しゃけの携帯写真

携帯写真で景色撮るのが好きなのです。見てください。

久しぶりのビーナスライン

2010-08-28 21:43:11 | バイク ツーリング 携帯写真 風景

ビーナス・ラインと言えば、美の女神ビーナスのウエストから腰にかけてのラインを
想像してしまう。
以前、ビーナス行った時も似たようなこと書いたかも・・・
あ~あ進歩しね~な~・・・・・

いつもは埼玉県からR299で秩父・志賀坂峠・上野村・十国峠またはブドウ峠でR141にぬけ
、メルヘン街道から蓼科の別荘地経由で白樺湖からビーナスに入る。自分が大好きな満喫コース。
でも今回は『霧ヶ峰を散策』等という人並な希望を描いてしまったので、小淵沢・茅野ショート
カットコースで行くことになった。



今回は平日なので三騎編隊。三人とも年間25000km超の『峠の変執狂』だ。
左から童子号、、しゃけ号、ロンリー号。
特にロンリーさんは正月から8カ月で既に20,000Km突破の猛者だ。

3台並ぶとセルフステアリングによるコーナーリングの分解写真のようだ。



霧ヶ峰では次々綿あめのように雲が生まれていた。
クーラーの商品名になってる霧ヶ峰も今年は30度近くありそうだ・・・




木道のある湿地帯の散策は久しぶり。歩きの方も童子隊長は健脚だ。
しゃけは走りも歩きもついて行くのがやっと。





花の季節はもう終わってしまったようだった。
でも、久しぶりに花の精と向き合って写真が撮れてうれしかった。
相変わらず名前はよくわからず、あまり興味もない。興味は美のみ。
カタバミ・トリカブト・ジニアかな?



今日の目的地美ヶ原の展望台の休憩所にいた熊の木彫り。
なんかのんびりした顔を見てるうちに、昼寝してしまった。

帰りは無理せず迂回せず、最短に近いコースで帰る。

久々の仲間とのツーリングは、やはり珠玉の時であったと思う。

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w650で行く東北の旅③【八幡平アスピーテライン】

2010-08-26 22:42:56 | バイク ツーリング 携帯写真 風景

東北ツーリング初心者の自分にとって、【八幡平アスピーテライン】は強いあこがれの対象だ。
浄土浜を見た後は宮古からR106で盛岡ICから松尾八幡平IC経由で八幡平アスピーテに向かった。

途中眼鏡とゴーグルが干渉したり、風圧でゴーグルのベルトがめくれたりゴーグルはやはり趣味性
の強い装備で実用的とは言えない。(当たり前なのだが試すところがしゃけの良いところ。)
ゴーグルだと眠気覚ましの歌は歌えない。
その代わり、面白いことを発見。下くちびるをつきだして、顔の筋肉緩めると、自動的に唇が震えて
『プルルルルル…』と鳴る。あんまり遣ると唇が腫れて喉が痛くなる。

宮古から盛岡までR106を、ひた走る。約100kmのこの道が程良くくねり、増水した河と並行し
て走る。この道自体がツーリングの目的となりうる道だ。ほんとにすばらしい。



夢にまで見た八幡平アスピーテライン。ICからK45を通ると自動的にK23八幡平アスピーテライン
に行きあたる。これから約30kmのスペシャルステージだ。
西伊豆スカイラインともビーナスラインとも隔絶したライダーを虜にする日本有数のワインでィング
ロードだ。大変不思議な道でもあり、高度を一気に駆け上った後は、写真のように平らなのにくね
っている大変ありがたい道。道幅も充分あり100km以上でコーナーにっ込める所も多い。
『あれ?旨くなったのかな?』と錯覚させるやばい道だ。

あのコーナーにつっ込みたいという気持ちになる写真をライダーは意外と撮らない。
こんなカーブを見たら、本能的にアクセルを開けてしまい、写真など撮る暇はない。
ぐっと、気持ちを抑えて撮った写真だ。コーナーの先のチューブのようなトンネルは
防雪シェルターだ。



あの山が、南部富士と呼ばれる岩手山のようだ。
今も昔も地元の人は故郷を強烈に意識する姿であろう。
自分も次回に来る時は懐かしさをこめてこの山を眺めると思う。



頂上の見返り峠。細く見えてる道はこれから向かう田沢湖方向。
左は藤七温泉や樹海ラインの方角。樹海ラインは走りたかったが、この時間から走ってしまうと、
日のあるうちに乳頭温泉でキャンプは設営出来ず断念。



