角界汚染
大相撲の野球賭博問題で、NHKの日向英実・放送総局長は26日、「今の日本相撲協会の対応のままでは、中継はできない。協会がどのような抜本的対策を打ち出すかが判断の材料となる」と語った。
新潟市内で開かれたNHK経営委員会主催の「視聴者のみなさまと語る会」での発言で、「名古屋場所が開催されたとしても、中継しないなど厳しい対応をお願いしたい」という視聴者からの要望に対して答えたもの。
語る会の後、日向放送総局長は記者団に「抜本的な対策とは、場所が開催されるなら、グレーな力士を出場させないなど納得できる形を取ること。さらに、長期的にはどうするのかという意味だ」と説明。
28日に開かれる日本相撲協会の緊急理事会と評議員会でどのような結論が出るか見守る姿勢を示した。また、「中継しない場合、できるだけ早く視聴者に説明する必要がある」とも語った。
(2010年6月26日21時10分
読売新聞)
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