「般若心経」再び！

旧約聖書の伝道の書は、

「空の空、空の空、いっさいは空である……風を捉えるようなものだ……」と始まる。

シェィクスピアは、
「消えろ消えろつかの間の灯火……人生は一場の夢に過ぎぬ……」(マクベス)という。

般若心経も、
「色はすなわち空、空はすなわち色……」と始まる。

空は、もちろん“くう”、色は、“しき”と読む。

どちらも「空」から説く……！

般若心経にある……
「事にも物にも固定した自明性はなく、
すべて無常なる縁起によって、
刹那に顕れる仮の姿である……捉えることはできない……」と。

「慈悲利他の悟りを求めて修行に励む菩薩は、

彼岸にいたる智慧である“般若波羅蜜多”に依っているので、心を乱すことはない。

心にわだかまりがないから、何も怖れることはない。」と……。

う～ん……凡夫のあさましさか……むつかしいですねぇ～。

あっ！モニカ！

うちのモニカに瓜二つ！

思い出すなぁ～！

生まれ変わってよその子になっちゃったな……！

いなくなって一年半になるけど、毎日話しかけてる…！

部屋に居るみたいに、「ただいまぁモニカ」なんて……！

大阪にいるのかぁ……！

会いたいぜキャンディーちゃん！

なめろう！

鯵の刺身を買ってきて、自家製“なめろう”！

生姜とにんにくをおろして、刻みネギと味噌を加えて、包丁で叩いた！

ナメコの赤だしといただいた！

賄い料理にはうってつけです。

残ったらお茶漬けに……！

乙なランチメニューでありました！

にせ芭蕉！

缶珈琲boss のCM が面白い！

いつもCM になると音を消すが、トミー・リー・ジョーンズのにせ芭蕉が、句をひねる姿が好きで、つい見入ってしまう！

写真は、先日の中尊寺での、我が輩の変哲もないスナップ！

世界遺産の古刹に言葉をのんだが、

CMの宇宙人ジョーンズは、中尊寺から立石寺へと向かう……

そこで、一句ひねり出す……

“ただこの惑星の 東北の秋は きもちいい”……！

見ていて、つい吹き出してしまう！

以前、彼の映画の吹き替えをして以来のファンだが、このCM 好きだなぁ～！

『盲目の秋』！

詩の力は不思議だと、詩人の佐々木幹郎さんが……！

中原中也(写真)は22歳のとき、愛する女性に去られ、喪失の苦しみを切々とうたいあげた。

8ヶ月後、彼女はほかの男の子を産み、中也が名づけ親になる。

そんな生々しい人生の物語は昇華され、静かさをたたえた永遠の喪失感へと……

…「盲目の秋」

“風が立ち、浪が騒ぎ、/無限の前に腕を振る。

その間、小さな紅の花が見えはするが、/それもやがて潰れてしまう。”

