付けになっている様子を見ているとつい、心配になります。

頸をゆっくり、前・後・左右に曲げたりねじったりする。猫背になって肩が前に巻き込んでいるのを伸ばし、後ろで手を組み胸を開くような(肩甲骨をくっつけるような気持ちで)動作を数回繰り返す、こうしたストレッチをするだけでも、ずいぶん違います。

今、わたしは毎朝、近くのお寺にラジオ体操に通っていますが、その行き帰りに空を見上げることが多いです。朝焼けの空、雲の動きは、とってもステキ! 夜の星もそうですよね。
皆さんもぜひ、たまには空を見上げてみませんか?
きっと、ココロとカラダに効きますよ(*^_^*)

「先生」とは・・・(長田百合子)

2012-11-06 08:19:38 | ライフスタイル
私の実家は飛騨地方。
そのほとんどの家が当時「三ちゃん農家」と呼ばれた兼業農家。

三ちゃんとは祖父母と嫁のことで、
自分の家族が食べられるだけの米と野菜を作るというのが
ほとんどの家の定番だったのです。

どの家も貧乏で、太った人などほとんど見かけませんでした。
もしもそんな人が居れば、
「あそこは相当陰で儲かっているぞ」と陰口をたたかれたでしょう。

両親も含めて大人たちは皆、せっせと働いていましたが、
特にお年寄りは本当に遅くまで畑で働くので、
栄養不足のせいがあったかもしれませんが
腰の曲がった人が本当に多かったです。

最近見かけないので「あの人どうしたの?」と聞けば、
つい最近亡くなったなんて話をよく耳にしました。

無理してぎりぎりまで働くので、
寝込むようなお年寄りが極めて少なかったのです。
もちろん、痴呆老人は一人も居ませんでした。

物忘れはひどくなったとしても最後までしっかり働いていたから、
無理なく敬服できました。

ほとんどのお年寄りが特に旅行も行かず、
いい物も食べず、
体力のギリギリまで働き続けて、
可哀想なくらい貧しいまま亡くなっていきました。

私が「老人」と呼ばれるようになったら、
ああいう昔のようなカッコイイお年寄りになりたいと心に決めています。

特に旅行にも行かず、
特にいい物も食べず、
最後まで誰かの役に立てるように働き続けていきたい。

食べることにガツガツ精を出すような、
とぼけた老人にだけは絶対になりたくない。

いつまでも理性的で向上心を持って、
死ぬまで若者の手本になれるような生き方をしなくちゃいけない・・そう心に決
めています。

人間はみんな、年下の人たちの手本になって生きるのが当たり前です。
1つでも「先」に「生」まれたら、
みんな「先生」にならなくちゃいけない・・そう自分に言い聞かせています。

出張施術のメリット

2012-11-03 08:54:51 | 健康
11月に入り、風も寒く、秋らしくなってきましたね。
ベランダの鉢植えも「日日草」から「パンジー」に
植え替えました。

先日、産後間もない方と退院後間もない方、
お二人の施術をさせていただきました。

私もそうだったのですが、帝王切開だと出産後も
ちょっと恢復まで時間がかかりますし、退院後は
慣れない赤ちゃんのお世話もあるので、最初は
大変だと思います。

でも、子どもは日ごとに大きく成長していくし、
お母さんもどんどん強く逞しくなっていかれるので、
きっと大丈夫ですね。

もう一人は年配の方で、足の手術をされ、3週間も
入院されていたそうです。
お二人とも首・肩・背中・腰が、カチカチでした。
さぞ辛かったことと思います。

こうして外出がご不便な時、ご自宅までの出張施術で、
そんなコリを少しでもほぐして楽にしてさし上げられる、
お役に立てるということは、こちらにとっても、
大変嬉しいことです。
これも「出張」の一つのメリットですね!