西沢利明の俳優ノート

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蒼白い顔の月!

2010-03-02 19:20:29 | Weblog
写真の平塚らいちょう(てう)は「青鞜」発刊の辞で言う!

“元始(はじめ)、女性は実に太陽であった。真正の人であった”と。

“今、女性は月である。
他に依って生き、他の光によって輝く、
病人のような蒼白い顔の月である”と。

イギリスで、インテリぶった女性への冷やかしの言葉「青鞜」。

ブルーストッキングをはいていたらしい。

それを敢えて誌名にした。

この明治の作家は、自ら「新しい女」を名乗り、

女性の解放と世界の平和に情熱を燃やした。

以上は数年前の読売の“編集手帳”からの抜粋です。

記録映画にもなっているそうだ。

それは兎も角、彼女の「青鞜」発刊の時の言葉に魅せられた!

女性は、月ではなく太陽でありたい……という思い……!

そうだなぁ!

女性は太陽なのだ!

ロミオのセリフにもある!

“ジュリエットは太陽!
昇れ美しき太陽!
そしてあの妬み深い月を消してしまえ!”と。

しばしのサヨナラ!

2010-03-02 15:57:10 | Weblog
他の作品は兎も角、『ドクター・マリゴールド』は再演したいと願っている。

ディケンズさん!しばしのお別れ!

“知的読者層がディケンズを無視していた時代に書かれた、ドストエフスキーの『虐げられた人びと』は、

ディケンズの『骨董屋』の翻案に近い。

『罪と罰』は、『オリバー・トゥイスト』の読書体験が消しがたい刻印を残している。

また、カフカ(写真)も『審判』、『城』などは、

ディケンズの『荒涼館』『リトル・ドリット』の影響を受けて書かれたと思われる”……と、

原英一先生はおっしゃる。

僕も大好きなディケンズ先生!

近い内にまたお会いしたいですね!

文庫本に!

2010-03-02 12:21:29 | Weblog
写真の本の著者平川祐弘さんが、

昨年春に、ダンテの『神曲』を訳されて、河出文庫版が完結した。

と読売の読書欄で知った!

知らなかった!

文庫本なら買える!

手元に置いて、何度も読みたい本なのだ!

近々買いたい!

図書館で何度も借りたのは、重い、分厚い、大きな、上下巻だった。

写真の「日本語は……」の方ではなくて、

軽い文庫の“神曲”が欲しい!

持ち歩ける!

いつでも開ける!

学術書に近く、注釈がやたら多いのだが、読んでいて飽きない!

三月中に入手しよう!