こちらの焦りの気持が伝わるような風景。
実はこの写真の後、全く携帯写真が撮れなくなってしまった。

乳頭温泉の白い温泉も、上手に作れたペンネグラタンも、翌日のものすごく青い、バイクの
タンクの色と同じブルーの田沢湖の色も、おいしかった稲庭うどんも撮れなかった。
ロゴス製の手動発電機による充電に依存したが故障してしまったのだ。
誠に残念・・・・・・・・・・・

帰りは田沢湖ー角館ー稲庭うどんーR398-K282-R342-一関ICというルートで埼玉県入間
まで一気に走る。休憩は稲庭うどんだけ。帰り那須高原で雨に降られた。

『俺は魚類。雨なんか何でもないよ』と思ったとたん滝のように来た。
雨が100km以上で飛んでくるのを顔で受け続け痛い。
バイクを目の敵にしてるのか、運転が下手なのか、接触すれすれで寄せてくる馬鹿が居た。
なんか疲れてきたし、こちらも運転がラフになってくる。
家が近付くとよりその傾向が出てくる。危険なのは他車か?自分か?そう思ったら少し余裕が
出た。

まだジョージさんに一回しか会ってないのに死ぬわけにはいかない。等と考えたら
気力が湧き、無事家に帰ることが出来た。


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W650で行く東北の旅②【浄土ヶ浜への道】

2010-08-24 22:51:37 | バイク ツーリング 携帯写真 風景

映画【遠野物語】の舞台、千葉家を後に、釜石へ向かう。
見たことのない三陸リアス式海岸を見ることは、バイクを買う動機の一つだった。
夢がかなうということは、大きくても小さくても関係なく価値のあることだと思う。
でも寝不足だし、今日は既に700km走破。無理せずキャンプをやめて予定より50km
手前の釜石のホテルに泊まった。



釜石へはR283とR45の組み合わせで向かった。あのカーブにつっ込む快感!ライダーの生きがいだ。
R283は東北では標準的な国道なのだろうが、関東のライダーとしては忘れられない道だ。
しかし、入口を垣間見たK35ならば、さらに良かったのではないかと思う。今度東北のライダー
に聞いてみよう。



ホテルからの風景は、製鉄の名残をちょこっと感じる。今は鉄はやってないらしいが・・・



ホテルがビジネスホテルなので夕飯はない。
出かける気力もなく、窓を開け火災報知機が鳴らないように気をつけて自炊。
一応、デザートや酒のつまみもある。



翌朝のホテルの朝飯は自炊の飯よりさらに酷い。



この辺は聞きなれない面白い地名が多い。『女郎部』と書いて、オナッペと読むところがあった。
『女のいる部屋』か?『女の屁』か?おおらかだなあ
吉里吉里(きりきり)という不思議な地名を過ぎると入り組んだリアス式海岸には珍しいのっぺりした
海岸に出た。なんと、片寄波で返し波のない不思議な海岸だった。
R45沿いの『浪坂海岸』という浜です。




いよいよ楽しみにしていた日本の秘境、重茂(おもえ)半島だ。



海岸がすぐ近くなのに、密林の様な道が約30km続く。
面白いが、秘境という感じは大げさだ。
この程度ならもっと秘境っぽいところはあちこちにある。ちょっと拍子抜けしたので、歩かないと
行かれない本州最東端『鯔ヶ崎(とどがさき)』はパス。



コーナーごとに犬小屋があり、何なのと思ったが、どうやら凍結防止の石灰のようだ。
東北ではたぶん見慣れた景色なのだと思った。



いよいよ、浄土ヶ浜に接近だ。昔、台場の有ったところに展望台があるので行ってみた。明治二年
に、政府軍と幕府軍が宮古湾で砲を撃ちながら、西洋軍艦同士で初めて戦った海戦が実施された。
それからわづか20年ほどで世界トップクラスの海軍を創設した日本人はほんとに大したもんだ。
足がもつれてきた。岡をのぼりちょっと歩いただけだが、汗の出ること!



