西沢利明の俳優ノート

西沢利明ひとり芝居のCD販売開始!詳しくは7月24日のブログで!収益の一部は目のご不自由な方への寄付金に!

ラズベリー

2009-05-31 12:32:02 | Weblog
庭で収穫!

甘酸っぱい、モギタテ故にみずみずしく、香りも漂うー微かにだがー。

先日、近くの朝市で苗を買い、植えたのだ。

朱い実の方は、しばし待て!ーと言っている。

二本の苗が競い合っているようだ。

小さな木なので、多くは期待していないが、

朱い実が待ちどうしい。

裏庭の隅っこで頑張っているが、応援しよう!

朱勝て!白勝て!

いや、黄色勝て!

レモンもいくつも実をつけている。

今年はいろいろ収穫できそうだ!

先日、縁起のいい日に弁天様へお参り行った御利益かなー?

奇遇

2009-05-30 23:26:00 | Weblog
ニッポン放送イマジンスタジオでの朗読が無事(?)終わり

有楽町界隈に行った時によく行く

広東料理の“慶楽”に入ると

夜の部を観に来てくれた

劇団昴の女優、小沢寿美恵さんに、ばったり。

彼女も、有楽町に来ると

必ず“慶楽”で食事をするらしい。

なんて奇遇!

相席して、僕が朗読した立原正秋氏の話になった。

小沢寿美恵さんは

立原さんのお宅に行ったことがあると聞き、びっくり!

立原正秋さんの私生活を少し聞いた。

猛烈な潔癖症だったようで、びっくり!

奥様が、“五歩下がって夫の影を踏まず”といった方らしく、

これもびっくり!

僕が語った立原氏の『一夜の宿』は

僕のレパートリーに加えるといいと、言ってくれた。

帰りに、入口のガラスケースに並んいる中華菓子の中から

小沢さんご推薦の“蒸しパン”を買ってもらった。

終演後にも、

美味しいTAKANOの

アプリコットとブルーベリーのジャムをいただいたのに。

小沢寿美恵さん、感謝!

楽屋で

2009-05-30 18:41:44 | Weblog
衣裳に着替えるのに

メイクが衣裳に付かないよう、

ハンカチで顔を覆ってタートルを着る。

写真の右側の

顔がハンカチの覆面が僕。

隣は、『ラ・マンチャの男』のサンチョ役でお馴染みの、佐藤輝さん。

ふざけて演出家に見せたら

疲れがフッ飛んだと言ってくれた。

さあ、本番・夜の部!

締まって行こう!!

鳥善

2009-05-29 21:24:13 | Weblog
明日の朗読の本番用の衣裳を

原宿のアトリエに借りに行った帰りに、久し振りに寄った。

仲のいいご夫婦お二人だけで、開業して42年目になる

焼き鳥のお店、鳥善。


代官山近くの鎗ヶ崎にある。

30年近いお付き合いだ。

レバ刺しや、生のささみのレバー和えなど、

生がうまい!

焼き鳥はもちろん抜群!

僕は塩味が好きだ。

そして鳥雑炊!

これも、なんとも言えないまろやかなおいしさ!

退院した相棒は元々血が少ない。

しかし今日はもう運転手復活。

まだ今も増血剤を飲んでいる。

しかし今日は、レバーで血を増やしたに違いない。

レバー嫌いだが、鳥善のレバ刺しだけは食べられる。

大好きなのだ。

明日はきっと、元気に僕の本番のスタッフをやってくれそうだ。

血の気十分?で‥‥!

とにかく、ムチャクチャうまかった!

写真は、焼き鳥と、生のささみのレバー和えです。

五月三十日の朗読

2009-05-28 18:33:21 | Weblog
恋人に裏切られた女が、

辛い悩みを隠さずに、

時々会って、居酒屋で話し込む。

その相手は、優しく、包み込むように、受け答をしている。

女は、二木てるみさん。

相手は、僕。

何時の間にか、男は、女に、本気で惚れていたー。

三十日の群読で二人は、せりふの掛け合いをする。

楽しみなのだ。

二木さん、なかなか色っぽいー!

意外にー!

と言っては失礼だが、チャーミングなのだ。

ドキドキする。

有楽町のニッポン放送のイマジンスタジオへ、

いらっしゃいませんかー。

僕の語りもあります。

30日・土曜日
13時開場 14時開演
17時開場 18時開演

チケット 5000円

お問い合わせ
(株)ピーズ・インターナショナル
03-6379-4114

楽しいステージになる気がしています。

如何?

お誘いのblogになってしまいましたー!

毒?

2009-05-27 22:24:07 | Weblog
毒を呑んでいる。

一日、24時間の句読点に、たばこを吸う。

、に1本

。に2本

少しの間、考え事をしている時に3本のときもある。

一日に一箱以上吸うことはないが

たばこは欠かせない。

第一うまい!

心が落ち着く。

平静になる。

句読点の必要かがなくなるまで

たばこは辞めないだろう。

僕のたばこはカプリ。

細いたばこだ。

僕は愛煙家。

今日も寝る前に、毒を1本呑んで寝よう。

明日は明日の風が吹く!

日々、“風に吹かれて候う!”

これにて御免!

おやすみなさい。

もうすぐ開演!

