西沢利明の俳優ノート

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食べたぞ!

2009-06-30 09:23:40 | Weblog
ミニトマトのアイコ。4個。

朝、もぎたてを食べた。

爽やかな舌ざわり。

ほどよい酸味と甘味。

なんたるみずみずしさ!

暑い夏はイヤだけど

この季節ならではの収穫はうれしい。

まだまだ、これからが本番だ。

絵のない絵本

2009-06-29 12:21:00 | Weblog
アンデルセンのおはなし。

「絵のない絵本」。

お月さまが、自分の光りをとおして、

人々の暮らしを、面白そうに観察するおはなし。

芝居は、飛び出す絵本だ。

音も飛び出す。

ゴーヤが、かたちを成して来た。

元気だ。

『動物園物語』は、未だかたちを成していない。

絵も音も、ピントが合っていない。

観る方は、戸惑う。

チェホフはいう、

「ある場所で、ある人がある人に、こんな事を喋っていた。
それを書く。後は、観た人の判断に任せる。」と。

事件を人前に晒すことだろう。

人物にリアリティがなければ、事件にならない。

説得力がなければ、おはなしは、嘘になる。

今日からは、僕は沈黙です。

高川裕也君のジェリーを構築して下さい。

観客を説得させることです。

高川流に…!

僕は相手役に徹します。


一級品!

2009-06-28 14:37:26 | Weblog
“稲庭うどん”を戴いた。

ひやむぎ程の細めんだ。

素晴らしい!

何という風味!

きめの細かい食感!

喉越しの爽やかさ!

いう事無し…。一級品だ。

贅沢な逸品…。

気軽に買い求めることのない、高価なものだろう。

有り難う。

自家製のつゆでいただきました。

一級の演技とはどんなものだろう?

一級品の芝居とは?

一度でも、「一級品だね。」と言われたことがあったろうか?掛値なしで…?

精進あるのみ――か!

日々の積み重ねが肝腎なのだろう、こつこつと…!

稽古を重ねよう!

アイコ

2009-06-27 12:31:26 | Weblog
庭のミニトマトがもう直ぐ食べ頃だ。

アイコという品種だ。

沢山実をつけている。

収穫が待ち遠しい。

生ごみ乾燥器のおかげで、土が肥沃なのだ。

レモンは、未だ先になるだろう。

ゴーヤも―。

プラムは、今年は不作だ。
虫が来て、雌花が授粉されれば、南瓜も見込みがある。

ほんの小さな、箱庭みたいな庭―。
でも、花も色々咲いていて、ベンチに掛けて眺めていると、気が休まる。

ベンチ…!

そうだ!

ベンチの奪い合いのくだり、せりふがちゃんとなっていない!

今日、完璧にしよう!

『動物園物語』、四日は、席がない。

五日の日曜日は、4、5席あるらしい。ないかも?

仲町台駅(横浜市営地下鉄)近くの、カフェシェスタでの試演の会だ。

エドワード・オルビーの不朽の名作だ!

二人芝居を小さな空間でやることに…。実験だ。

成功させたい。

マイケル・ジャクソン

2009-06-26 20:30:57 | Weblog
マイケルが逝った!

五十歳で…!

若い!と思う。

これからなのに…!

そう云えば、一週間後に本番が迫っている、

我らが芝居の主人公ジエリーは、四十歳そこそこだ。

イエスも、太宰も四十歳そこそこで逝った!

若い!

と、云う具合に、衝撃的ニュースも、芝居に繋がってしまう。

昨日、『かるみ』のことを記した。

芭蕉の称えた『かるみ』は、断じて軽薄とは違うのだ。

欲と命を捨てなければ、この心境はわからない。

くるしく努力して、汗を出し切った後に来る、一陣のそよ風だ。…と、

どなたかの文章にあった。

俳句の話だが、役者の演技にも、歌手の歌にも、一陣のそよ風が吹くのを見たい、聴きたい。

ジェリーのせりふは一陣のそよ風のはずだ。

衣装と小道具が揃った。

音楽も小鳥の声も決まった。

せりふがあやふやだ。

明日身体に叩き込むのだ!

明日こそは!

ワンコインランチ

2009-06-25 15:52:25 | Weblog
☆カツオの生姜焼き
☆マカロニサラダ
☆イワノリのお吸いもの
☆キューリの糠漬け
☆鮪のヌタ

多過ぎて食べ切れない。

残した。

旨かった!

家へ帰ってせりふを覚えよう!

多分、お腹がくちくて、横になって寝てしまう?かも。

怠け者め!

シエスタはお昼寝という意味だから、寝てもいいのだ!

シエスタでやるんだから…!

何をゴチャゴチャ馬鹿を言うとるのか!

早く台本を開こう!

チェホフとオルビー

2009-06-25 11:50:32 | Weblog
今、『煙草の害について』に眼を通している。

チェホフ(写真)の独白劇だ。

10月の公演の台本なのだが、面白い!

どんどん読み込みたくなる、もう止めよう…。

今は、そんな暇はない。

オルビーを検証しなければ…。

「明るさは、滅びの姿だろうか。
人も家も、暗いうちは未だ滅びぬ」。――右大臣実朝。

「わび、さび、しおりのなどのはるか上位に、『かるみ』がある。」――松尾芭蕉。

“動物園物語”のジェリーは、明るい。

覚悟を決めているから。

明るいほど悲しい。

明るいほど、かるい。

身体の筋肉も、言葉も、力が抜けている。

脱力しているほど、説得力がある。

ミステリアスだ。

牽引力が生じる。

せりふを覚えようー!

