ドイツの哲学者ジンメル(写真)がゲーテに触れている。
「ゲーテのように象徴的な生活を送った人間はあるまい
――彼は誰に対しても自分の人柄の一片、一面しか与えなかったが、
同時に、万人に全体を与えた。
世界の各断片のうちに、神の全体が住んでいるのと同じだ。
こんな風に生きるというのは、道化役者にも仮面の人にもならぬ唯一の方法だ。」と。
この所、ファウストとメフィストの辿る道を追っているが、
ひとつのヒントを貰った気がする。
「ゲーテのように象徴的な生活を送った人間はあるまい
――彼は誰に対しても自分の人柄の一片、一面しか与えなかったが、
同時に、万人に全体を与えた。
世界の各断片のうちに、神の全体が住んでいるのと同じだ。
こんな風に生きるというのは、道化役者にも仮面の人にもならぬ唯一の方法だ。」と。
この所、ファウストとメフィストの辿る道を追っているが、
ひとつのヒントを貰った気がする。