50年も前に義務教育でインカの遺跡として習ったもので、当時はマチュピチュという言葉は聞かなかった。マチュピチュとは成熟した山というような意味で、この遺跡のそばにある山の名前だ。
訪れた日は快晴で、遺跡はまぶしい日差しの中にはっきりと見えた。
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遺跡は、石垣で土止めがなされた段々畑の頂上にある。当時、ここでどのような生活があったのかは豊かな想像力を働かせる必要がありそうだ。
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細かく見ると、綿密なつくりや細工が施されているが、全体でみると不思議な空中都市となっている。
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インカの遺跡は、山々の連なる奥深くに位置していることが特徴で、高地であっても、豊かな緑に囲まれている場所にある。
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険しい山並みが連なっているが、その中には石畳と石垣の土止めがされたインカ道が延々と続いている。
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アンデスの山並みの幾重にも連なっている姿は、まさに壮大な眺めであった。