長崎の教会群(長崎・熊本) 世界遺産に推薦決定
ー崎津教会と潜伏キリシタン崎津集落ー
長崎教会群は、
現存する国内最古のキリスト教会で国宝の大浦天主堂(長崎市)や、
禁教下に潜伏キリシタンが信仰を守った「天草の崎津集落」(熊本県天草市)など
13の文化財で構成されています。
2015年度は
「明治日本の産業革命遺産」を世界遺産に申請したので
2016年度の申請になります。
来年には
ここにも多くの観光客が押し寄せてくることでしょう。

1614年
徳川家康による禁教令によってキリスト教信仰は禁止され、
島原の乱の前後からは
幕府による徹底したキリシタンの取り締まりが行われた。
そんな中でも信者達は
表向きは仏教徒として振る舞いながら、
密かにキリスト教の信仰を守り続けて行きました。
慈母観音像を
聖母マリアに見立てで信仰し、江戸時代を乗り越えていきました。
それは
禁教令が解かれるまでの250年もの長きに渡ります。
所謂 隠れキリシタンですね。
崎津教会の建てられた この土地は、
崎津教会の神父であったハルブ神父の強い希望で、
弾圧の象徴である踏絵が行われた吉田庄屋役宅跡が選ばれ、
踏み絵が行われた場所に祭壇が配置されたといわれています。
パンフレット参照

撮影は1月26日~31日
雨や曇りの日が続き、待ち時間の長い天草でした。





教会内部は撮影禁止
畳を敷いた教会です。








崎津集落



ここには猫が沢山います

「トーヤ」とは
軒と軒に挟まれた、海へと続く「小路」のこと




諏訪宮より




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