展望台から浄土ヶ浜を見下ろす。浄土なのに地獄の様な針の山みたいのが見える。



猛々しい玄武岩の絶壁もありました。地球の体内の躍動を感じましたね。



そう。こんな風景を見たくてここまで走ってきたのです。



店に入ってみたら、鮭が目にとまった。『荒海育ち』と書いてあるが、この顔は過保護な養殖育ちな顔。
つまんないことに、気が行くしゃけでございました(^^



時間が迫ってきた。地底湖洞窟を見るか?焼ウニを食うか?
ノンアルコールビールを売ってたらウニと考えたら売ってたのでウニ。
家内が居れば絶対食わしてくれない価格、今だ!と思って食った。まさに浄土にふさわしい味だなあ。



これが、今回のベストショット。褒めてね!

次回はR106を爆走し、盛岡経由八幡平に向かいます。

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W650で行く東北の旅①【南部曲がり家・千葉家】

2010-08-20 23:49:58 | バイク ツーリング 携帯写真 風景

計画していた東北の旅に、バイク改良がようやく間に合った。
やはり、手放しでうれしい。予定では朝5時に出かけるはずだったが、寝不足や多すぎる荷物の
削減に手間取り7時の出発。今日はどこまで行けるやら。予定では宮古市の中の浜キャンプ場を
目指したのだったが・・・



荷物の選択や、パッキングも以前に比べればうまくなったが、なかなか整理整頓のだめな自分は
キャンプは苦手科目だ。まあ、衣食住を小さなバイクにつみこんで家内の引力圏を脱出する喜び
は格別でもある。



150kmほど走り給油。燃費は18Kmだ。ノーマルは24kmくらい出ていたが、性能を考えればOK。
W650は、時速150km位が一つの分岐点。ノーマルはそれ以上になると『もう、やめて』という
感じの音と振動がアクセルを緩ませる。ところがこいつは6000回転が常用で使えてしまう。
『お?(アクセル)開けるかい?俺は構わんよ・・しゃけ爺さんさえよけりゃーナ』と語ってくる。
170kmから先が確実にストレスなく常用レベルであるのだ。

もちろんスーパースポーツ達に比べれば超高速でないが、Wには充分な性能だ。
100kmに加速するのがバッバーアアああああああああという感じだったのが、
バウーバルッばあああと2秒くらい早く加速出来る。
音質は低回転時は、ビートのナサートよりポッシュ寄りの音質だ。
80kmくらいの時速まではバーチカルツインの鼓動感がある。Wのもってる魅力をすべて吐き出せる
マフラーで、スタイリングも写真で見る以上に不思議なほどWにしっくりマッチする。
ノーマルより8kmも軽く軽さを実感できる。

写真のようにノジマのチタン管『雄鮭の生殖痣』のようにいい色に焼けてきたと、満足したが、
次の瞬間タンクを見て愕然としてしまった・・・・




あ゛ーっ!W1のエンブレムバッジがはがれている・・・
別にW1に憧れなど全くない。
ただ今回のカスタムは『ちょっとレトロな街道レーサー』なので、W1についていた
古いKAWASAKIのエンブレムバッジがよく似合うのでつけるだけだ。W1~W3と呼ばれ
たKAWASAKIの650ccバーチカルツインの現代版、『W4』とでも呼ぶべきモデル
として実現させたかったのだ。
レッドバロンの奴、はがれないといってたのに・・・。くすん



気を取り直して、『W650オーナーズクラブ』のユニフォームキャップの前たてを立てて後部
にくくりつけ、栄光の?チーム名を強調する。


前の晩、仕事も遅くなり寝不足。前沢SAに着いたら既に12時半。花巻JCTから遠野を経て日本
の秘境『重茂半島』を走り浄土ヶ浜で夕陽みて宮古でキャンプと思ってたが、ハーレーの人と話が
珍しく弾み(ハーレー乗りとは普段あまり気が合わない)、前沢牛も食べそこなったが楽しかった。
前沢からは飛ばして時間稼ぎ。先ほど150kmほどだしたらゴーグルがずれだしたので、安物の
シールドをつける。170kmまで上げたら、バンと音がしてシールドが飛んだ。幸い後続車は200m
以上離れていた。
眼鏡は飛ばなかったが100kmに落としても眼が痛く、涙が出来って渇き始める。
花巻JCTから釜石自動車道東和ICまでは現在無料。R283、K161を経てR396を遠野へ。
柳田国男の『遠野物語』を読んでから来ようと思ってたが、本は昨日までに手元に届かなかった。
途中、その舞台、日本の民家100選に入ってる旧家『南部曲り家・千葉家』を目指す。
写真は遠野街道沿いを流れる『猿が石川』。のびやかで、東北らしいのびやかさを感じた。



