Natural Mystic ~ナチュラルミスティック~

There's a natural mystic blowing through the air

臨時コーチ

2006-07-13 08:52:10 | 登山・アウトドア
ひょんなきっかけで(『ひょん』の語源でなんだ?)私が所属した大学のアウトドアサークルの臨時コーチを引き受けることになってしまった。サークルとは言っても大学側から正式に認められており補助金も貰っている(インチキ)体育会である。部は50年を越える伝統を誇るが、ここ最近学生のアウトドア離れが顕著で学年が開いてしまってレベルが低下、また現在の部員は十数名。

いままで私の同期でそのまま大学に職員として残った親友がコーチをしていたが実際面で後輩を指導するはずの3・4年が就職協定撤廃に伴い既に就活中のため部の活動に支障を来たし、全体の技能向上はおろかレベルの維持もままならないとのこと。

年数回の臨時という条件で在京の私と後輩のコマダが声をかけられた。現在でも趣味で何かしらやっているヤツという点で絞り込まれ、私は現役時の活動で行った青木ヶ原樹海のコンパス縦走と雪中キャンプ。コマダは北アルプス大キレットコース経由でのフル装備無補給・オールテン泊完全縦走をしたプラニングと山岳面での技術で候補が挙がったらしい(表向きは大それた説明であったが要するに暇なヤツということらしい)。

必要なら学長名の委任状、OB会を中心にある程度の活動費の補填もあるとのこと。しかし、今更大学生のガキ共相手に指導するのも烏滸がましいし、年数回とはいえ時間調整も面倒である。何よりもコーチングした活動中に事故でも起きたら臨時とはいえ責任は免れないだろう...。こんな事を考えている内に一月程前、今年8月に実施予定の夏合宿の計画会に駆り出された。計画書を見せられて驚いた何と場所は屋久島であった。どうも親友の企てにまんまと一杯食わされた形になった。おそらく秋合宿は山関連であろう。先週末の土曜日都心をブラブラしていたのはこのコーチングの打ち合わせがあったための時間つぶしである。



...というわけで急だが今日から下見を兼ねて家族連れで屋久島へ行くことになった。