【ニューヨーク=山川一基】16日のニューヨーク株式市場は、金融大手ゴールドマン・サックスが米証券取引委員会(SEC)から証券詐欺に当たるとして提訴されたことで金融株を中心に売られ、大企業で構成するダウ工業株平均の終値が前日比125.91ドル(1.13%)安の1万1018.66ドルとなった。下落は7営業日ぶり。
この日のダウ平均は、取引開始直後は前日終値をはさんでもみあっていたが、SECの発表後に急落。取引時間中には3日ぶりに11000ドル台を割り込み、一時は前日終値比で170.65ドル(1.53%)安い10973.92ドルをつけた。
ゴールドマン株は一時、前日終値比で約16%安まで下がった。JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカなど、堅調な決算を発表したばかりの金融株もそろって値を下げた。
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