2009-05-26 12:05:30 | Weblog
昨日の稽古は実のあるものだった。

群読の五人がはじめて顔を揃えた。

面白くなる気がして来た。

それぞれが自分の役割を果たそうとてしている。

楽しみになって来た。

稽古がぎりぎりになると、フッといいアイデアが浮かぶことがある。

一人のも、五人のも、上着を脱いだり着たりしよう!

季節感を出す為に!

場面の切り替えをはっきりさせる為に!

お客さんにも親切だろう。
本番まであと三日――。

集中しようー!

夕暮れのオープンカフェ

2009-05-25 17:37:42 | Weblog
渋谷のカフェで、稽古の前のひととき。

気を落ち着かせている。

朗読の内容に集中している。

なんだか頼りない作品だが

5人で読むと劇的になるのだろうか?

少し不安だ。

朗読も演劇でなければならないと思っている。

5人がそう思っていれば

劇空間に隙間風が吹くことはないだろう。

がんばろー!

手塩に掛けて

2009-05-24 21:20:48 | Weblog
枇杷とトマトが届いた!

採れたてと、お手紙にあった。

早速いただいてみる。

トマトの何と美味しいこと!

枇杷の何たるみずみずしさ!

これがトマトだ!

これが枇杷だ!

写真を撮る前に、ぱくぱく食べてしまった。

手塩に掛けて育てたに相違ない。

感動的な、これぞ果実の味だ!

アリガトウゴザイマス。

手塩に掛けて芝居を創ろう――!

と、改めて思う今日であった‥‥。

高川裕也クン

2009-05-23 19:59:38 | Weblog
今日は、

エドワード・オルビーが命がけで書いた

処女戯曲『動物園物語』の打ち合わせをした。

ふたり芝居だ。

ご案内のチラシの為の写真撮りも。

相手役は、『カンブリア宮殿』のナレーションでお馴染みの

高川裕也クンだ。

7月4日・5日に仲町台のカフェシエスタで

試演の会をやってみることに。

ところどころ漫才のような、二人の掛け合い。

突っ込みは高川クン。

ボケはボク。

笑っていただいて、泣いていただいて

最後に強烈な衝撃を与えさせていただきます。

“細工は粒々、仕上げをご覧じろ!”‥‥と

稽古に入る前なのに、この快気炎!

息切れしなければ良いのだが――。

おはなし

2009-05-22 15:58:08 | Weblog
アフリカ中央部に住む

フルベの人たちの昔話のはじまりの言葉は、

「おはなし おはなし」だそうだ。

「昔々あるところに」とは云わない。

聞く方は、ワクワクするに違いない、きっと。

「ウソツキクラブ」の会長だった河合隼雄さん、でもこれはウソではないだろう。

この本はエッセイ集だが、

この中で、鎌倉時代の名僧明恵の『夢記』のことに触れている。

自分の夢の記録だ。

それを元に河合さんは、『明恵 夢を生きる』を書いたそうだ。

その内容は、共時性を論じているものらしい。

つまり、意味のある偶然の一致のことだ。

読みたい。

明恵の清規(規律)の冒頭の言葉、

『阿留辺幾夜宇和』(あるべきやうわ)、お前のあるべき様は何か?と、

厳しく問いかけているものー。と筆者は述べている。

是非読みたい!

レモンの花

2009-05-21 10:40:17 | Weblog
鉢植えで小さな木だが

レモンの花が咲いた。

実をつけても風に弱く、すぐ落ちる。

なかなか収穫とまでは行かない。

でも、今年は沢山咲いている。

つぼみたちも、待機している。

期待しよう!

風よ、強く吹くなよ!

日本酒のロックにキュッと絞る。

香気漂うレモン君、俺は待ってるぜ~♪

グルタミン酸

2009-05-20 19:15:08 | Weblog
昭和初期、京都生まれの食通・魯山人は、

湯の底をさっとくぐらせる

引き出し昆布の技を紹介した。

それで十分と。

魚料理にかつお節は不要と。

東大教授・池田菊苗氏は、

昆布だしの「うま味」の正体を、

グルタミン酸と突き止めた。ー云々ー。

今朝の新聞記事にあった。

食べ物のおいしさは、

欠かせぬアミノ酸を受け取った体からの「感謝のサイン」だと。

家では、昆布や根昆布の粉末をよく使う。

西沢料理人、なかなかやるわいー!

今日は何を作ろう?

心を込めて作ろう!

いや、心なんかいらない、昆布があれば十分だー!

この「ウマミ」は、今では国際語になっているんだぜ、諸君!

疲れそう!

2009-05-19 18:33:24 | Weblog
『手のひらの雪のように』/唯川恵作。

五人の群読。

主人公は、揺れる恋に悩む26歳のOL。

二人の女優さんが半分ずつ読む。

二木てるみさんと山本みどりさん。

もはや青年ではないが、

二枚目の静かな大人が僕の役だ。

この歳で二枚目も三枚目もないが

カッコイイ相手役なのだ。

こちらはマイクを立てて、立って読む。

ラジオドラマの録音みたいだが

しかし、観客を前にしている。

NGはきかない。

しかも、ラジオで放送するかもしれない

という。

芝居でもあり、生放送のラジオドラマみたいだ。

つまり、トチレない。

疲れそう――!

聴覚と視覚とトチレないのと

三つ巴のがんじがらめ!