西沢利明の俳優ノート

西沢利明ひとり芝居のCD販売開始!詳しくは7月24日のブログで!収益の一部は目のご不自由な方への寄付金に!

お洒落!

2010-03-25 15:25:04 | Weblog
ロンドンのNationaltheaterのパンフレットに

5、6頁コマーシャルがある。

煙草やお酒などの……。

かなり古い一冊だが、日本とは桁違いにお洒落だ!

写真は、ウオトカのCMだが、買って飲みたくなる!

事実、芝居の帰りに買ったような記憶が、おぼろげにある……?

違ったかな?

フランスでも、イギリスでも、

芝居のパンフレットは、小さくて薄いが、デザインがいい!

シンプルでお洒落!

捨てられない!

お洒落な芝居と品のいいパンフレット!

両方作りたい!

……今度?……何時か!

幼いんだなぁ!

2010-03-25 12:11:07 | Weblog
日本の言葉は、いろいろあって、

未だ、発展途上にあるんだなぁ……!と、つくづく思う。

携帯やパソコンなどのマニュアルなんか、さっぱり分からない!

欧米の演劇の翻訳も、どこか幼い!

誰のせいでもない。

日本語そのものの歴史のせいだろう。

「アイヴ ビーン トゥ ザ ズー!」

「俺は 動物園に 行って来た!」

『動物園物語』(写真)の冒頭の台詞だ。

まるで違う!

詩的に喋れない。

「イフ ミュージック ビー ザ フード オブ ラヴ プレイ オン!」

「楽の調べが 恋の糧になるものなら そのまま 奏し続けるがよい!」

シェイクスピアの『十二夜』の冒頭。

日本の役者は大変なんであります!

一時が万事であります!

ちなみに両方とも僕のセリフであります!

日本語がだんだん綺麗になるといいんだがなぁ!

生意気な発言ですが、

役者にとっては大事な事でありまして……!

翻訳者の御苦労は大変だと存じ上げております!

みんなが、日本語を、もっと慈しむようになるといいですよねぇ~!

……なぁ?モニカ!

困った!

2010-03-24 16:02:47 | Weblog
予想以上のダメージだ!

気持ちが沈んでいて何も手に付かない!

困った!

本も読めない!

話し掛ける相棒がいないのが、

何とも手持ち無沙汰で、空虚で切ない!

頭の中に14年間のあの日あの時が蘇って来て、

他のあれやこれやは入り込めない!

困った!

長く尾を引くかも知れないなあ……。

今日も腑抜けみたいにぼうっとしている……。

図書館へでも出掛けようかな……。

そうしよう!

運転気を付けなくちゃぁなぁ!

師匠……!?

2010-03-23 19:04:10 | Weblog
写真の本の中の、

斎藤信治さんの哲学の講義の話が面白い!

役者の鑑みたいな先生だ?!

と言うより、僕が真似をしているみたいだ!

完璧な原稿を作って、

一週間位、家の中をぐるぐる歩き回って、話の練習をして、

講義は原稿は全く見ない!

「わしは書くように喋るんだ!」と。

殆ど噺家の世界だったそうだ。
事実、志ん生のテープを聴いて、間の取り方を研究していたとか!

こんな愉快な哲学の先生が他にいるだろうか?

難しい話を面白可笑しく、うっとりと聴かせてしまう!

よっ!師匠!

僕の方は庭をぐるぐる歩き回っているが……似ている!

失礼だがソックリだ!

やっぱり、よっ!師匠!

先生も、家の方々に迷惑を掛けていらしたとも知りました。

哲学の講義と演劇は違いますが、

パフォーマンスと言う点では同じですよね!

未熟ながら頑張ります!

花束!

2010-03-23 13:27:56 | Weblog
綺麗なお花が届いたよ!

「モニカちゃん 安らかに」ってカードにメッセージが!

今、こんな詩を見つけた!

『冬ながら空より花の散りくるは
雲のあなたは春にやあるらむ』……!

清原深養父(きよはらのふかやぶ)の和歌です。

頂いたお花を活けてあげよう!

お帰りモニカ!

2010-03-22 17:43:09 | Weblog
病気がちだったので、長いこと薬を飲んでいた。

骨が脆くなっていたそうだ。

でも長いこと一緒に居てくれたよなあ……!

これからも掛け合いをするぜ!

「なあモニカ!」

「モニカどう思う?」

「お仕事行ってくるぜ!」

「ただいまぁモニカちゃ~ん!」

ってね……!

食いしんぼにはこのセリフがあったなあ!

「モニカも食べる?少しだけだぞ!」

サービス!

2010-03-22 17:02:14 | Weblog
丸谷才一さんは、エッセイで、

太宰治のことに一寸触れている。

「太宰は、遊技性を愛するたちであった。
彼には、当時の日本文学を支配していた、
鹿爪らしい勿体ぶった態度がおかしくってたまらなかったろう……、
遊技性は社交性に通じる。
小説家なら読者、噺家なら寄席のお客へのサービス。
太宰は(サーヴィス)と書いた」と。

Serviceには、神への礼拝、儀式の意味もあるらしい。

「彼の心のどこかに
神々を喜ばせたくて小説を書くという気持ちが
高い濃度であったのではないか……」と。

二人芝居や一人語りで彼の(御伽草子)をいくつも演じたが、

ふざけたり、おどけたり、笑わせたりの要素がかなりある。

そこがモダンなのだろう。

遊び心!

