高樹のぶ子のSIAブログ
2009年06月06日 / 韓国の想い出
無事、SIA韓国訪問から戻ってきました。
今回のお相手のパク・ワンソンさんは、韓国でもとても人気のある女流作家ですが、お会いしてみると、キュートで、チャーミングな方でした。
すでにご高齢のはずなのに、少女のような笑顔の方で、辛い時代のお話も文学に昇華されているのか、明るい印象で、是非皆様に、その人柄を紹介したいと思っています。
今回は東京から韓国文学専門の渡辺直紀先生も、通訳に駆けつけてくださって、文学として充実したものになったと思います。
そのことはまた、ゆっくり文章で書かねばなりませんので、今日は韓国周辺情報です。
ソウル最後の日は、もう真夏の暑さでした。
日本より北なのに、なぜか気温30度ぐらいに感じられたのは、わたしの疲れのせいでしょうか。
この写真は、ケーブルカーで、高台に上り、ソウル市内を俯瞰したものです。
光化学スモッグも発生していたのかもしれませんが、いきなり日本の7月に迷い込んだ気がしました。
背後の山だけが岩の風情が韓流ですね。
ちなみに、韓流スターもチェ・ジューもいませんでした!
キムチを沢山食べてきたせいか、お肌はつるつるです。
カプサイシンの発汗作用でしょうか・・それとも日頃の運動不足の証しでしょうか、新陳代謝はいつになく旺盛な毎日でした。
これからまたゆっくり、韓国情報を紹介して行きます。
高樹のぶ子
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キムチって発酵食物だから、おみやげで持って帰るのって大変なんですよね。韓国旅行から帰った後、友達のトランクのなかでキムチの袋が爆発してー。彼女のトランクの中は真っ赤になりました!
渡辺先生は、評論をなりわいとしていらっしゃる方ですか?確か隔年で日韓文学シンポジウムという催しを日本と韓国で交互にやっているはず。報告記事を読んだことがあります。高樹先生の韓国文学に関する御報告も楽しみにしていますよ。
最初は、なかなか寄り添えなかった紅子さんの気持ちに、ここ数日すんなりと感情移入できるようになっています。面白い展開になってきました。
守らなければならない会社があるから死ねない、という気持ちはよくわかります。
うろ覚えなのですが、京には前妻との間に子供がいたんでしたっけ?私には守るべき会社はありませんけれど、守るべき家族がいるからまだ死ねないと思うことがあります。
日本も雨の日をはさみながらも暑い日々が続いていました。ゆらゆらと蜃気楼のように揺れる熱い空気に吸い寄せられて、電車に飛び込む事故に何度か遭遇しました。不景気が原因なのでしょうか。気持ちがキムチみたいに爆発する寸前に、止め
これから世界に向けて発信していかないとほとんど読まれていないのではないでしょうか!
欧米に迎合する必要はないと思いますが、さまざまな国の作品がもっとオープンに読めるように、翻訳分野の開拓も必要だと思います。
みなさんは、どう思っていらっしゃいますか?
私は何作か韓国の若い作家の作品を読んだことがあります。どなたの訳だったのかは忘れました。十数年前、韓国の都市部でも増えだしていたコンビニが登場していたのが斬新でした。
今、ソウル近辺にはどこにでもコンビニはありますよね。コンビニで売れているおにぎりの具に、焼肉キムチなどがあり、いかにも韓国的でした。海苔も、いわゆる韓国海苔だったような気がします。
同じ韓国の作家でも、高樹先生が対談された世代の作家と若い世代の作家では取り上げるテーマが違うのでしょうか?
今、携帯から投稿しています。携帯からだと改行がうまくいかなかったり時々、途中で文章が切れてしまうことがあります。PCで確認していないのでわかりませんが、どうやら前回の投稿も最後の数文字が切れているようです。ごめんなさい。
大韓航空の15年前のマイレージを使って、仁川空港に着陸、昔の金浦空港とは大違い、きれいで、近代的でびっくり。
17年前に支店で採用した現地社員が、今では従業員70名の、上場しようかという会社の社長。衛星のトランスポンダーを使ってCTV数社にコンテンツを配信している。従来からの原料、材料、機械の貿易業務も継続中。
明洞でドーナッツを食べ、食べたかった鰻(韓国語では「長魚」)を普通のタレと唐辛子のタレで食す。今がケジャン(蟹キムチ?)の季節だと知り、明日の楽しみ。
昔のアガシの情報入手も含め、飲み屋街に行くが、日曜の為、あいている店が極端に少なく、明日以降の作業とする。
ソウルでは、「南大門」「市庁舎」が修理中。アジュマの元気とアガシの素足の魅力は健在。
日韓ビジネスのネタはある。日韓両国経済発展、企業活性化の為に少しでもお役に立ちたい。今まで、プールで泳いできたが、今さらだが大海原に泳ぎだす方策を考えることにするか!
SIA・・・韓国は韓国 アジアはアジア ??
母語の地にて、着物を脱いだ時のような開放感で、お疲れを癒されていることと存じます。
パク・ワンソンさんは、「一言だけ言ってください。」のパク・ワンソンさんでしょうか?ある媒体で取り上げられて興味を抱いたまま今に至っています。
そして、武蔵大学の渡辺直紀先生ですか?
さぞかし深い文学の交流となったことでしょう。
発信が待ちきれません。
韓国でも日本の小説がよく読まれていて、やはり村上春樹氏が人気とか。
「ノルウェイの森」が出会いで、三部作に戻り、その後時系列で読んできましたが、見事に小説家の筋を貫いている作家ですね。
米国でもよく読まれているのは(地域や高校の図書館にも当たり前のようにあります)、米国文学に通じているからというだけではなく、読むに足る「本質の追究」があるからと思います。
その村上氏とて、卓越した英語力がありながらも、「日本語でしか書けない」とか。
英語が一人勝ちしている昨今、翻訳分野の開拓と同時に、他言語者も「読む価値がある」と思う優れた作品を、書き手と読み手双方で生み出す努力が必要と思います。
またおじゃましたいと思います
がんばってください
頂いたいくつもの名刺にハングルしか書かれていなくて、どなたの名詞なのか・・頭を抱えています。
上海を舞台に小説を書いている関係で、上海には何度となく行きましたが、ともかく漢字で読み、書くことができれば、いろんな見当もつきます。けれど、ハングルは表音文字なので、一文字は記号でしかなく、それでもときどき、漢字が混じっていたりして、なかなか大変です。
ハングルの人々にとって、漢字は知的なものという印象があるようです。漢字を学ぼう、という動きもあるとか。
文学では翻訳者の役割がとても大事になります。渡辺直記先生のような存在がなくては、流通回路がなくなります。
言語の専門家だけでなく、「その国の言語で感じたり、考えたりできる」翻訳者が必要なんですね。
昨日から、再び「国衙」の発掘が始まりました!今度は何が出てくるのやら。毎日その様子をデジカメで納め、自分のブログにアップしています。6月13日には童話作家の工藤直子さんが、また6月26日には原田英代さんが、一時的に防府に帰ってらっしゃるそうです。私信で申し訳ありおません。