高樹のぶ子のSIAブログ
博多のシロウオ
上海から戻った翌日、室見川のシロウオを食べに行ってきました。
中国取材旅行の途中ですが、シロウオは、季節が限られていますので、この話題を挿入。
シロウオは白魚(しらうお)とは、種類が違うサカナだそうです。
春先、産卵のために、室見川をさかのぼってくるところを、写真のような、ヤナをかけてとります。
写真に見える室見橋の少し上流に、本格的なヤナがしかけてあります。
この写真は、「見本」だそうです。
海に近い河口付近です。
ですから、ときどき、水が川上に向かって流れたりします。
もともと海の魚なので、産卵時だけ、こうしてのぼってくるのだとか・・
3センチほどの透明なシロウオが、水のなかで数十匹泳いでいるのを、掬ってポン酢と鶉の卵で、食べます。
口の中で、プチプチ跳ねます。
残酷ですが、少し苦味があって、美味しいのです。
これを食べなくては春が来ないので、上海から戻って引いた風邪にもかかわらず
家族で食べてきました。
春夕暮れの室見川は、ほんわかと甘やかでした。
上海や合肥にはない、風情です。
高樹のぶ子
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小学校のころの事。とる魚は違っても。
天竜川でのせつなくもさびしかった思い出の一コマ。
かれこれ20年位、ご馳走になっていません。
両親の健在の頃には家族で食卓でよく食しました。
似た姿のシラウオとニラの玉子綴じは臭いので苦手でした。
あれはお酒を沢山入れて調理すれば食べられるのでしょうかね?
シロウオの踊り食いは綺麗だから眺めるのが楽しいです。
関東地方ではこの季節は稚アユの天ぷらですね。
この時期、河口近くの防波堤に5、6センチの稚アユが群れをなしてますから、すり潰したコマセで集め網で掬い上げます。
稚アユは防波堤から見てると黒くてクニャクニャとウナギのように泳いでます。
もう海辺にも春が訪れてるのでしょうね。
なかなか磯に行くチャンスを作れません。四月末から関東は磯釣りの季節です。
出先から。
二日連続で職場で徹夜してしまい、泥のように一日中眠った間に二件もブログのアップがぁ~。しかもシロウオの話題!
最近、福岡市内のスーパーでもシロウオ、よく見かけます。
うちのバカ息子、お魚大好き人間なのに、売られているシロウオのパック見て「お母さん、博多にもシラウオが売れてるよ。しかも、生きてる!」ですって。シロウオとシラウオはちゃう!シラウオは、弱い魚で、水揚げするとすぐに死にますので、踊り食いはできません。主に汽水域に生息する希少な魚です。逆にシロウオは、強い魚で水上にあげても長く生きています。河口などに生息するそうですが、淡水魚だと聞いてます。
大きさもシロウオよりシラウオの方が大きいです。
私も息子も長くシラウオのたくさんとれる湖のほとりで暮らしましたので、毎年、食しましたが、旬は春ではなく冬です。シロウオの旬は、ちょうど今の時期のようですね。
明日、久しぶりにシラウオの獲れるみずうみ沿いの町に帰ります。今はシラウオの刺身は食べれませんが、冷凍ものなら手に入るかもしれません。今日、博多でシロウオ食べて、明日、ふるさとでシロウオ食べよっかなぁ・・・。
でも、シロウオには寄生虫がいるそうで、私の夫は生で食べるのを嫌います。シラウオには寄生虫はいないようです。
崖さんが食された卵とじ、もしかしたら、シラウオではなく、シロウオの卵とじかもしれません。東京では、シラウオは手に入りにくいはずですから。手に入ったとしてもかなり高価です。料亭では食べられるかもしれません。
以上、夫から聞いた話でしたぁ~。ややこしい話題ですいません!