イタリアのベネチアで高潮のため冠水した広場を渡る旅行者=AP
【ローマ=末続哲也】イタリア北部は11日、強い風雨に見舞われ、国内メディアによると、「水の都」として知られるベネチアでは、海水が通常の水位より149センチ上昇して市中心部の約70%が冠水した。
ベネチアは地盤沈下も進み、冬季には強い季節風にあおられて高潮が押し寄せるが、今回の高潮は、記録の残る過去140年で6番目という高さ。高潮被害を防ぐため、市は可動式防潮堤を造る計画を進めているが、財政難もあり、完成は2016年頃になるという。
(2012年11月12日20時32分
読売新聞)
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