山盛りのレモン！

無農薬のレモンとすだちが、どっさり今年も届いた！

徳島の親類から！

色々な料理に、ジュースに、レモネードに……！

皮を卸して、イカの塩辛を造るときにまぶすと、香りのいいのが出来上がります！

西沢シェフ！久々に自家製の塩辛を作ろうぜ！

〆サバも仕込みたいなぁ～！

天然のすだちと、上質の昆布(一緒に送って下さった)があれば鬼に金棒！

しっとりとしたのが出来上がります……！

板さん(僕)の腕は確か？ですから……！

今日は、はるばる阿波の国から、嬉しいプレゼントが届きました！

ありがとうございました！

静かな月を……！

「どこか遠い遠い野原の中に立ちつくして……
すみきった静かな月が頭上にかがやいているのを、夜通し眺めながら、
何もかも忘れてしまいたい……」

“タバコの害……”の老教師ニューヒンの呟き……！

チェホフは、作品の中の人物に、自分を重ねないが、この場面は例外！

晩年の彼の呟き……

「浮浪者か巡礼になって……森の中の湖のほとりの僧院に住んで、
夏の夜、門のそばのベンチに座っていられたらなあ……」！

作者と登場人物の思いは、ほんの一瞬、同じだ…！

ここだけだが…。

他は全く似ていない！

ゆっくりだが、台本を読み始めている……！

「かわいい女」！

チェホフ(写真)の短編「かわいい女」の主人公オーレニカは、

いつでも誰かを献身的に愛さずにはいられない。

原卓也さん(ロシア文学者)は言う……

“自分自身を持たない人間を、批判的に皮肉に描いている”と。

作家のなすべきことは「解決ではなく、問題の正しい提示」だとチェホフ言う。

“タバコの害……”の老教授ニューヒンも、

講演を聞きに来ている聴衆に向かって、勝手にしゃべりまくるが、話は噛み合わず、すれ違う！

対話の不成立！

ヴォードビル(笑劇)の本質がそこにあるのだろう……。

話が空中を飛び交う……！

解決はない！

一人の“変なオジサン”を提示しているだけ……！

“ねむい”の子守娘ワーリカにしても、解決はない！

一人の“哀れな少女”をそのまま提示して…‥店じまい！

チェホフは、人生の教師ではない！

……なんぞと考えながら、勉強中！

ロシア語！

ロシア語学科の学生の、原語でのお芝居(ホールの通し稽古)を観て来た。

ロシア語がきれいだ……！

原語で話すせいか、日本人に見えない！

素の自分から離れて、皆、役になっている……！

生き生きと、力まず、愉しげで、見ていて愉しい！

上智大学の学生たち……！

本番はきっとうまく行きますよ！

帰りに、中華やさんで、レバーのうま煮定食なんぞを食した！

シェフ西沢なら、もっと美味しく作る……！

しかし、ロシア語は美しい！

初めて知った！

今頃……！

季節はずれのraspberry！

随分間を置いてやって来た！

ビックリ……！

仄かに甘酸っぱい……！

シフォンケーキと珈琲とラズベリーは、セットメニューですね！

ユニークな“breakfast”になりました！

十二月の公演のチラシを作らなくちゃ……！

今から文房具屋さをへ行こう！

シフォンケーキ！

朝から、FLAVORのメープルシフォンケーキをほうばっているのは誰？

いただいた我が輩の好物！

ブラックの珈琲と共に朝ご飯！

抱えて、むしって食べるのが正解？

ゴチソウサマデシタ！

デザートは、裏庭のラズベリー！

幾つ熟しているかな……？

群集の一人！

俳優市村正親さんは、群衆になりたくて劇団四季に応募したと、今朝のTVのインタビューで言う……！

「炎の人」の稽古中だ！

主役のゴッホ！

「オペラ座の怪人」をはじめ数多くの主演を勤めている名優……！

群衆の一人……という感覚で主人公を演じる……！

彼の芝居の説得力は、そこにある気がした……！

愚かな我が輩は、小さな脇役でも、主役みたいにやっていた気がする！

写真は、だいふ前のミュージカル・「ハイジ」の集合写真だが、

アルム爺さんが、主役面(づら)をしている！

群集の中の一人に過ぎない……という意識……！

大事なことを教えられました！

先日の舞台「Fly to The Moon！ 」の感じの良さも、

出演者たちが、意識するしないは別にして、群衆の一人として、板の上にいたからなのかも知れない！

……老優西沢利明…反省ひとしお！

未来からの預かりもの！

僕の知らない詩が、新聞のコラムにあった！

