台所のビルトインの松下電器製のガスオーブンが壊れた。ハウスメーカーに連絡を入れると松下の子会社が修理にきた。
【直ったオーブン】
高温時に熱の放出がうまくいかずヒューズがとんだらしい。交換ですぐに直ったが会計時に請求されたのは5,460円。すぐに嫁がこの為においていった封筒から万券を出すと修理のオッサンは集金袋を開けて唸りだした。
「千円札がないんですよ。細かいのありませんか...。」
自分の財布を探ると500円玉がへばり付いていた。それを出すと更にオッサンは続けた。
「すみません。5千円札もないんですよ...。」
こう返答されてはどうしようもない...。
「手数料面倒見てくれるのなら銀行振込にしますけど...。」
この言葉にオッサンは申し訳なさそうにこういった。
「すみません。じゃら銭ならあるんですが...。」
面倒なので、
「かまいませんよ...。」
するとオッサンは集金袋をテーブルの上に置きじゃら銭を拾い出した。
500円玉× 3 =1500円
100円玉×27 =2700円
50円玉× 6 = 300円
10円玉× 4 = 40円
もはや笑うしかなかった。
「昨日あちこち(修理で)回ったんですが、どのお客さんもみんな1万円札で払われましたので...。」
オッサンの申し訳なさそうな言い訳を笑い流し玄関先まで送ったのであった。
しばらくして子供と出かけていた嫁が戻り、このじゃら銭の事情を話すと呆れかえってこういった。
「そういえばこないだ、私が借りたCD代返してなかったね...。」
嫁はそのじゃら銭の中から500円玉を3枚を除いて全て私によこし、更に自分の財布から20円出してこういった。
「3,059円だったから釣りの1円はいいよ...。」
私の財布の中はじゃら銭だけで4,000円近くの金があった。もはや笑うしかない。
夕方、買いに出かけた際、PCソフトを購入しこのじゃら銭をレジで撒いて来た。3人程レジ待ちをしていた後続は私のじゃら銭を数える店員のネーちゃんの様子に苛ついていたのであった。
後続を苛つかせた責任は私だけにあるのではないはずだ...。
【直ったオーブン】
高温時に熱の放出がうまくいかずヒューズがとんだらしい。交換ですぐに直ったが会計時に請求されたのは5,460円。すぐに嫁がこの為においていった封筒から万券を出すと修理のオッサンは集金袋を開けて唸りだした。
「千円札がないんですよ。細かいのありませんか...。」
自分の財布を探ると500円玉がへばり付いていた。それを出すと更にオッサンは続けた。
「すみません。5千円札もないんですよ...。」
こう返答されてはどうしようもない...。
「手数料面倒見てくれるのなら銀行振込にしますけど...。」
この言葉にオッサンは申し訳なさそうにこういった。
「すみません。じゃら銭ならあるんですが...。」
面倒なので、
「かまいませんよ...。」
するとオッサンは集金袋をテーブルの上に置きじゃら銭を拾い出した。
500円玉× 3 =1500円
100円玉×27 =2700円
50円玉× 6 = 300円
10円玉× 4 = 40円
もはや笑うしかなかった。
「昨日あちこち(修理で)回ったんですが、どのお客さんもみんな1万円札で払われましたので...。」
オッサンの申し訳なさそうな言い訳を笑い流し玄関先まで送ったのであった。
しばらくして子供と出かけていた嫁が戻り、このじゃら銭の事情を話すと呆れかえってこういった。
「そういえばこないだ、私が借りたCD代返してなかったね...。」
嫁はそのじゃら銭の中から500円玉を3枚を除いて全て私によこし、更に自分の財布から20円出してこういった。
「3,059円だったから釣りの1円はいいよ...。」
私の財布の中はじゃら銭だけで4,000円近くの金があった。もはや笑うしかない。
夕方、買いに出かけた際、PCソフトを購入しこのじゃら銭をレジで撒いて来た。3人程レジ待ちをしていた後続は私のじゃら銭を数える店員のネーちゃんの様子に苛ついていたのであった。
後続を苛つかせた責任は私だけにあるのではないはずだ...。