西沢利明の俳優ノート

西沢利明ひとり芝居のCD販売開始!詳しくは7月24日のブログで!収益の一部は目のご不自由な方への寄付金に!

完成……?

2011-08-31 20:22:48 | Weblog
“雀のお宿”の灯り!

出来ました……♪

へんてこな形が……面白い!

家に置きたいくらいだぜ!

芝居が終わったら…そうしよう!

手造りのものは、やはりいい!

二つとないオリジナルだものなぁ!

舞台美術は出来ました!

籐細工……!

2011-08-31 19:01:17 | Weblog
“雀のお宿”を想わせる、スタンドライトを作成中!

クシャクシャにした和紙を巻く…!

中の電球が、柔らかく点(とも)ると、そこは雀の里になる…!

九月の『舌切り雀』の、数少ない出道具の一つ!

手造りの二足の藁沓(わらぐつ)は、お爺さんとお婆さんの部屋に置く!

あとは何もない!

笙の音と、わが輩の言葉とで、劇を紡ぐ…!

……準備中!

しみじみとした、愉快な六十分にしようと準備中…!

長蛇の列!

2011-08-30 12:58:44 | Weblog
早起きして映画館へ行ったら、長蛇の列……!

満席!

『ジュリエットからの手紙』!

五十年の時を越えて、真実の愛が実を結びます!

後半、何度涙を拭ったでしょうか?

主演のヴァネッサ・レッドグレエイブ(写真左)が、言いようもなく素敵……!

朝から、いい映画を観ました!

文句なしの傑作!

お薦めであります!

灯籠流し!

2011-08-29 13:26:27 | Weblog
仙台の広瀬川で行われた灯籠流しのことを、

仙台在住の作家、佐伯一麦さんが語っているのを、新聞で読みました。

9月に仙台でする、一人芝居・『舌切り雀』は、

この広瀬川の急流に臨んだ大竹藪が舞台です。

この場所、天明の冷害、天保の凶作で、数十万の人が亡くなったところだそうです。

「舌切り雀」の作者・太宰治は、

この悲惨な東北地方の歴史を、知っていたでしょう。

お爺さんとお婆さんが暮らす竹藪は、広瀬川に隣接している……!

今回の震災の被災地でもあります。

この公演、いろんな思いが重なります……!

庭のランプ(写真)が、川面に浮かぶ灯籠のようにも見えます……!

灯籠流しは、江戸時代に、餓死者の無縁供養のために始まったそうです
……!

挿し木のtomato !

2011-08-28 12:30:10 | Weblog
裏の挿し木のトマトが二つ、色づいて来た!

大きい方はまだ青いが…‥!

近々、二つ共熟成するだろう!

十日後に控えた二つのお芝居も、熟成中です……!

近々、稽古場で、笙の音と合わせるが、今からわくわくしている!

笛の音に触発されて、台詞の呼吸(いき)が微妙に変わる……!

二、三日中に、本を手放す!

立ち居振る舞いを決める為に……!

詰めの作業です!

藻がくれに遊ぶ魚のように、自在に振る舞いたい!

台本を見ていてはそれは出来ない!

一字一句、頭に叩き込まなくてはなりません!

あと3%くらいかな……?

金糸雀(かなりや)

2011-08-27 12:47:56 | Weblog
♪ 唄を忘れたかなりやは
後ろの山に捨てましょか
いえ いえ それはなりませぬ……

♪ 唄を忘れたかなりやは
象牙の船に 銀の櫂(かい)
月夜の海に浮かべれば
忘れた唄をおもいだす ♪

ご存知、西條八十(さいじょうやそ)の童謡『かなりや』♪!

好きな唄だが、“何を”唄ったのか知らなかった!

今朝の新聞の「うたの旅人」の欄で知った!

氏の自伝に、“本来の使命の詩を書くことを忘れてしまった、こんな男は、棄ててしまえ、鞭打て、殺してしまえ!"

妻子を養うために、翻訳や株取引や天ぷら屋などをやっている頃、そんな自責の声を聞いたそうです!

ご自分のことを唄ったんですね……!

知りませんでした!

あまり見かけなくなった、雀科の金糸雀!

