高樹のぶ子のSIAブログ
◆トークブログ67「アーグラー・アーグラー城にて」
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このようなプロジェクトを通じて、一人でも多くの日本人が、新たな世界観を培って、アジアの人々の感覚で物事を考えることが出来るようになる事が肝要と思います。
インド、中国については、一国というよりもヨーロッパのような規模のものですので、全部を一掴みにするのは無理があると思います。
また、世界を見るといっても、長年住んでいても断片しか分かりません。(外国人に教えられることもありますよね)
短期間でも違った視点(小説家)、切り口からのアプローチは極めて有意義なものと思いますので、いろいろご批判もお受けになろうかと思いますが、「そういう状況も存在する」と自信をお持ちになってお進めください。
本年でSIAを完結されるようですが、この2010年は日本にとって、失われた10年、変革できなかった10年に続く、岐路となるような重要な年になるような気がします。
現在のSIA終了後も、取材内容とネットワークを基礎として、さらに発展させていったいただきたいと願っております。(他にないように思えますので:失楽園風に言えば、「こんなの初めて!」?)
中国を中心とする漢字文化圏(日本は信頼されるフォロワーでいいと思います)はもちろん、アジアの核となる親日感情(対ロシア感情)を持った国々「インド(対中国感情もありますね)」、「トルコ」との親密な関係は、日本の世界における存在感を高めると思います。
イスラム圏(アフリカを含め)とヨーロッパへの影響力から、是非トルコを番外として、お取り上げいただきたいと思います。
本当に多くの方々に、アジアやSIAについて、単なる観光・レジャー的な面ではなく、考え方や価値観など本質的な部分に感心を持っていただけたらと思います。
頑張ってください!
ずっとSIAに期待していましたが、なぜかいつも小さな違和感を覚え、共振しきれずにいましたが、この度、先生がSIAに懐疑心を抱かれているその時のレポートに、こんなにも心を動かされています。
先生に、気の利いたレポーターや、美しく描く画家を期待していません。小説家の言葉を奪う、かの地の力に一旦は打ちのめされ、そして生まれいづる物語を、心から待ち望んでいます。
でもどうぞ、ご自愛くださいませ。氷点下のNYより、熱援申し上げます。