解任された英国人の元社長が不透明な資金の流れを指摘し、経営が混乱しているオリンパスは10月26日、菊川剛会長兼社長(70)が代表権のない取締役に退き、高山修一専務執行役員(61)が社長に昇格する人事を発表した。
10月26日付で実施した。
元社長の解任後、市場の不信を招き、株価が急落したことの責任を明確化するのが狙い。
ただ、会見には、問題のM&A(企業の合併・買収)を主導したとされる菊川氏は欠席。
疑惑についても、高山新社長は「適正に行われた」と従来の主張を繰り返すにとどまった。
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