綺麗な小鳥なんですねぇ!

どんな鳴き声でしったっけ……?

無農薬の食材!

2011-08-26 21:24:26 | Weblog
今日は勉強していない!

頭を空にする日もあっていい!

いや、必要です!

また、新鮮に立ち向かう為に!

……なぁ~んて…怠け者の言い逃れですね!

無農薬のジャガイモが、甘みがあって、ホクホクしていて素晴らしく美味い!

じゃがバターでいただきます♪

庭のゴーヤは、五目がんもと、鰹だしであっさり煮ました♪

シェフの“腕”は、不要!

素材が命!

いただきまぁ~す!

凡庸な人物たち!

2011-08-25 19:16:54 | Weblog
確かに作者太宰が言うように、

“御伽草紙”の人物たちは、極めて凡庸だ!

駄目男、駄目女たちだ!

立派な人も偉い人も登場しない!

けれども切ない!

血が滲んでいる!

チェホフだってそうだ!

写真は“タバコの害について”の駄目な老教授だが、

可笑しくも哀しい、切ない人間だ!

六月の“高瀬舟”の情け無い同心も……然り!

“舌切り雀”の夫婦も、普通の男と女だ!

だが、この二人の間に漂う、可笑しなぎくしゃくは、

誰にも共感出来る、普遍的なものだろう!

芝居の“いろは”の“い”は、普遍性だが、

この凡庸な人たちの話は、分かりやすく、すぅ~っと、観る人の胸に沁みるだろうと、呑気に思っていますが……?

腕に縒(よ)りをかけねばならない!

太宰治様へ!

2011-08-24 20:11:50 | Weblog
またまたあなた様の『御伽草紙』を、芝居にして演じることになりました!

今、原作を紐解いておりましたら、「舌切り雀」の序文にありました!

“私はこの「御伽草紙」という本を、

日本の国難打開のために敢闘している人々への、ささやかな慰労の玩具となるようにと、書きすすめて来ました……”と。

また、“「御伽草紙」に出て来る者は、

太宰という作家が、その愚かな経験と貧弱な空想をもって創造した、

極めて凡庸な人物たちばかりである」とも。

太宰さんの創作意図を、改めて肝に銘じたました!

奇跡……!

2011-08-24 12:26:36 | Weblog
庭のイチジクが、色づいた!

苗を植えて七年?目……!

奇跡のようだ!

もう直ぐ熟すだろう!

きっと甘いだろう!

“待てば海路の日和あり”!

諦めてはいけません!

近々、もいで食そう……♪!

腹ごしらえ!

2011-08-23 14:34:41 | Weblog
賄い料理は、見栄えなんかどうでもいい!

大事なのは、味と栄養価だ!

このオムレツ、無農薬の玉ねぎと、牛肉を炒めたのが詰まっている!

米粉のパンも、たまにはいい!

しっかりと朝食を採った!

今日から、二つの台本を、交互に検証している!

日替わりでふたつを公演するので、どっちも、おろそかにできない!

贔屓(ひいき)は避けたい!

腹拵えをして、取り掛かっている!

チト厄介……!

チト痩せたので、ちゃんと食べようと思っている!

……旨かった!

もういいよぉ♪

2011-08-22 13:59:46 | Weblog
あひるがカップの中で、プカプカ浮いて、

抱いている茶漉(こ)しの紅茶がいい具合になると、「もういいようぉ~!」

と、知らせてくれる?!

オーストラリアのお土産!

カップの中で遊ぶ、ひょうきんな奴……!

何だか笑える!

今日は“camomile”を濾してくれました!

雨上がる!

2011-08-22 12:09:39 | Weblog
雨が止んだので、無花果の枝と葉っぱを、バッサリ切った!

なかなか大きくならない庭のイチジク……!

だが、これで、陽当たりは良くなるし、栄養を独占出来るし、

十こほどのイチジクくんたちは、すくすく成長するだろう……!

そう簡単にはいかないかな……?

野生の無花果を食して、飢えを凌いでいた、イエスとその弟子たちみたいに、

樹から直に、もいで食べてみたい……!

薬草でもある“無花果”!

期待してますよ!