cottonの山日記

「孤高の人」を読んだのがきっかけでH15年から山にはまっています。

ANTENNA登山部 沢登り部活動 in 那須・中ノ沢

2017-08-25 | 登山
<2017_0823 ANTENNA登山部 沢登り部活動 in 那須・中ノ沢>

ANTENNA(息子がシェフやってるイタリアンのお店)に登山部ができ,部員4人(60歳,33歳,33歳,29歳)で那須・中ノ沢にて沢登りの部活動をしてきました。
私以外の若者たちは沢登り初体験。
入渓後「こりゃ~めちゃ楽しい~♪♪♪」でスタート。沢の中を登るのはとても新鮮だったみたい。途中でザル蕎麦やってエネルギー充填したら,予定より900mも沢を登り過ぎてしまい,沢下りのおまけも・・・・。
とても楽しい初回の部活動となりました。

今回はコメントなし。沢登りの雰囲気を味わって下さい(^_^)v














































































さてさて次回の部活動はどこになるかな!!!

2017_0805 井戸沢 沢登り【事前勉強編】

2017-08-06 | 登山
8/5土曜,那須の井戸沢に沢登りに行ってきました。
井戸沢は今回で4回目(うちソロ2回)。
実は近々,息子(33歳)とその友達2人計3人を連れて井戸沢に行く予定なので,過去3回登っているものの,今回は事前チェックが目的。
3人は今回が沢登り初めて。怪我させないように無事下山させねば。一般登山と異なり,沢登りは危険が一杯。

裕介,やっくん,まっくん,これ見て良く予習しといてね(^^)/

◆スタート地点。8:17


◆途中の林道。8:21


◆熊鈴2個付けてったものの,遠くからみたら熊が木登りしている様に見えドキリ。違っていてホッ。この辺りは熊が数多く生息しています。8:51


◆三斗小屋宿跡。この道は昔は重要な街道だったのです。9:04


◆三斗小屋宿跡の石碑。9:06


◆入渓地点の「那珂川源流」石碑に到着。ここまで約1時間。9:10


◆この橋が架かっているところが目印。9:11


◆沢登り用ザック。サイドはメッシュで出来ていて水が入ってもすぐに抜けるようになっています。9:15


◆濡らしてまずいものはビニール袋にいれて。9:15


◆スポーツドリンクは2本程度。足らない場合は沢に美味しい冷たい水が沢山あります。ビールはお好みで。9:15


◆沢シューズ,沢ソックス,すねスパッツ,ニーパッド。9:15


◆スリング(左),ハーネス(右)。ソロの場合は持参の意味がないのですが,ザックの重さ検証のため持参。9:15


◆スリング(オレンジ),お助けひも(短いザイル)。9:15


◆準備を整えいざ入渓。最初は水が流れていないところを登ります。9:35


◆最初の関門。「堰」。9:44


◆左側のトラロープがぶら下がっているところを登ります。結構急です。沢シューズは底がフェルトなのでグリップが弱いので十分注意して登りましょう。9:46


◆水が流れる沢が出てきました。9:52


◆最初のうちはこんな感じ。この辺の登りは簡単。9:57


◆滝の中は基本登りません。ここは左を登りました。10:01


◆いよいよ出できました,井戸沢の核心部「F(フォール)2」。約15m。10:07


◆真下から見たところ。とてもじゃないけど直登なんかできません。10:07


◆よって,ここは右側の岩岩を登ります。まあ最初は簡単ですが,最後が超難関。手が届かないのです。残置ロープや残置スリングが3本ぶら下がっていますが,どうしてもそれを頼らずには登れません。それらを利用してもそのポイントを登るのは極めて難しいので注意。沢シューズはグリップが弱い点,残置ロープや残置スリングを持って引き上げても次の足場が無い。どうすればいいか悩みます。ここは各自の技量が試される箇所です。斜度は垂直に近く,正直怖いです。
でも,今回は沢登りの上級者すがやん先生が来てくれるので,トップをすがやん先生にやってもらい,お互いのハーネスをザイルでつなぎ,安全確保を図るから大丈夫です。
【注意点】
・登る者は自分のハーネスの安全環付きカラビナに上からぶら下げられるザイルのエイトノットを確実にカラビナに通すこと。
・登る時,ザイルはある程度ピ~ン(テンション)と張っていなければなりません。なぜなら,もし落ちた場合ザイルにゆるみがあるとその分は落下してしまうからです。適切なテンションがあれば,その場で止めることが可能となります。よって,上で確保してくれているすがやん先生との呼吸を合わせることが重要。当日は,ホイッスルを使用して,ザイルを引き上げるのが早い場合は笛2回とか,登る前に決めましょう。
・ちなみに上で確保してくれるすがやん先生は,まず,引っ張られて自分が落ちてしまっては困るので,スリングを太い木に巻いてそのスリングを自分の安全環付きカラビナに通し(自己確保,自己ビレイと言います。),ATCというクライミング道具にザイルを通して落ちた時にストップをかけます。


◆F2の上部はこんな感じ。10:23


◆さらにその上。10:24


◆沢はいろいろな顔を見せてくれます。10:47


◆10:47


◆10:49


◆ここはなかなか急斜面で落ちたらヤバイので,左側を篠をつかみながら登りました。ここで注意点がひとつ。篠は根がしっかりしているので複数を掴めば大丈夫ですが,草は根が浅く,かつ,葉も弱いので絶対掴まないこと。10:56


◆こういう滑らかな流れのところは「ナメ」と言います。11:09


◆ここもなかなかやっかいですが,なんとかなります。11:19


◆上の写真の真下部分から。11:19


◆綺麗でしょ。今回の沢水はちょっと冷たかったです。暑い日がなかなか続いていないからかな。11:30


◆源頭部に近づいています。11:42


◆もうすぐ源頭部。11:50


◆水が無くなった源頭部。12:48


◆稜線に出るための最後の藪漕ぎ登山。12:59


◆稜線到着。13:07


◆天気予報が良い方に外れ晴れ。13:11


◆周りの山の眺望。13:16


◆流石山到着。ここで着替え,昼食,休憩。13:16


◆相当疲れてます。13:43


◆流石山から下り大峠に。三斗小屋温泉方面に向かいます。14:15


◆三斗小屋宿跡に向かいます。しかし,途中で道が切れてしまい,仕方なくまた沢シューズを履いて中ノ沢を下りました。14:40


◆入渓地点に到着。15:55


◆駐車場に到着。16:38


◆タイム
スタートから入渓地点 1時間
沢登り        3時間45分
入渓地点までの下山  2時間15分
スタート地点まで      45分
         計 7時間45分

8時20分に出て戻ったのが16時40分。ソロでも約8時間の行動。パーティーとなるとさらに時間がかかるのは必須。
7時30分には駐車場をスタートしたいね。ということはcotton宅集合は5時かな。


◆ポイント
・ 沢登りは脚力は勿論,腕の力も相当使います。
・ 真っ正面を向いて登るだけでは突破できない場所もあります。たとえば,左の岩壁に左足を突っ張り,右手を右壁に突っ張り,それを繰り返してクリアするテクニックも必要です。
・ 体のバランスはたえず前傾が基本。
・ 足が届かないところは膝をついて登るところもそこそこあります。
・ 沢登りは集中力を切らずに登り続けること。


まあ,若いから問題は無いでしょう。
当日は大自然とお遊びして,おおいに楽しみましょう( ̄^ ̄)V