ミネルヴァの梟

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UEFI端末 - USBメモリ起動制限

2023-02-06 14:02:48 | 日記
MX Linux 21 Upgrade後、linuxfsのファイルサイズが4.0GBを超えることになった。

現在、USBメモリを起動ドライブとして、MX Linux 21 本体は HeroBook Pro に導入済み。USBメモリの読み書き速度に縛られないための対策だった。

USBメモリはFAT32形式、ファイルサイズの制限を回避するためにNTFS形式に変換すべく、Windows 10 コマンドプロンプトを管理者権限で起動、
> convert ドライブレター指定: /fs:ntfs /V
が、ファイルシステムの変換に失敗する。原因は Windows Defender のメモリブロックだった。
ブロック解除後、ファイルシステムの変換が無事、終了する。
convert コマンドの便利さはファイルを退避させることなく、変換作業ができる点であり、FAT32限定コマンドである。残念ながら、exFATには対応していない。

早速、HeroBook Pro から起動を試みたところ、一瞬、USBメモリにアクセスするけれど起動不可能だった。Windows XP でさえ起動可能であることは確認済み。UEFI端末の謎であり、素人には理解できず、闇は深い、といえる。

再度、ファイルシステムをFAT32形式に戻すことを余儀なくされた。
ファイルのバックアップを起動ドライブにとることを断念。

MX Linux 21 - kernel update

2023-02-05 21:15:12 | 日記
Frugal install された環境の場合、カーネルの更新は明示的に選択する必要がある。
ライブUSBカーネル更新というシェルスクリプトがあり、更新するカーネルを指定することになる。
旧カーネルは、MX Cleanup から削除可能。空き容量の確保は Frugal install の場合、必須作業。

Linux 起動ファイルの更新
・initrd.gz - ブートローダー
・vmlinuz - カーネルイメージ

WineHQ 8.0 - Gecko 2.47.3

2023-02-05 14:50:30 | 日記
WineHQ 7.0からWineHQ 8.0にメジャーアップデートした結果、ヘルプファイル(chm形式)の画像表示ができなくなる。Geckoコンポーネントはインストール済みのはず。なぜ、と不審に思う。

しばらくするとWine Geckoインストーラーが起動する。ダウンロード後、ヘルプファイル(chm形式)の画像表示が可能になる。

ディレクトリを確認してみる。windpws\system32\gecko
・2.47
・2.47.3
インストールされているバージョンの違いを知る。

現在、Wine環境のGeckoコンポーネントの一覧を示してみる。
Wine 3.3 - Gecko 2.47  [2016-06-03]
Wine 5.0 - Gecko 2.47.1  [2019-12-10]
WineHQ 8.0 - Gecko 2.47.3  [2022-07-12]

HeroBook Pro - MX Linux 21 導入

2023-02-02 21:16:24 | 日記
UEFI対応のGRUB4DOSがいまだアルファ版のままであり、
Windows 10 対応版は起動に失敗する。
・GRUB4DOS 0.4.4 - 起動ファイル読み込みに失敗する。
・LICK Boot Loader 1.3.4 - ブートメニューが表示されず。

BionicPup32 - UEFIインストーラー
・FossaPup64 のISOファイルを東芝製USBメモリに導入。
FossaPup64 起動後、HeroBook Pro のWi-Fiデバイスを認識できず、困惑。
Windows 11 をネット接続で使う気に離れず、
BionicPup32 - UEFIインストーラー
・MX Linux 21 のISOファイルを東芝製USBメモリに導入を試みる。
が、四時間経過後、書き込みに失敗していることに気づく。
UEFIインストーラーは Puppy Linuxタイプに限定されている、と思われる。

やむを得ず、MX Linux 21 のファイルをUSBメモリにすべて複写。
起動メニューを書き換えて対応を図ってみる。
・grub.cfg
> menuentry "Start " {
> linux /MX-21/vmlinuz quiet noxorg bdev=sdb1 bdir=MX-21 persist_static
> initrd /MX-21/initrd.gz
> }
・menu.lst
> title MX Linux 21
> # kernel /vmlinuz pmedia=usbflash
> # initrd /initrd.gz
> kernel /MX-21/vmlinuz quiet noxorg bdev=sdb1 bdir=MX-21 persist_static
> initrd /MX-21/initrd.gz

予想通り、HeroBook Pro から MX Linux 21 が起動。
動作緩慢だった MX Linux 21 が驚きの対応ぶりを見せることになる。
問題なくWi-Fiデバイスを認識。その上、有線接続にも対応していた。
使える、と思い直す出来事だった。

Dog や Pup シリーズの場合、いずれも無線接続には対応していなかった。

追加情報
起動メニューの読み込み
・UEFI - grub.cfg -> menu.lst
・BIOS - menu.lst 単独