１５日のニューヨーク株式市場のダウ工業株３０種平均は前日比２８・５７ドル安の１万２５４２・３８ドルと４日続落して取引を終えた。
６月下旬以来約４カ月半ぶりの安値水準。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は９・８７ポイント安の２８３６・９４。
減税打ち切りと歳出削減が年明けに重なる米国の「財政の崖」への警戒感が根強かった。
米製造業や雇用の経済指標が悪化したことも嫌気した。
小売り大手ウォルマート・ストアーズが発表した決算内容が市場予想を下回り、ダウ平均の足を引っ張った。
一方、前日までの大幅下落で値ごろ感のある銘柄を物色する動きもみられ、ダウがプラス圏で推移する場面もあった。
（共同）
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