「人類は もうどうしようもない老いぼれでしょうか
それとも まだとびきりの若さでしょうか
誰にも 答えられそうにない 問い」！

僕の好きな、茨木のり子さんの詩だった！

コラムの筆者は、こう結んでいる……

“地球は過去からの授かりもの。
そして未来からの預かりもの。”と！

庭の一株の草花は、今日もみずみずしい！

嘘！

もう直ぐ十一月なのに、夏みたいに暖かい！

そよ風が爽やかだ……！

少しだけ咲いている庭の草花が、ビックリしている！

陽の光を浴びて喜んでいる！

花の気持ちに嘘は無い！

人は……時には嘘をつく！

だが、小説の人物や、役者が演じるる人間に、嘘はいけない！

昨日の芝居「Fly to The MOON 」の三兄弟の末っ子が、苦しい胸の内を吐露するシーンに、嘘は無かった！

ストレートに観る者の胸に迫って来る！

俳優早田剛くん！

老優西沢利明、脱帽！

改めて襟を糺(ただ)した……！

ai-kata公演！

ai-kataとは、愛のかたまりのこと。

兄弟愛の話しだった。

タイトルは、FLY to the MOON！

しっとりと、しみじみと、愛らしく、最後にホロリとさせられた。

あったか～い舞台でありました。

静かに始まって静かに終わるが、時折クスクス笑ってしまう……！

出演者がそれぞれ役にハマっていて心地良い。

愉しいひとときをありがとう！

冬の花

冬に咲く花を、まだ植えていない。

殺風景な庭には、夏の花や秋の花が、チラホラ残っていて、ホッとする……！

チェホフは、こんなことを言っている……「不死とか、死後の生とかは、全くばかげた話だ！」と。

ところがそのあと、確信ありげに言う……

「われわれが跡形もなく消え失せるなんて、あり得ない。死後も、必ず生きて行くだろうね。」と。

心を許していたロシアのノーベル賞作家ブーニンに言っている……！

今日は芝居を観に行く！

「FLY to The MOON！」を！

“ゆるし”と“迷い”と……！

写真は、親鸞の「教行信証」。

全く読めません！

“善人なおもて往生す、いわんや悪人をや”は、ここに書かれているのかな？

作家・五木寛之さんは、今朝の新聞に

「法然は明るく伸びやかなトルストイに、
親鸞は屈折した人間の罪を徹底的に見つめたドストエフスキーに重なって見える…」と仰っている！

哲学者・梅原猛さんの近著に、

「法然の『ゆるし』」「親鸞の『迷い』」があるとも知った！

お二人共、浄土宗、浄土真宗に無知な我が輩に、

知るための方向を示して下さっている……ように思う！

トルストイと親交のあったチェーホフが、

仏陀について何か書いていた気がするが……探してみよう！

ネズミの尻尾！

A・チェーホフ は、自分のサイン(写真)のことを、“ネズミの尻尾”と言う！

確かに、Chekhov とは読めない！

全集の表紙にあるので判るが、まさに「ネズミの尻尾」だ……！

でもこのサイン……なかなか趣があって好きだ！

今日は一日中、『チェーホフの思い出』を読んでしまった！

全集の別冊。

彼と深い親交のあった人たちの手記は、チェーホフという、血の通った人間を、浮き彫りにしてくれる！

表紙のサインも、浮き彫りみたいに目立つ！

檸檬(lemon) ♪

ただの檸檬ではない！

我が家で採れた、無農薬のlemon！

一つは朝、野菜ジュースに絞った！

夜は、焼きなすに……！

カルパッチョのdressingにも……！

カイワレと生きのいい白身の魚か……！

今年は、小さな庭に、いろいろな出し物があったが、取りは、真打ちは……「檸檬」でありました！

酸味が淡く、微かに甘いのがいい！

シェフ西沢にとっては、“よっ！大統領！待ってました！”

……はしゃぎ過ぎかな……？

買い物に行こう！

千社札！

千社札(写真)は、役者が自分の台本の表紙に貼る！

手鏡の裏にも貼る！

台本を開く時……気合いが入る！

メイクをする時……その気になる！

一種のおまじないかな……！

明日から、“飛び出す絵本”作成開始！

「ねむい」の、子守娘ワーリカも、

「タバコの害について」の老教授ニューヒンも、

“チェーホフ全集”のページの中に、まだ眠っている！

叩き起こさねばならない！

ページを破る程の勢いで飛び出して来るに違いない！

起こすのに時間が掛かるが……！

千社札を台本に貼ろう……！

元々“千社札”は、千社詣(もうで)のためのもの……神聖な儀式用なのであります！