兵庫県尼崎市の連続遺体遺棄・行方不明事件で、角田(すみだ)美代子被告(64)(尼崎市のドラム缶遺体事件の傷害致死罪などで起訴)の親族らが、尼崎ドラム缶事件で死亡した大江和子さん(当時66歳)と、岡山県備前市の海に遺棄されたとみられる男性(54)の2人の遺体について「尼崎市の民家床下には3人の遺体を埋めていてスペースがなく、それぞれドラム缶にコンクリート詰めにして尼崎市の貸倉庫に保管した」と兵庫県警に証言していることがわかった。
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県警は、角田被告や周辺者らが死亡に関与したとみられる遺体が多数に及び、遺棄場所を探し回っていたとみている。
捜査関係者によると、大江さんは昨年9月、角田被告や大江さんの家族計4人に暴行を受けるなどして死亡。備前市の海に遺棄されたとみられる男性は角田被告の義妹・三枝子被告(59)(窃盗罪で起訴)の夫の弟で、昨年夏、角田被告の親族らに暴行、監禁されて死亡したとされる。
2人はほぼ同じ時期に死亡。2人の遺体はドラム缶にコンクリート詰めにされ、角田被告の親族が借りた尼崎市の貸倉庫に一時、保管されていた。
この経緯について、角田被告の親族らは県警に対し、2003~09年頃、尼崎市の民家の床下に谷本隆さん、仲島茉莉子(なかしままりこ)さん、安藤みつゑさんの3人の遺体を埋めたことを認め、「床下が手狭になり、掘る手間もかかるので、ドラム缶に入れることになった」と説明。
(2012年11月1日14時59分
読売新聞)
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