2021年12月15日昨日の晴天から一転荒れた天気となる。でも午後から落ち着いて曇り空。
少し明るい空も。
時々通る自転車道
ニュースから
AFP=時事 国連の世界気象機関が気候変動に警鐘を鳴らした。
2020年6月20日にロシア東部のベルホヤンスクで記録された気温38度が、北極圏での観測史上最高だったと正式に認定した。この町は北極線の北約115キロに位置する町で、1885年から気温観測が行われているそうだ。38℃とは日本の夏だね。温暖化のひとつの現象ですか?
老化細胞
こちらも驚いた話。ラジオから得た情報。
外部からの影響を受けずに細胞を自壊させる厳密に制御されたプログラム細胞死 (PCD:Programmed Cell Death) の形態。個体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされるとされる。ということを学んだ。
DNAが修復不可能なほど大きなダメージを受けたときに、細胞分裂を停止してがん化を防ぐ細胞老化と呼ばれる仕組みが備わっていて、分裂停止中に修復を試みるそうだが、それでもダメなら老化し死を迎えるか、アポトーシスという
自ら死が選択されるプログラムが始動する。
ところが、
細胞老化によって分裂を停止したにもかかわらず、死なずに臓器や組織の中に居残りたまっていく細胞があるのだそうだ。
これが老化細胞だ。
この老化細胞は過剰に蓄積すると、難しい名前の細胞老化随伴分泌現象(SASP)という現象を起こす。
どういうこと?
蓄積した老化細胞からいろんな分泌タンパク質(炎症性サイトカイン,ケモカイン,細胞外マトリクス分解酵素などのプロテアーゼ類,増殖因子など)が産生されることが明らかになってきたのだ。
いろんな種類の分泌タンパク質を産生して、厄介ないろんな重大な影響を与えるのだ。
・慢性炎症を誘発し、がんや動脈硬化など加齢に伴って増える病気を発症させる。
・周囲の正常な細胞の細胞老化を引き起こし、さらに老化を加速させる。
なにっ・・・!!!???
もう分裂をしないのに死にもしない奇妙なこの老化細胞を「ゾンビ細胞」と表現してる人もいるようだ。
でも、いろんな種類の分泌タンパク質を産生するからか?逆のいい面もあるから不思議だ。
・免疫細胞を呼び込んで不要になった老化細胞を死滅させる。
・周囲の細胞を活性化させて傷ついた組織の修復。
若い人にはこんないい面が作用しているそうだ。
人間の体は本当に複雑にプログラムされ、細胞の働きを制御している。すごいね。
もう少し詳しく見ていくことにした。
参照:大阪大学微生物病研究所遺伝子生物学分野 原英二教授の研究結果