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遠いから

2016年12月02日 16時49分59秒 | Power Of Love
オードリー・ヘプバーンのファンではない
が、機会があって「ティファニーで朝食を」の
映画の一部分だけを見た

ちゃんと見たことがなく
この先も、ちゃんとフルで見るかどうかはわからない

ただ、ヘンリー・マンシーニの曲といい
映画のレトロな(当時は最先端の)色合いといい
素敵だなと思う

自分が乳児だった時代の映画で
大人になってから、何度か
テレビなどで部分的に見る機会が
あっただけ

特別に好きというわけではない映画だ
けど、素敵だと思う

で、今、すっかり大人になって
この当時は楽しかったなぁと思ったりした

もちろん、
今の方が楽しいことや、いいと思うこともある

ただ、この頃は、テレビや映画に出ている人と
視聴者との間には、なんだかとても遠いものがあって
それが、この映画を見て、よかったなぁと
感じることの大きな理由だ

今は、大変な有名人と、インターネットで
少し触れ合ったりできる時代になった

それは悪いことではないし、好きな歌手や
落語家や俳優の公演情報が簡単に知れるし
多くの演者側の人間は宣伝にも使っている

ただ、オードリー・ヘプバーンはどう考えても
大スターで、生前からずっと
私には、ただ遠い人だった

でも、それがいいと思うことも多い

なぜ、60〜70年代のハリウッド映画に
素敵なノスタルジーを感じるか?は
私が年を重ねたから、という理由もあるだろうけど
それだけじゃなく
いろいろなことが神秘というか
遠いからだ

私は、この遠さを忘れてしまわないようにしよう

大好きな誰かと知り合えても
近づきすぎないようにしようと思う

それは、自分がその人に重ねていたイメージが
壊れる可能性があるから、ではなく

人間は、知らない方が素敵に保てることも
あるからだ

ヘプバーン氏も、私と同じように
風邪をひいて、グダグダな状態になったり
もしかしたら少しはだらしない癖や
情けないところも
1つ2つあっただろう
それは人として当たり前

だけど、作品として、またエンターテインメント
として見る場合

何もかもが、見えてしまわないところにある
素敵さを、自分は大事にしようと
あたらめて、この有名な映画を見て、感じた


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