ミネルヴァの梟

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WineHQ 7.0.1 - wine32 構築

2023-01-08 20:07:13 | 日記
2023-01-08

数箇月ぶりに MX Linux 21 を起動。
BleachBit (as root) 起動後、 CPU使用率 100% となり、フリーズ状態になる。
強制電源OFF。計22回目であり、Celeron 端末では荷の重いシステムだった。

なぜか、Wine がルート権限でしか利用できず、ユーザーアカウントでは利用不可能。
不自由を忍び、利用を続けてきたけれど、他の軽量Linux同様、wine32 環境の構築を図ることとした。

CPU使用率 100% の問題に不安を抱きながら、不具合の解決に向け、努めてみよう。
DuckDuckGo の検索結果に従えば複数の方法がネットにアップされている。
より確度の高い情婦として Qiita の方法に拠ってみた。

端末 - Wine 32bit 環境の構築
$ rm -r .wine
$ WINEARCH=win32 wineboot
終了時、エラー表示
> wine: could not load kernel32.dll

ネット情報には、Windows のバージョンを 7以下に設定することでエラーが回避できる、という書き込みがあったけれど、まったく無意味な情報だった。なぜか。winecfg 実行後、擬似 WIndows 環境は Windows 7で構築されているのだから。以下と未満の誤用かとも考え直し、Windows XP に設定してみたけれど、結果は同じだった。

Windows のバージョンを 7に戻し、ユーザーアカウントで Windows アプリを実行してみると素直にアプリが起動できた。なぜ、と不審に思うばかりだけれど、wine32 限定の擬似 WIndows が無事、構築されていることを確認できた。

ルートディレクトリには wine64 限定の擬似 WIndows が残されてる。
当然、次のコマンドを叩けば、wine32 限定の環境構築は可能となるはず。今回はそこまでは踏み込まないつもり。
端末 - Wine 32bit 環境の構築
# rm -r .wine
# WINEARCH=win32 wineboot

Windows アプリの起動確認後、システムファイルの導入を試みる。
Wine Portable 3.3 - 入手済みファイル
・wine-mono-4.7.1.msi    size 53.9KB - windows/mono/mono-2.0
・wine_gecko-2.47-x86.msi  size 47.0MB - windows/system32/gecko/
きのうの段階で導入に失敗していた Wine Gecko が wine32 環境では導入可能。
やはり、安定版は wine64 より wine32 であることを実感した。

参考情報
・BionicPup32 - Wine Portable 3.3
・FossaPup64 - Wine Portable 3.3
・FossaDog64 - Wine 5.0.3
・antiX-21 - Wine 5.0.3
・MX Linux 21 - WuneHQ 7.0.1
以上、Wine バージョンは 3.3 が一番安定している、といえる。