イエスと高川裕也

2009-06-24 16:00:35 | Weblog
先日、四谷で見つけた、

キリスト教関連の書籍等を扱っている店で買ったカードだ。

お二人は、こんな容姿だったかも知れない。

僕はクリスチャンではない。

だが、聖書は、座右の書だ。

生涯手放すことはないだろう。

文学の書としても。

山岸外史は、著書(人間キリスト記)の中で、こう言っている。

「聖書は文学の書、芸術の書、詩精神の書、倫理の、人間の、心理の書と考える。
そして、イエスは、肉体と舌によって、火柱の如く、時代を叱咤した。
イエスは生命を欲しなかった。
イエスは、肉体によって、人生を詩化した人間であろう。
肉体を筆として、宇宙に、詩を書いた、人間だった。
いかなる作家も、いかなる詩人も、
肉体を筆にして残した、イエスの種々の聖句には及ばない。」…と。

今日は稽古がオフなのに、芝居のことを考えている…!

Zooのジエリーに、神の子イエスの像が重なる…。

演出っぽい立場の僕にとって、ジエリー像は、はっきりさせなければならない。

気違いになってはOutだが、炎のような狂気が、時折ほとばしる!

イエス・キリストも、ボードレールもそうだったように…!

この親子の絵、つくづく眺めていると、何とも言えず、切ない…。

どうでしょうか?

裕也さん、僕、混乱させてはいませんよね?

イエスは、母マリアに、冷たかったんですよー

「女よ」…なんて呼びかけたりして…。

優しさの裏返し?

これは蛇足。

ともかく、二人共、台詞を入れましょう!

黄色い花

2009-06-23 20:09:43 | Weblog
ゴーヤの花だ。

種から育った!

苗を植えたのではない。

種を撒いたのだ。

成長している。

やっと花が咲いた!

期待出来そうだ!

頼もしい奴め!

そう言えば、高川ジェリーも、今日、蕾が弾けかかっていた。

もう少しで、花になるだろう…!

頼もしく思えた…。

3、4日、稽古が出来ないが、

休み明けに、自主トレの成果が実を結ぶに違いない…。

期待しよう!

富士の山

2009-06-22 22:33:44 | Weblog
数日前、用事があって静岡へ行く途中

富士川のサービスエリアに寄った。

てっぺんだけ富士山が見えた。

写真を撮った。

微かに僕の後ろに写っている。

特別この山に関心は無い。

でも写真を見ると、まあ悪くない。

初めて富士山を写した気がする。

こんな一枚もあっていいか!

“日本人”だったという証しに‥‥。

nationartyは?Japan‥‥。

それだけの話しです。

他愛もない。

今日の稽古、あっという間に終わった。

3時間、4時間はつかの間なのだ。

明日はもっと時間の経つのが早いだろう‥‥。

集中‥‥あるのみ!

段々畑のきゅうり

2009-06-21 21:49:11 | Weblog
静岡県の千葉山の山頂近くの、猪が出没する物騒な山間に、

かわいい段々畑がある。

そこで採れたきゅうりだ!

昨日、お土産に戴いた。

不揃いだが、みずみずしく、甘みもあって、抜群に美味い!

今、焼酎をちびちびやりながら、かじっている、自家製の味噌を載せて…!

見事な酒のつまみだ!

晩ご飯は、塩鮭と、山芋に卵を落として、海苔をちらそう!

それと、しじみの味噌汁がいいな!

海の幸と、山の幸と、鶏さんの幸と、段々畑の幸と‥‥!

これで、栄養摂取はバッチリ!

今日は早めに寝て、明日の稽古にそなえよう…!

デッサンをしっかりやるのだ!

慌てずに、一つ一つの台詞を確かめながら…。

高川ジエリーさん、

明日からは、ギヤはセカンドです!

宜しくね!

囲炉裏

2009-06-20 22:59:28 | Weblog
静岡の島田市の山のてっぺんに古民家があって

囲炉裏が切ってある。

その周りに、お客さまが座って

僕のひとり語り『舌切り雀』を観てくださる。

囲炉裏のこちら側は広い座敷だ。

そして広縁。

そこに文机を置いて、太宰が原稿を書いている‥‥。

笙の音が鳴る。生演奏だ。

11月の話しだが、今日そこへ打ち合わせに行った。

周りは竹林。

太宰治のお伽草紙、『舌切り雀』の舞台になる!

お爺さんとお婆さんの草の庵にも

雀のお宿にも

太宰の書斎にも

理想の空間だ。

11月が待ち遠しい‥‥!

桜桃

2009-06-19 21:11:47 | Weblog
太宰治の『桜桃忌』が、6月19日だ。

つまり、今日だ。

太宰の命日に、さくらんぼを送って下さるなんて…!

僕の好きな、彼の短編、「桜桃」。

以前、ラジオで、朗読したように記憶しているが、思い違いかも知れない。

それはともかく、山形から届いた、この甘いさくらんぼ、美味いのだ!実に…!

太宰とさくらんぼは、僕の中で、つながっている。

ゆっくり味わって戴こう…。

「子供より親が大事と思いたい…」と始まる『桜桃』は、太宰の名作だ。

彼を偲びつつ、戴こう…。

朝ご飯

2009-06-18 19:46:52 | Weblog
今朝のメニューは、

☆バタートースト
☆ベーコン入りトマトときゅーりのサラダ・マヨネーズ添え
☆温泉卵
☆珈琲

これだけ。

これで、夕方6時迄、何も口にしない。

稽古をしていると、食欲がなくなる。

夢中になるからだ。

霧中になるからた。

もっと食べなくてはと反省しきりだが、食べられない。

いけない俳優さんだ。

痩せたくないのだが、食が細いから、ちっとも体重が増えない。

主役の裕也君を巻き込んではいけない。

次の稽古から、食事休憩をとろう!

高川ジェリーさんごめんなさい…!