僕は好きだなあ!

写真は、薔薇の谷(ブルガリア)で買ってきたローソクだが、

花びらの形に溶けて行くのがカッコイイ!

これも遊び心だろう!

どんどん薔薇の花になっていく!

いい香りの可愛いキャンドル!

沢山買ってくればよかった!

さよならの訪れ。

2010-03-22 12:01:39 | Weblog
若い頃のモニカ!

昨日、本を読んでいる僕の膝の上で、

何時の間にか、静かに眠ってしまっていた……。

14年と6ヶ月『有り難う!モニカ!』

いっぱい遊んだね!

今日の午後荼毘に付される……!

「お花とかオモチャも一緒に」と言われたが、オモチャは無い。

僕がオモチャだったから……。

十分過ぎるオモチャだった…?!

昨日より今日が淋しい!

思い出は山ほども……あるよね…… !

ずっとずっと忘れないからね……!

一足お先に!

2010-03-21 16:36:54 | Weblog
せっかちな私!

一人ぽっちで咲いたりして……!

でも、みんなの気配がする……!

早くおいでよ!

ここんちの庭は、もうじきマーガレット軍団に占拠されます!

……な~んて…大げさな…!

玄関先をちょっと賑やかに致しますね!

お楽しみに!

二枚目だったころ

2010-03-21 14:21:28 | Weblog
ええ男やったなあ。

日本のロミオだもんなぁ!

写真は『鬼平犯科帳』の悪党!

仇役をよくやった。

『ラ・マンチャの男』の精神科医・Drカラスコも、

凄い仇役だったなあ!

舞台も映像も、悪い人。

本人はいい人?ダメな人?

いや、ノーテンキ……!

合格オメデトウ?

2010-03-21 10:20:01 | Weblog
咲いた桜の絵はがきと、サフランがポストに!

「先日の『ディケンズ』良かったですよ!」と褒めて下さった!

ブログを通じての大事なお友だち!

何だか“サクラサイタ”の電報みたいで気分が晴れやか!

パエリア用のサフランも嬉しい!

おそれ入谷の鬼子母神?!

有り難う!

今度は色艶のいい、香のいい、パエリアを作るぞ!

「眼と精神」

2010-03-20 19:44:45 | Weblog
三人の対談の本を読んでいる……

(ゴシップ的日本語論)

その中で、メルロ・ポンティの『眼と精神』のことが、何度も話題に上がる。

フランスの哲学者だが、丸谷さんは

「ロジックとレトリックが密接に絡み合っての思考と表現……。

それぞれが切り離されていない!」と、

とても感心していらっしゃる。

「論理の裏付けがあってのレトリックだ」と。

つまり、遊び心があって、パホーマンスになっている哲学の本!

これはきっと、読みやすい、

ボンクラな僕でも理解できる思想書かも知れないぞ!

近々挑戦して見ようかなあ…~!

ビーフ・イーター!

2010-03-20 16:00:34 | Weblog
イギリス人は、ビーフステーキとローストビーフが大好きらしい!

フランスと違って、素材の旨さを大事にするそうだ。

何れも、分厚く切って肉の本来の味を楽しむ 為だそうだ。

“カエルなんか食いやがって!”と、フランス人をバカにするらしい。

加工と自然の違いかな……?

牛肉は僕も好きだ!

朝からステーキを食べはしないが、

少しなら毎日でもいい!

今、肉じゃがを作っている!

同時にポトフも!

こっちは夕飯用だ!

写真みたいに巧くは出来まい。

鰹だして煮ればいいのだ!

難しくはない!

お腹空いて来たぞ!

映画の記憶が薄い!

2010-03-19 19:19:13 | Weblog
映像の仕事の記憶が曖昧だ!

“桜の森の満開の下”も、映画になっている。

最初だけだが僕も出演している。

殆ど覚えていない。

夕刊の「名作うしろ読み」の、

斎藤美奈子さんのコラムを読んで思い出した。

諸行無常の話だったと……。

満開の桜の下で男と女が消えてしまうお話……!

女は花びらになる、男はあとかたも無くなる……!

僕ははじめに殺されてしまう女の亭主だった!

芝居のことはよく覚えているのに……!

お金をいただける仕事を、もっと大事にしなくてはいけなかったのだぞ!

反省してもあとの祭りだなぁ~!

桜の寓意は、恋と文学と演劇と……?

演劇の化身に魅入られた男も、

恋に魅入られたこの山賊のように

跡形もなく消えて無くなる……~?!

やんちゃ坊主たち!

2010-03-19 15:53:37 | Weblog
ふたり共、元気いっぱいの頃のスナップ写真が出てきた……!

坊主ではなく、嬢ちゃんたちだった!

大きい方はもう居ない。

チッコい方はおばぁちゃんになっちまった!

珍しく食欲が今日はない…!

何か食べさせなくちゃ~?

牛肉の生をあげてみようかな…。

少し心配……!

パンにくるんで小さなお団子にしてみよう!