西沢利明の俳優ノート

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冷たい雨の晩は……!

2010-03-04 21:26:04 | Weblog
まだ夜は寒い!

ポトフを作った!

暖まる!

それにチーズと“百年の孤独”だ!

水割りだが、ふくよかな香りと心地よい喉ごし!

言うことなし!

今日は活字を追い過ぎたかな?

ちょっと疲れたかな?

そうでもない。

むさぼり読む時は疲れないのだなあ…‥♪!

オスカー・ワイルド!

2010-03-04 20:46:29 | Weblog
先日の「ディケンズ」を気に入って下さった先輩の荒井さんが、

次はオスカー・ワイルド(写真)を……と、短編と詩を送って下さった!

早速目を通した。

「真面目が大事」、「ドリアン・グレイの肖像」、「ウインダミア婦人の扇」は読んでいるが、

今手にしている、この二つの作品は初対面だ!

“ 珠玉の二編”のような?気がしないでもない……?

……熟読吟味だ!

九日にお会いした時、講義をお願いします……!

「見立て」!

2010-03-04 15:43:24 | Weblog
『思考のlesson』が面白い!

イラストは、乞食坊主が後ろ向きで富士を見ている……!

“まるで西行みたいだなあ”……!

見たてることで想像力が動く!

たかが乞食なのに、西行さまかもしれないぞと見たてる。

風流、滑稽、パロディー。

詩人は、アイロニー(皮肉)と言う。

「アイロニーはアナロジー(比喩)の傷口からしたたる血潮だ!」と。

カッコいいねえ(笑い)。

……凄すぎる。

日本人にとっては、「しゃれっ気、ニヤリと笑う微笑み!」となる。

この詩的感覚が、思考のレッスン!

……と、丸谷さんは、サラリと仰有る!

何と柔らかい頭脳なのだろう!

“人間がものを考えるときには、詩が付きまとう。

ユーモア、アイロニー、軽み、さらに滑稽感が!

つまり遊び心がなくっちゃいけない。”と!

枯淡の境地?

2010-03-04 11:39:23 | Weblog
劇作家・小幡欣治さん(写真)!

鶴屋南北戯曲賞!

コラム(読売の“顔”)の笑顔が素晴らしい!

高校生の時、

小幡さんの、蟻とキリギリスの舞台が、

僕の芝居人としてのスタートだった!

お元気で嬉しい!

八十一歳の今も「切れば血の出るようなものを書く。
枯淡の境地なんてあり得ない。」……と。

見栄の切り方が、イナセだなぁ‥~!

ちなみに受賞作は、『神戸北ホテル』。