お芝居の雪……！

横浜市立図書館は、桜木町の野毛山にある。

桜が満開だ！

眺めていたら、はらはらと数枚花びらが舞って、肩にとまった！

“あ！お芝居の雪！”

丸山さんの「輝く日の……」の 婆やのセリフでした！

山崎さんの『世阿弥』も、足利義満の外庭の桜が満開……。と、ト書きにある。

室町の桜も平成の桜も……短いいのち……はかなく、すぐに散ってしまう……。

世阿弥は、流罪になって、佐渡で散った……！

幾多の能と著作を残して……。

今日の風！

明日は明日の風が吹く！

今日は今日の風を吹かす！

天気予報のことではない。

心に吹く風の話だ。

写真は、幕末の青春群像劇「風に吹かれて候」の人斬り伊蔵！（京都南座）。

NHKの“竜馬”の伊蔵は誰がやってるのか知らない。

見ていないから知らない。

今から図書館へ行って借りてくる『世阿弥』（山崎正和）は、

室町初期の能役者、能作者世阿弥の波乱に満ちた生涯を描いた、

氏の秀作と言われている戯曲だ。

ひとり芝居で出来ないかどうか、確かめようとしている……！

これが今日の風！

強風？

いや、爽やかな風に吹かれている！