
現在、私が最も世話になってる動物は牛である

皮を剥がれて細工されたり、喰われたり・・・・乳まで絞られたり・・
人間ほどの牛の敵は居ない筈だが、牛は優しい眼をして人を見つめる。

趣味が高じて遂に牛の皮、半分買った。
どうやら若い牡の左半身の様だ。
画面下側の、背中部分が高級品向けの部分。

革を保存用の紙にくるんで、今の会社で最も活躍していた頃のネクタイで縛る。

練習課題の眼鏡ケースに挑戦。

カービング(革彫刻)して着色したところで、最近作と並べて記念撮影。
右側の緑色の栞と、デザインは同じでも着色方法で随分違うイメージだ。

男物として使えるように、アンティークな仕上げをして完成。
仕立てと染色が今一・・・
使ってるうちに飴色になって評価点が上がるかも。出来は53点。
ここに写ってるよりは、いい色何だけどね・・・

革で生き甲斐をくれた牛。
でも、肩ロースは旨いのだ

写真を見てくださってありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。