81年前に書かれたこの中也の詩が……３月の大震災を目の当たりにした詩人たちの心をつかんでいる。と……

朝日の夕刊の文芸欄にありました！

その文章をそのまま写してしまいました！

盲目の秋……！

white sauce ？

市販のクリーム シチュー に、タマネギをバターで炒めたのを混ぜて、white sauceだ……！

リングイネのパスタに絡めた！

庭の三つ葉が不似合いだが…‥！

無農薬の玉ねぎが効いている！

軽めのランチに悪くない！

ごちそうさま！

二人の朗読劇！

お彼岸を過ぎると、日の暮れるのが速い……！

太宰治の御伽草紙『浦島さん』の、二人で演じるdrama・reading ！

台本出来ました！

外はすでに闇……

ランプに灯を…！

我が輩のpart、太宰と亀にも、仄かに灯が点った…！

浦島さんに台本を渡さなくちゃ…！

近々本読みをstartさせたい……！

珠玉の朗読劇にしましょうね……！

芝居を超えた、劇的なdrama・reading に……！

やってみよう…♪

味噌バターラーメン！

寒い日はラーメンがいい！

スープは秘伝だ！

バターと海苔とネギを載せて完成！

上手く行った！

見た目はともかく、味はプロ顔負け？だ……！

なぁ～んてね！

いえいえ、恵比寿の『香月』には、逆立ちしてもかないません！

もっと寒くなったら、食べに行きたい……！

旭川のラーメンが一番だが、遠いものなぁ～！

待望の“すだち”！

徳島に住む親類から、種なしの“すだち”が届いた♪

今年はまだ食べていない秋刀魚を、今日はいただこう！

穫れ過ぎている家のゴーヤは、お吸い物に……！

豪華な秋の食卓に……！

それはそうと、“朗読劇”の台本を、今日こそ仕上げろよ！

此処数日寄り道をしてたなぁ～！

怠けていた訳ではありません！

やります！

峠のうどん屋さん

重松清さんの『峠うどん物語』の評を見ている……。

朝日新聞の読書欄で目に止まった！

“峠のてっぺんにあるうどん屋を切り盛りする、女子中学生の「よっちゃん」は、

近くの市営斎場で故人を見送った後、店に立ち寄る人たちを見続けている。

日々「三人称の死」と出会い続けている。

死者と向き合ったばかりの人たち……。

死者を通じて自己の人生を凝視する人たち……を見つめている。

「三人称の死」と「二人称の死」と……。

死者は「私」を見通す。

死者との内的対話は、単なる追憶に終わらず、自己が如何に生きるのかという問いへと連続する。

死者は自己との対峙を迫る……。

評者、中島岳志氏は、こう結ぶ……

本書は震災後の日本に、「死者との出会い」という問題を提起している。

著者が投げたボールを、しっかりと受け止めたい。”……と！

読みたい一冊！

二兎を追うもの！

目を上げると“巨人・阪神戦”…！

目を落とすと“般若心経”…！

二兎を追ってる……！

そんなズボラな人間に、菩薩の心は届かない……！

『形ある「色(しき)」は、形のない「空(くう)」であり、

形のない「空」は、形のある「色」である。

感じることも、想うことも、行動することも、認識することも、「色」と同じように、

すべて自性(じしょう)をもたない仮象(かしょう)である。』

自性→本来そなえている真の性質。

仮象→かりの姿。客観的実在性のないもの。

二つの仏教用語は、辞書で調べた。

……巨人・阪神戦も、“仮象”に過ぎない……？

どうでもよくなって来た……！

“色即是空・空即是色”……気になって来た！

般若心経！

友人(佐藤莫河氏)が編んで贈ってくれた『般若心経』を、何度も読んでいる……！

仏教用語が多く、読み解くのは容易ではない……！

信仰心の薄い我が輩には、難行苦行そのものだなぁ！

向き合ってはいるが…遠い彼方…！

般若→真理を認識し悟りを開くはたらき。最高の智慧。仏智。

波羅蜜→仏になるための菩薩の修行……多は、何だろう……？

菩薩→仏の次の位のもの。

……という具合に 、タイトルから読み解いて行かねばならない……！

はなから躓いているのは、我が輩だけだったりして……！

何だか、情けなくなって来た……！

ゆるりと勉強してみます……！

お萩！

近所の方に戴いた……！

おだやかなお彼岸だなぁ～！

春のお彼岸は、牡丹餅どころではなかった……！

昆布茶を入れていただきました！

美味しいものですねぇ～！

甘いものは余り食べないけれど、このお萩…甘さ控えめで食べやすい！

御馳走様でした！

秋……！

omelet ！

やっぱり見た目が美味しそうじゃない！

玉ねぎを炒めて、たまごでくるんだ！

赤出汁にご飯！

全て旨い！

……が、そう見えない！

賄いランチだからこれでOKなのだ！

ひとりで納得…！

朗読劇の台本、今日は仕上げよう！

岩手県のツアーが、尾を引いていて、些かボンヤリ……。

Concentration！

締まって行こう！

殺風景な庭……！

花が消えた……！

台風のせいもあるが……秋の花を植えなくちゃ！

ゴーヤが沢山ぶら下がったり、檸檬や無花果が大きくなったりしても、花々が姿を消すと……寂しい！

寂し過ぎる……！

これじゃ雑草だらけの空き地だ！

朝、挨拶をする相方を連れて来よう……！

花屋さんへ行かなくちゃぁ～！

誰を拉致して来ようかなぁ……？