千葉家は南部で一番大きな農家だったようだ。今も御子孫が住んでおられる。
石垣も城と呼べそうな大きさだ。



さらに近付くと、武士団を雇っていたのではと感じた。回廊の柵になってる窓は、上から弓を射る
のに適している。母屋も厩も蔵もでかい。屋根のかやぶきを取り換えるのには、600人も人出が必要らしい。



こちら側の厩戸向こう側の母屋が、L字になってる作りを『曲がり家』と呼ぶらしい。
人も馬の様子を見ながら安心できるし、馬も人の生活を知ろうとするという。



土とともに生きてきた人々の生活を感じる展示が、タイムマシンに乗った気分だ。








稲作に必要な用水池の上には、豊穣と繁栄を祈る氏神様が祀られている。
ひし形の綱にかかっている神は、稲光りを表している。『稲妻』と書くぐらいで、きっと稲とは仲の
良い関係なのだと思う。
昔の人は、馬とも神とも自然とも仲良しだったと実感できたことが嬉しかった。


次回は、浄土ヶ浜です。お楽しみに。


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W650改造速報

2010-08-14 00:01:41 | バイク ツーリング 携帯写真 風景


愛車をイメージチェンジした。
待つこと1カ月なのに雨・・・・
バイクを生まれ変わらせても、アマガエルとの縁は切れないようだ。



レッドバロン東大和で咆哮する青いバイク。
欧州車?族車?
いやいやまさしく俺のバイク。『爺のくせにソコソコ速い』をコンセプトにした『しゃけⅡ』だ。



銀メッキのハンドル、70年代風のヒダヒダのついたグリップにレーシングチェッカーとブルーが
よく合っている。
若いころ、レーシングチェッカーは、最新・最速・コンテンポラリーな斬新なイメージがあった。
今は、レトロ感たっぷりな懐かしさを感じる。とにかく父爺がスピード感を感じるデザインだ。
ニーグリップは以前から使ってた初期型のレトロ感あるもの。
ハンドルはノーマルのアップタイプ。写真に写ってないが冗談で自転車のベルも付けた。
メーターはPOSHのレイズアップステイをつけ反射しないようにしている。
W650の全国大会のじゃんけん大会で貰ったW1風エンブレムバッジもお似合いだ。
ちなみに、ブルーの色はW400の純正色。




足回りは、前が『名西カワサキ』のスプリングに換装し、後ろは定番のオーリンズ36Dを入れた。
マフラーはノジマFASARM S-TIというチタンの集合管を選んだ。
タイリングは好みの分かれるところだろうが、自分はカラーリングとのマッチングもよく、男っぽい
造形がとても気に入った。音は90dblで車検対応マフラーなので期待してなかったが、
意外に力強く乾燥した音で、排気デバイスの効いた2ストエンジンみたいな、それでいて開けさせる音だ。
某社マフラーの様に下が細いこともなく、パワーカーブの形はノーマルと同じ感じだが、同じアクセル開度で同じ秒数で
ノーマルに比べ20km/hくらい速い速度に到達する。
気をつけないと、すぐに白いバイクと並走することになりそうだ。
セミカウルのチェッカーは、ねじり鉢巻きに見える・・・
サスは雨が降ってたし、責めるワインでィングもレッドバロンからの帰路にはない。
18日には真価が分かるかも。
停車してメインスタンドをかけて驚いた。250CC並みに軽々かかった。
チタンマフラーの軽さを実感。



バイクの雰囲気に合わせ、ゴーグルを使ってみた。
思ったより視界はよく、雨でも問題なかった。100km超えると雨が痛い。
雨はいいが、カナブンみたいな虫が口に入ったら食うしかなさそうだ・・・

とにかくドキドキするバイクだ。間もなくこれで1800kmみちのく一人旅に出ます。
乞うご期待!

写真を見てくださってありがとうございます。
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